やっと「確定申告」を提出、100円を惜しみ200円の無駄をした
今日は「ひな祭り」、心ウキウキの日だ。しかし、とても寒い一日だった。少しだけ風花も舞った。県北では雪が降ったりもしている。この寒さは明日も続きそうだ。
そんな中で、少しだけ焦っていた確定申告を今日やっと終えた。ほんのわずかだが「還付金」があるので、毎年確定申告をしている。大変な収入や支出があるわけではないので、簡単なのになかなか作成作業に取りかからない。苦手なことに、逃げ惑う自分がいる。
それでも、昨晩意を決して頑張り書き終えた。そして、今日提出しに行ってショックを受けた。100円を惜しんで200円の無駄な支出をした。激しく落ち込んでいる。
昨年は混雑を避けて西税務署へ提出に行った。そして今年は、どんな雰囲気かを知りたくて駅前のリットシティビルに開設されている確定申告会場に行った。私は還付だけなので、書類の提出のみであり、専用の窓口もスムースだ。会場内には相談コーナーがあり、セルフで作成するためのコーナーがあり、20台のパソコンも置かれている。
ところが、その会場で問題が発覚した。ナント、「駐車券をお持ちの方は提出ください」との張り紙がある。聞けば、ママカリかリットシティのパーキングに駐車をした場合には1時間無料とのことだ。
私はと言えば、ママカリ等は1時間300円と高いので、直ぐ近くの1時間200円のところへ停めた。当然対象外だ。貧しい身であり何とも悔しいし、100円を惜しんで200円の無駄な支出をした。まだ、心の中で諦めがつかない。
ともあれ、今日提出した確定申告書の掲載間違いがなく、少しだけ還付金があるのを楽しみにしている。楽しみと言えば、隔年で行っている北海道・富良野に、今年も行けるといいのだが。
昨日は「映画『無言館』を観る会」の役員会、5月29日へ動き出した
5月29日の「映画『無言館』を観る会」が主催する「映画『無言館』&窪島誠一郎「無言館」館主の講演会」の開催チラシやチケットが完成した。そのこともあり、昨日は「映画『無言館』を観る会」の役員会が開催され、私も参加させていただいた。
この5月29日の三木記念ホールでの催しに先立って、来週の3月11日(金)には映画「無言館」の「完成披露試写会」を開催する。これからチケットを拡げていただける方々に、まずは映画を観ていただき、確信を持って訴えていただけるようにと企画したものだ。まずは映画「無言館」を観て欲しいと考える。
「5月29日の『上映&講演会』に協力するよ」という方は、是非ともご連絡をお願いする。「完成披露試写会」の招待券を提供させていただく。
ところで戦没画学生慰霊美術館「無言館」に関わっていることもあり、野見山暁治・橘秀文・窪島誠一郎著『「戦争」が生んだ絵、奪った絵』(新潮社刊)を改めて読み返した。
この本の中で、「無言館」館主の窪島誠一郎氏が、「『無言館』の13年 眠れる『絵の骨』」と題して書いている。
「戦没画学生慰霊美術館「無言館」(長野県上田市)が13回めの夏をむかえた。例年にくらべると、今年の夏は身も世もないくらいに暑い。そのせいかどうか、来館者数は13年間のうちで最低を記録しそうだ。(中略)減少傾向は来館者数だけではない。(中略)戦後60余年の風雪をこえて、必死に画学生たちの絵を守りぬいた『第一保護者』の人々が、次々とこの世から去るけしきは何とも心細くてやるせない。(中略)戦後65年の歳月やきびし、今やわが『無言館』は確実に風化、いや孤島化の曲がり角をむかえているとでもいえようか」と書き出している。
そして「『無言館』は画学生たちの『遺作』の確保にこだわり続けるのか。答えは簡単だ。画学生たちの『戦死』は、人間生物学上の死を意味しても、かれらが描きのこした作品がどこかに存在する以上、画家としてのかれらの死は認められないからである。(中略)ただ一枚の画布、一冊のスケッチ帖にきざみこまれた絵画表現は、かれらの命にかかわる唯一無二の『生存証明』であることを忘れてはならない。それは同時に、わが『無言館』が戦死した画学生たちの美術館ではなく、今もそこに生き続けている絵たちの美術館であるための基本姿勢でもあるのである」とも書かれている。
こうした文章に出会いと、早く記録映画「無言館」を観て欲しいし、窪島誠一郎「無言館」館主の講演を聞いて欲しいという思いが強くなる。
是非とも、今から5月29日(日)は空けておいて、是非とも参加して欲しいと願う。心からのお願いだ。10時30分~映画上映 13時~講演 14時30分~映画上映だ。