女子医大の岡野先生、理化学研究所の高橋政代先生、慶応大学の中村雅也先生、京大の八代嘉美先生の熱い熱い講演を聴かせてもらいました。
iPS細胞、ES細胞の現状と直面している問題がとてもよく理解出来ました。一流の先生が一般人に専門用語を使わずに説明されましたが、論点が整理されていて物凄くわかりやすかったです。
高橋先生からは、昨秋、加齢黄斑変性の細胞シート移植についての説明があったが、安全性の臨床であることを患者さんに予め理解してもらていたこと、視力は術前後で0.1で変わらないことを説明されたうえで、
出来ていることと出来ていないことを明確に話さ、事実を伝えることの大切さを再認識させてもらいました。
中村先生は慶応の医学部の一年後輩がラグビーのスクラムで脊髄損傷になり首から下が不随になっていること、脊髄は中絶した胎児から細胞の一部を採取して培養しようとしたが、法整備の壁にあって研究が滞留しかけた時に山中先生のiPS細胞の研究発表があり、共研に入れたこと、そして道は険しいが不随になっている後輩を治したいことを語ってくださったのには感動しました。
再生医療の法整備が出来たことは知っていましたが、各先生から世界で一番迅速に施行となり日本の成長を支える基盤にする、しなければならない気概を吸収しました。
とても興奮した状態なので、他の先生のお話も含め、まだまだ書きたいですが、読み返したら青臭いことを書いていそうなのでこのくらいに。
受講後に学生街で焼き鳥を食べました。
80円/本。しかもうまい。
他にボテサラ、ビール、ウィスキー、塩鯖で1300円でした。三田へ引っ越ししたい気分です。