浜田市内田町に鎮座される「三家元(みかもと)神社」。御祭神は『御神本國兼命(みかもとくにかねのみこと)・周布兼定命(すふかねさだのみこと)・内兼茂命(うちかねしげのみこと)』。
境内入り口より神域を守護をされるのは、小柄ながら一生懸命な顔立ちの狛犬さん一対。「精一杯頑張ってます」感が半端ない(^-^)
祭神『御神本國兼』は平安時代後期の官吏で、石見の豪族・益田氏の祖とされます。 藤原の末裔である『藤原定通』が浜田の御神本に居館を構えてより、『御神本氏』を称したと云われ、南北朝の争いでは後醍醐天皇方として戦われました。
境内より神域を守護されるのは明治十九年奉納の後期石見系構え狛犬さん一対。阿吽共に顔立ちは穏やか、参拝者を見上げるような視線が実にお優しい。
この日は境内摂社の恵比寿講という事で、拝殿横の社務所には宮司さんや氏子の方々が揃っておられました。祠の扉が開けられる機械は滅多に無い事だからと、摂社内の『恵比寿・大黒神』のお顔を拝見しながら参拝をさせて頂く事に。
綺麗に彩色された二神は、極上の笑顔で私たちに笑いかけ、手を合わせる私たちも思わず笑顔に。恵比寿講なのに大黒様が一緒なのは、これはもう日本人独特の神様への大らかさという事で(笑)。
三家元神社の宮司様。その折には暖かいおもてなしを頂き有難うございました。心より感謝申し上げます。
参拝日:2012年11月9日
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