「最後のイタコ」と呼ばれている松田広子さんの『最後のイタコ』を読んだ
昨日読み終えた本は、松田広子著『最後のイタコ』(扶桑社刊)。今「絶滅危惧種」と心配されている「イタコ」。松田広子さんは19歳の時にイタコとなり、「南部八戸イタコ6世代」だそうだ。
現在イタコは10人以下、松田さんのような40歳代のイタコはわずか2人で、この二人がいなくなればイタコという職業は消滅する。それ故、松田広子さんは、「最後のイタコ」と呼ばれているそうだ。
私も一度だけだが、恐山に行ったことがある。イタコの方々のお姿とも出会った。神仏を信じない私であるが、「イタコの口寄せ」の力を借りて今は亡き両親と話をしてみたいと考えたりもする。
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