期待はさらさらしていなかったが、案の定民主党の代表選は一番つまらない結果に終わった。まさか、２度目の登板となった安倍首相にあわせたわけではなかろうが、岡田じゃ新鮮味もなにもない。
何より、安倍のしゃべりはつまらないが、岡田はそれに輪をかけてつまらない。まもなく開会する通常国会はしゃべり下手の党首によって、まったくつまらない国会になりそうだ。国会が馬鹿馬しいにもほどがある笑えない寄席と化すのは避けられそうもない。
史上最大の予算をぶち上げたにもかかわらず、消費税を上げておきながら、社会保障費を削るという国民を小馬鹿にした安倍の暴挙を岡田はどう追及するというのか。
安倍の自画自賛のやり放題に、むきになるだけでしゃれのひとつも言えない岡田の姿が目に浮かぶ。ただでさえ争点ぼけの国会に国民の関心は薄れる一方だ。
