20年ぶりの大雪を楽しむvs膝小僧を抱えて家に引きこもる、何という違い
昨日の20年ぶりの大雪について、多くの方がブログやフェイスブックで取り上げておられる。風景写真であったり、お子さんなどと作られた雪だるま等々、岡山には珍しい大雪をずいぶんと楽しまれたご様子が伝わってきた。
そんな中で、私が親しくさせていただいているかは、そのブログに「『犬は喜び庭かけ回り🎶~オヤジは野山に遊びゆく?』とりあえずは弁当、カメラ、あとは思いつくままソリ、スノーシュー、クロカンスキー、アイゼンを車に積んで」と書き込まれていた。そして、龍ノ口に登り、そこから見える風景をたくさんアップされたおられた。
まさに、人生を楽しまれておられる。その姿勢を羨ましく思い、膝小僧を抱えて家に引きこもって過ごした私と、何という違い。眩しく眺めている。そして同時に、我が身を恥じた。我が人生の貧しさを痛感した。
「上方に居を構えて大阪の役者として生きていきたい」(片岡愛之助丈)
私が参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」は、ずいぶんと長く「歌舞伎鑑賞教室」を岡山の地で主催して開催してきた。この「歌舞伎鑑賞教室」は、故十三世片岡仁左衛門丈が、上方歌舞伎の振興を願って立ち上げたもので、ご長男の片岡我當丈が十三世の熱い思いも含めて引き継がれて、開催してこられている催しだ。
そんな上方歌舞伎の伝統を受け継いで頑張っているのが、今年の11月23日(日)に開催する「備前おかやま大歌舞伎」公演で、座頭を務める片岡愛之助丈。
その片岡愛之助丈が、「大阪府と大阪市が、芸術文化において『旬の活躍』をした人を讃える平成25度『大阪文化賞』」を受賞している。片岡愛之助丈の歌舞伎やテレビ等での活躍が認められての受賞でありとても嬉しい。
そして、昨日届いた雑誌「季刊 上方芸能(第191号)」で、その「大阪文化賞」の贈呈式での片岡愛之助丈が言葉に接して、またまたま嬉しくなった。その言葉は、以下のようなものだ。
「一生、上方に居を構えて大阪の役者として生きていきたい。歌舞伎を一人でも多くのお客さんに見てもらいたい。世界にも発信していきたい」と。
片岡愛之助丈には今後とも上方歌舞伎の隆盛のために頑張って欲しい、心からのエールを送る。そして同時に、今年の「備前おかやま大歌舞伎」公演では、満席で片岡愛之助丈をお迎えせねばと、自分自身にプレッシャーをかけた。