シャフリかコントか、結局、どちらを推すか最後まで悩んだ。昨日まではシャフリに決めていたのに、やっぱりあの迫力満点の調教を見せられて、おい!待てよ!となってしまった。
あれこれ見て、考えて、最後はコントで行くと決めた。決め手は鞍上だった。出走する4世代のダービー馬、そのうち3頭の手綱を取ったのは祐一だ。三冠もさることながら、2戦目こそムーアに任せたが、それ以外の9レースすべてで祐一が手綱を取り続けたことこそ強さの証明ではないのか。ディープと武豊の関係と同じだ。そう思うと、秋天の2着も引退レースへのステップであり、無理をしなかった結果に思えてくる。終い最速の上りを見せたことでも、まだまだ余力があった証とみるべきだろう。
相手筆頭は当然シャフリ、そしてアリストテレスとオーソリティ。シャフリの対抗は当然として、アリストテレスに復活の気配を感じる。前走、マカヒキに差されはしたが、直線で先頭にたったあたりは菊2着を彷彿させる強さを見せた。鞍上も若手のホープ、進化した一面を見せてくれそうだ。
オーソリティも府中は連対率10割、文句なしに走る。しかもルメールは2戦2勝、やっぱりここは無視できない。
あとはやはり怖い3歳牝馬、ユーバーレーベン。オークスを快勝して臨んだ秋華賞だったが、見事なまでに完敗。府中で心機一転、ハンデを味方に3歳女王の意地を見せる。