大阪松竹座の「新春公演」を楽しんだ、歌舞伎の様式美、色彩美に酔いしれた
昨日は大阪松竹座「寿 新春大歌舞伎公演」を楽しんだ。1998年から毎年お正月公演は観劇している。数えてみると、もう15年も続けて観ていることとなる。我ながら、すごいなと思う。
ところで、昨日は昼の部を観た。「傾城反魂香」「修善寺物語」、そして舞踊劇「積恋雪関扉」の三演目だ。市川海老蔵は昼の部の三本全てに出演し、夜は「通し狂言 雷神不動北山櫻」で主役・五役を勤める。スゴイの一語だ。
海老蔵が出演するというだけで観客の入りも違うとは言え、さすがに少し強行軍すぎる、無理のさせすぎという気はする。そうは言いつつも、たっぷりと楽しませてもらったが。
ところで、歌舞伎の舞台はとても魅力的で、いつもその様式美、色彩美に酔いしれる。テレビではその魅力はとても味わえない。やはり生の舞台であればこそだ。テレビで歌舞伎を観ると間違いなく眠ってしまうが、生の舞台を観ているとワクワクする。
さてその今年の歌舞伎見物であるが、お正月の公演とともに、大阪・松竹座の7月公演も見続けている。私が参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」で、1月と7月に「観劇ツアー」を出しているので、その関係での観劇だ。先にも書いたが、1988年から続けている。
そして、今年はそれに加えて、2月新橋演舞場から始まる「中村勘九郎襲名披露公演」だが、大阪・松竹座に登場するのは9月公演となる。これも観劇ツアーバスを出せればと考えている。
そして来年のことになるが、来年1月の松竹座は市川亀次郎の猿之助襲名披露公演となる。その公演には香川照之は市川中車を名乗って歌舞伎の舞台に登場する。これも、絶対に観なければと思っている。今年も歌舞伎貧乏は続きそうだ。
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