片岡愛之助の「GOEMON」、大劇場を活かした楽しい舞台で痛快だった
4日には、大阪松竹座へ「GOEMON 石川五右衛門」を観に行った。初演の2011年徳島・システィーナ歌舞伎でも観ていて二度目(舞台は三度目の再演)。
エンターティメント性を重視したとてもサービス満点の舞台。主演の片岡愛之助丈を始めとして、上村吉弥丈、中村壱太郎丈、そして今井翼さんの各々見せ場をたっぷりと用意されている。そして、二階席のみなさんにしっかりとサービスしている。
さすが広い松竹座の舞台が、しっかりと活かされた楽しい舞台となっていた。たっぷりと魅了された。徳島・システィーナで観た舞台とは全く違う印象を受けた。
劇団新感線の演出家のいのうえさんが、大劇場での舞台づくりの楽しみと喜びについて、語られているの読んだこともある。さながら、劇団新感線の舞台を観ているかのよう。そう、大劇場の広さや回り舞台、そして照明などを生かし切った舞台は観いていて痛快。楽しい時間を過ごした。
片岡愛之助丈、上村吉弥丈、中村壱太郎丈の三人に、11月公演の完売を報告
この松竹座の舞台には、先にも書いたが、来月・11月の「備前おかやま松竹大歌舞伎」にご出演いただく片岡愛之助丈、上村吉弥丈、中村壱太郎丈の三人が出演されている。
その三人のみなさんの楽屋にお邪魔し、「11月の舞台のチケットが完売となった」ことを報告させていただいた。みなさん喜んでいただいた。そして、みなさんが口々に「素晴らしい舞台をお目にかけますので、お楽しみに」と言っていただいた。11月23日をお楽しみに。
水口一夫作・演出の「新しい歌舞伎」に、40年の歴史を感じ魅了された
さて、「GOEMON」の作・演出は水口一夫さん。今でこそ、故中村勘三郎さんを始めとして少なくない方々がチャレンジされている「新しい歌舞伎」。水口さんが今回の舞台の番付に、「40年前渋谷・ジャンジャンで始めたが、最初は非難囂々だった」と書かれている。
今回の「GOEMON」に、水口さんの「新しい歌舞伎」づくりの40年の歴史が活かされており、魅了された。片岡愛之助丈とタッグを組んで、さらなるチャレンジを重ねて欲しいものだ。
水口さんは来月の「永楽館歌舞伎」でも、同じ三人が揃う新作舞踏劇「神の島」の作・演出もされる。これからも頑張って、私たちを楽しませて欲しいと願う。
松たか子の紅白出演を報じた日刊スポーツ、コンビニをハシゴして買った
昨日の朝の松たか子の紅白出演を報じたのは、日刊スポーツ。その「日刊スポーツ」を買いに、昨日はコンビニに走った。朝8時頃のことだ。最初のコンビニ行くと、ナント、「日刊スポーツ」はなかった。他のスポーツ紙はあったのだが・・・。
お店の人に聞くに、「『日刊スポーツ』は入っている。130円と安いので、最初に売れる場合がある」とのこと。次のお店に走って、やっと買えた。わずかこれだけの記事のために、コンビニをハシゴ。ホント、私もスキだと思う。
その日刊スポーツは、次のように書いている。「NHKが極秘に進める紅白での『アナ雪』コーナーについて、詳しい関係者は『当然、松さんありきの企画」と断言した。『アナ雪』で、雪の女王・エルサの吹き替えを担当した松は、劇中で同曲を歌い、その迫力ある歌声が話題になった。しかし、テレビやライブでは一切、歌ずじまい。それでも、同関係者は『NHK側は、松さんに紅白で歌っていただけることに100%の自信を持っている』と明かした」。
松たか子とMay J.、二人にどう「ありのままで」を歌わせるのか、常識的に考えると難しい。そして何より、松たか子が出演オファーを受けるのかどうか疑問にも思う。そうは言いつつも、楽しみにして待つ私がいる。