オペラ座そばでお気軽夕食しました。
エスカルゴと鴨肉。

9月末前は上期の締めなので、何かとせわしない。
このところ毎日遅くまで会社なので、買い出しもできず
食材が底を尽きかけています。
冷蔵庫に残っているものでなんとかなるものです。
ジャガイモ、しめじ、つまみなの味噌汁
白だしとほんだしを使いました。おいしい。
ぬか床の下のほうに隠れていた大根。これもなかなかの味。
ウィンナーとイトーヨーカドーのごぼうサラダ。
冷凍していたごはん。
野菜スープは先日のカレーを作った時に、ルーを入れる前に抜いておいたもの
キャベツとベーコンを炒めて、とき卵で完成と思ったが、とき卵をやめて、
melty cheeseを入れました。
朝ごはんを作っていくうちに
あれもこれもとなり、
作り過ぎるのは、以前と同じです。
発酵食品を食べていれば、体調万全と
信じて。
せっかく、久しぶりに渡米したので
現代のアメリカ事情を把握しようと思い、
堤未果著「㈱貧困大国アメリカ」を購入しました。
富める国アメリカの中で、なぜデトロイトが
破産宣告を受けるようになったのかが
わかりました。自分のこと、子供のことを考える
方には、この本はお薦めです。
著者はジャーナリストの馬場何とやらのお嬢さんだそうです。
夜遅くの到着だったので、冷蔵庫の中は空っぽ
かろうじて有ったレタス、イトーヨーカドーのポテトサラダ。
イカは年老いた父が作ってくれた一夜干しにワサビ醤油。
味噌汁の具は、出発前に冷凍にしていた油揚げ、キノコ類、摘まみ菜です。
しっかりだしはとりました。
それに冷凍にしていたご飯。
とりあえずは、おなかに優しい感じがしました。さすが和食です。
やっぱり、日本人は和食に限る!
アメリカと言えば、ステーキかハンバーガー。
デトロイトのトランジットは3時間も待ち時間があったので、
最後にステーキを食べようと思い、レストランを探しましたが、皆無でした。
ハンバーグか、またはチキンソテー。サラダ単品など。
ヘルシーな国になったのかな、っと思いつつハンバーガーに切り替えました。
出てきたハンバーガーを見て、唖然。
ヘルシーどころではなく、やっぱりfattyな文化でした。
半分は残しました。パンを挟んで食べるには、高さがあり過ぎ。
どのようのして食べるのが正しいのでしょう?
アゴが外れかねないでしょう。
私は、フォークとナイフでハンバーグ(パテ?)を切って食べ、
パンも適当に残しました。ハンバーグ定食みたいな食べ方ってどうかなと思いつつーーー。
美しい食べ方は?
ロチェスターで一仕事をしてから、デトロイト経由で成田に向かいました。
デトロイトは先月の報道で破産宣告をうけたとのこと。
日本では夕張市が破産しましたけど、アメリカはデトロイトに限らず、
どこの市も財政は最悪のようです。学校の民営化を進めて、財政を立て直すのが
流行っているようです。これはオバマが大統領選で教育産業から多額の選挙資金の
献金を受けた見返りとも言われています。
世界でも裕福な部類のはずのアメリカが国家財政も地方財政も破たんとなると、
世界恐慌に陥らないのが不思議です。微妙なバランスの上に立たされている気がします。
デトロイトに着陸する前の空とミシガン湖はそんな心配をあざ笑うかのようでした。
ブロードウェイから宿泊したRoosevelt hotelまで、
宴の後をゆっくり歩きました。
タイムズスクエアーは私をはじめとしたお上りさんばかり。
グランドセントラル(ステーション)は今年100年目。
石作りの建物は風格を増します。
ここの地下に、オイスターバーの有名なお店があると、以前にきいたことがあります。
地元の人に聞いたところ、最近新聞でこのオイスターバーの衛生面がよくないと
新聞に載り、人気が落ちているとか。旅人は当たるかもしれないものを
食せませんでした。
しばらく、ASEANと中国への出張ばかりだったので、20年ぶりのニューヨーク。
今回もプエルトリコ、ニュージャージーと田舎を周っていたので、ニューヨークの
ネオンサインはまぶしいばかり。町は電気を使いまくって、日本では見られない
光景です。
バブルのころに、三菱銀行が購入したことのあるロックフェラーセンタービルは
今でも威光を放っていました。
映画「ある愛の詩(Love Story)」で主演のライアンオニールと
アリーマックローがスケートをしたシーンが印象的だった同ビル地下の広場は
夏の間に、オープンカフェのテントと傘が所狭しと並んでいました。
この映画、WASP出身のレッドフォードとイタリア移民の
マックローとの身分差のある恋愛。最後に、白血病でマックローが
死んでしまうというごくごくありふれたストーリーでした。
観た多感な時期だったので感動し、親に頼んで
翻訳本を買ってもらったのを思い出していました。
マザーグースってどんな鳥かと思っておりましたが、
宿泊したニュージャージーのホテルの前にて、
グースが散歩していると同僚が教えてくれました。
自然を大事にするアメリカですので、30cmほどのトカゲも見ました。
家を出て、25時間目に成田からアトランタ経由で辿り着いたのが、プエルトリコのホテル。
遠かったです。足腰が棒状でした。
プエルトリコに行くことになって、思い出したのはウェストストーリー。古すぎ?
記憶はあやふやなもので、ロミオとジュリエットを
プエルトリコ系のシャークスとイタリア系のジェッツに置き換えた悲恋物語を
プエルトリコがジェッツと覚えてしまっていました。当時は字幕にジェット団と出ていました。
プエルトリコは島国でどこか日本的な山と海の景色でしたが、南に下ると
樹木が減り、山は雑草が生えている景色に変わりました。
3回のスコールにも会いました。
アトランタで米国への入国手続きをしましたが、プエルトリコは無し。
プエルトリコでは国内便扱い。空港は米軍基地が併設されていて、
ハワイに続いて49番目の州になるとの噂も本当のような気がします。
NHK特番で、ここにアメリカの富裕層が税金逃れのために、移住していると
のこと。治安はいいし、英語は通じるので、たしかにここなら居心地がいいのでしょう。
仕事が終わって、ホテルそばのバーで、お隣の島キューバがオリジンですが、
こちらでも名物になっています。焼酎ハイと言ったら、元も子もないでしょうね。
ありがたく頂きました。