地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

贈呈式

2013年01月07日 | 歌舞伎・演劇・バレー

 

公募脚本をルネスの舞台で地元アクターが演じる「演劇on岡山」、乞うご期待

 東京で制作された舞台を岡山の地で観る、というのではなくて、地元岡山のアクターたちによって岡山から発信する舞台作りを、を掲げて出発したルネスホールの特別事業「演劇on岡山」。私も一員であるルネス「空間創造委員会」が、所管する事業だ。

 昨年からは脚本も公募(賞金は30万円)、そしてルネスを稽古場として使用し、演出家は3ヵ月間岡山に在住して制作するという、何とも贅沢な体制が敷かれた。今年はその二年目になるが、昨日・6日に日曜日に、その稽古始めが行われた。

 それに先だって、昨日は公募した脚本の最優秀作品などの発表&賞金の贈呈式を行った。今年の「演劇on岡山Ⅲ」の脚本に選ばれたのは、末原拓馬さんの「月の鏡にうつる声」だ。公募の条件である「温羅と桃太郎」を題材として独自の、しかもとてもスピード感のある脚本となっている。

 ところで、この末原拓馬さんは劇団「おぼんろ」を主宰し作家兼演出家、そして俳優でもある。岡山の地で、この末原拓馬さんのお名前を聞いたことのある方もいると思う。

 思い出された方もあるかもしれないが、そう、岡山の映画製作チーム・ シネマファクトリーが作った映画「さぬき巡礼ツアー」(香川県で行われたさぬき映画祭で、企画優秀賞&奨励賞を受賞)の主演俳優さんだ。少しだけお話しさせていただいたが、とても素敵な俳優さんだ。是非とも、ブログを訪問して、その横顔を知っていただきたい。

 ともあれ、3月24日・25日の「演劇on岡山Ⅲ」公演に向けて動き出した。この三ヶ月間で、岡山に泊まり込んで演出していただく関美能留さん(演出家/劇団「三条会」主催)と地元岡山のアクターへたちの手で、どんな素晴らしい舞台が創られるか、とても楽しみだ。今から日程をチェックして、是非とも観て欲しい舞台だ。

 

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