tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

豊後梅漸く開花

2022年03月12日 15時58分13秒 | 環境
天気予報通り 今日は随分暖かい良い日にになりました。
 、
遅咲きの我が家の豊後梅の蕾も、一昨日、ようやく開き始めたと思いましたら、今日、夕方西日を受けるころには写真にとってもいいほどになりました。



遅咲きというのは、梅の木の種類や性質によるのではなく、単に日当たりが良くないからです。

4メートルの道路を隔てたお向かいのお宅に、やはり豊後梅の木があって、毎年我が家より数日早く開花して、家内が「うちの豊後もそろそろですね」などと言っていたのですが、そのお宅が引っ越され、家は建て替えられて豊後梅の木はなくなってしまいました。

先行指標がなくなったようなもので、何と無く寂しいのですが、当の梅の木はそんなことには関係なく、季節が来ればきちんと遅めに咲いてくれるという事のようです。

今年は再来週にはもう桜も咲こうという事のようで、やっぱり温暖化は着実に進んでいるのかなと思われるところですが、「年年歳歳花相似たり」で、かつ「歳歳年年人も同じ」で花が見られる事は有難いと思いつつ、スマホで写真を撮ってきました。

偶々、バックの空が真っ青で、通りのうるさい電柱、電線も気にならない位置にトリミングできたので、まあ良かったと思っています。

今年も早いリュウキンカです

2022年02月02日 14時17分35秒 | 環境
昨年は1月末に、霜柱と競うように咲いたリュウキンカでしたので、今年はどうかと見守っていました。





1月31日、まだ咲かないなと思っていましたら、昨日、2月1日、去年最も早かった玄関わきの塀際の株に一輪開花です。
昨年より1日遅れたのは、カラカラに乾燥しているせいでしょうか。気温の方は今朝は0℃でした。

さて、早速ブログで報告をと思って昼前にスマホを持って見に行きました。
早くも、もう2輪開花になっていました。2輪目はやっと開いたところ。

先週、ひと株お分けしたところから「もう蕾が出てきました」というお便りを受け取ったところでした。
これでは、そろそろ「咲きました」と連絡が入りそうです。

こういう「株」でしたら、いくら広がってもいいのですが、オミクロンでは・・・。

日本水仙咲きはじめる

2022年01月26日 15時08分37秒 | 環境
都下国分寺の昨日の朝はマイナス2℃でしたが、今朝はプラス3度と急に暖かでした。





先日からアケボノツツジの下で日本水仙の蕾が膨らんできていたのですが、昨日は、矢張り寒いからか開きませんでした。

今朝は思いのほか暖かかったので、もしかしたらと思って、朝、雨戸を開けた時見ましたら開花寸前、開きはじめの様子です。

昼近くなって少し陽が当たるようになり、それに元気づけられたように、昼過ぎにみると綺麗に咲いていました。

咲いたら写真を撮ろうと思ていたので、早速スマホをもって庭に出て、アケボノツツジの下にもぐって何とか咲きたての花を撮ることが出来ました。

歳のせいか腰を屈めて低い位置から写真を撮るのは、結構きついなあと思いながら、何枚かとった中の二枚をトリミングしたのが上の写真です。

昔から「 小寒の氷、大寒に融ける」などと言いますが、それもそのはず、大寒が終われば立春です。

リュウキンカ(立金花)の葉も伸びて、艶のある緑になってきました。そろそろ蕾も出そうです。

コロナの世になって3回目の春ですが、そろそろ何とかなってほしいものです。

チューリップの球根を植えました

2021年12月19日 22時42分51秒 | 環境
近年チューリップづくりは人気のようで、例年通りに(売れ残りを)種類を問わず100球纏めてという注文をしましたら、球根が間に合わないので、配送出来るのは12月下旬か1月上旬と事でした。

それで些か慌てて、年内に配送されるのは何かありますか、と聞いたところ、3色取り揃え80球という定番がありますという事でした。 

ほっとして、それを注文しましたら、一昨日到着しました。
昨日は、狭い花壇のスペースを整備して、今日朝から植える積りでした。 

ところが今朝は、都下国分寺市は、この冬初めての初氷、温度計はマイナス2℃、庭は一面霜柱です。
温暖化は何処へ行ったのかと思いましたが、温暖化は、気候の変動が激しくなる現象を伴うと聞いtことを思い出して、納得して午後まで待つことにしました。

