マル外ダービーも今は昔、今年はわずか1頭の出走とあっては、いやはや隔世の感がある。それにしても、3歳クラシックだが、そろそろ従来の3冠だけでなく、スプリンター、マイル、ダートのGⅠを増やしてもいいのでは、カテゴリー別3冠とまでは言わないが、春と秋にそれぞれ新設してもいいころではないのか。などと、予想そっちのけで考えたりしている。
それというのも毎年のことだが、NHKマイルは群雄割拠で、とにかく難解だ。マル外さえ押さえておけば間違いなかった時代が懐かしい。難解すぎて、ついつい思考が錯乱する。
そこで思いついたのが、府中で実績のある馬に絞るだ。府中未経験、しかも一度も馬券に絡んでいない馬は全部切る。
残るのは①フロムダスク、おおっと、あららヤクルトが逆転サヨナラ、この結末はヤバイ、いやな負けだ、明日から連敗街道まっしぐらなんてことにならなければいいのだが・・・そう、春の珍事に慣れすぎた往年のベイファンは弱気なのだ。
ここは気を取り直してNHKマイルに集中しよう。②モリアーナ、③ウンブライル、⑥エエヤン、⑦オールパルフェ、⑨ナヴォーナ、⑩オオバンブルマイ、⑪シャンペンカラー、⑫クルゼイロドスル、⑬ドルチェモア、⑰ミシシッピテソーロ。
ありゃあ、11頭も残ってしまった。もう少し絞れないか、エイッ、いっそ府中の重賞好走馬に絞ろう。
残ったのは①、②、⑩、⑬の4頭。オオバンブルマイ、ドルチェモアの人気2頭がしっかり残っている。密かに注目していた唯一のマル外フロムダスクが残ったのも、なんかうれしい。ジュベで2番人気ながら12着と大敗したモリアーナも残った。鞍上が横山典に替わって不気味だ。
この4頭は絶対買う。あとは初の府中になる実績馬の取捨だ。シングザットソング、セッション、カルロヴェローチェ、ダノンタッチダウンだが、やっぱ見限るわけにもいくまい。
3連勝中のエエヤンはどうするか。府中の新馬戦芝2000で2着の後、未勝利戦芝1800で5着、その後の中山で3連勝、中山向きの馬と決めつけ、ぶった切るか。
とりあえず8頭が残った格好ではあるが、人気上位馬もそれなりに実績があるとはいえ、前走でケチがついただけに、信頼度と言う点ではいまひとつ。なんだか大荒れの予感がする。ぎりぎりまで悩むとしよう。