吉永小百合の新作映画「まぼろしの邪馬台国」の前売りチケット
吉永小百合の新作映画「まぼろしの邪馬台国」は、11月1日(土)全国ロードショーだ。それに向けて、今大規模なキャンペーンが実施されている。
先にも書いたが、この映画の公開を記念した「吉永小百合フレーム切手」の予約が、9月16日から郵便窓口で予約受け付けが開始される予定となっている。また、一昨日の8月30日(土)からは前売券が発売開始されているが、この前売券には、「A3サイズ・壁掛6枚」のカレンダー(限定)が付いてくる。
私は既に60歳を超えており、この映画を鑑賞する場合は、当日窓口で1,000円を支払えばいいのだが、このカレンダー欲しさに1,300円の前売券を購入した。
それにしても、吉永小百合などが出演する場合には、こうした大々的なキャンペーンが展開される。前売券発売開始日の8月30日には、スポーツ紙などに全面広告も展開されている。
その一方では、ほとんど宣伝もされずに、シネマ・クレールのような独立系で、ひっそりと上映される映画も少なくない。いや、こうした映画の方が圧倒的に多いと言えよう。公開されるのはまだ良い方で、岡山市での日本映画の上映率は、不確かだが70%程度だと記憶している(間違っていたらゴメンナサイ)。つまり3割は、制作されても岡山市では観られないのが現状だ。
そうした状態であり、私たち観客が「優れた作品」を見つけ出して観るということが、大切となっていると思う。それはとても、難しいことだが。