昨日は「生存確認」のための外出。関係各方面に少しだけ顔出しをした。
そんな中で行った岡山市役所の1F市民ホールで開催中の「中国帰国者問題写真と資料展」の展示にしばし見入った。そして、関係者の方々ともお話しさせていただく機会を得た。
この展示は2008年に第一回目が開催され、もう13年も続いている。その間には、「中国残留孤児」問題が表面化する中で、その実態を知ることができる、とても大切な展示会ともなった。
今回の展示では、帰国者の方々のための日本語教室の実態展示とともに、深刻となっている帰国者の方々のための介護事業(ヘルパーステーション)が関係の方々の手で開設されたことなどが展示・報告されていて興味深い。
また、圧巻は、一貫して残留孤児、中国からの帰国者のためにご尽力されている小林先生が中国からの引き揚げ・帰国の手記なども展示されている。私も北朝鮮からの引き揚げ者なので、涙なしには読めなかった。
にしても、戦争は絶対にNO、戦争犠牲者を出してはならないと考える。の意味で、これからも「戦後」をいつまでも続ける努力をしなければと思う。