球根を出してみましたら、赤、黄色、ピンク、白、そのほか混色などが10球ずつ8袋でした。

例年とおり1列30球のつもりで並べていきましたが、端の方に子供が苗が余ったと言ってソラマメを3本植えたいたので、「大」と書いてある大きな球根が8球余りました。

それは無理して一番後ろに4列目を作り「一番後ろが一番背の高いのならば恰好がつくだろう」と理屈をつけることにしました。

とがった緑の芽が出るのは1月か2月か解りませんが、お蔭様で来年も春には狭い花壇にあふれるようにチューリップが咲いてくれるだろうと楽しみにして待つことになります。

球根を植えるのには腰を屈めるので、今日は夕食のころから腰骨が痛い痛いです。これからゆっくり寝むことにします。

小菊満開:今年はそのまま育ててみました

2021年11月24日 15時20分04秒 | 環境
もう30年以上前でしょうか、庭に小菊を植えました。そのころはF1(1代雑種)ではなかったので、小菊は、わが庭でも古い住人となり、長い年月、毎年、可憐な花を咲かせてくれています。

小さな枝を1、2本とってきて洗面所や台所の端の一輪挿しに挿して置きますと、それなりに格好もついて何となく気分のいいものです。

ところが、毎年株も増え、あまり伸びるものですから、いつも剪定をして小さくしていました。その後、塀際に山茶花を植えたので、小菊はその根元になりました。

ところが一昨年山茶花に茶毒蛾の大発生し、それに懲りて枝をほとんど切ってしまい、去年は花をつけなくなって何か殺風景になったので、今年はせめて山茶花の足元の小菊を伸びるだけ伸ばしてやろうと思って剪定せずに数本の株を纏めて束にして伸ばしてみました。(山茶花は今年は数輪の花をつけました)

伸びると倒れてしまうので、支柱を立てて上に伸びるようにした結果、腰丈ぐらいまで大きくなって沢山の花をつけ、家内も、「伸ばして大きくしても結構サマになってるわね」というほどになって、私も「これなら菊人形みたいに何かすればよかったのかな」などと勝手なことを言いながら、写真を撮りました。



よく見ると気が付くもので、みんな同じ花かと思っていましたら、本卦返りか突然変異か、色の濃い真っ赤の花が所々咲いています。





地植えですから懸崖のようにはなりませんが、来年はもう少し何か考えてみてもいいかななどと思っています。




晩秋の気配、ススキの穂ふくらむ

2021年11月04日 15時53分48秒 | 環境


昨日の文化の日は、明治節のころから 天候でいえば「特異日」でいつも晴れといわれていました。

そして、確かに晴れの日が多かったように記憶にも1残っています。多分気象庁の記録でもそうではないでしょうか。

昨日は真っ青な空で、もう11月ですから、窓から家の中に随分日が入り、部屋はサンルームのようになって、窓を開け網戸にして扇風機で外の空気を入れたりしていました。気候変動のせいか、未だ庭には蚊をはじめ結構羽虫がいるのです。

今日も有難いことに、朝から昨日に負けない好天で、部屋には陽が入り、着ている長袖ポロシャツの袖をたくし上げ、これを書いています。

その窓のすぐ先にススキの穂が燦々と注ぐ太陽の光を受けて銀色に輝いています。

今年は立秋を過ぎても暑い日が続きましたが、ススキは暦に従って確り穂を出してくれていました(8月10日のブログ)。

これから本当に長い間、ススキの穂は、雨の日はしおしおと、晴れの日は風のとおりに揺れながら、旧暦8月の中秋の名月、翌月の13夜、通称「芋名月」「栗名月」にも風情を添えてくれ、未だに秋晴れの午後の日差しに燦然と輝いて、狭い庭をお明るくしてい呉れています。

しかし、よく見ると、一本々々の穂も先端の方から次第に柔らかく膨らみ始め、銀色に輝く爽やかな穂も、だんだんぼやけて来ている様子です。

もう少しすると、雑司ケ谷の鬼子母神のお守りのミミズク(フクロウ?)のようにボワボワの穂になるのでしょう。

毎年夏から秋にかけて楽しませてくれるススキですが、今年もそろそろ根っこからて刈り取ってコンポストに入る時期になるようです。

今日は、何日か後には、老骨に鞭打っての刈り取り作業のことを考えながら、「今年も有難う」とススキにお礼を言うタイミングという事になりそうです。

今年は美味しい秋ナスが頂けそうです

2021年09月27日 17時34分22秒 | 環境
さて我家の狭い庭さきの小さな花壇ですが、暮れにはチューリップの球根を植え、春には色とりどりのチューリップの開花を「良く咲くね」「きれいだね」と楽しみます。

5月の連休頃には、チューリップは整理して畑にします。連休にホームセンターで、キュウリ4本と茄子3本とミニトマト1本の苗を調達して、夏には、新鮮な朝取れ野菜を収穫します。

今年は暑かったせいかキュウリは早めに終わりましたが、茄子とミニトマトは豊作で結構楽しめました。
8月中にキュウリは終わり、9月中旬には茄子も終わって、畑大きく枝を伸ばした茄子3本だけになりました。

あまり大きくなって太くなり抜くのも大変だなと思っているうちに、この所花が沢山つき始めたのです。



「親の意見となすびの花は、千に1つの無駄もない」と言われますから、秋ナスが期待できるかななどと思って様子を見ていましたが、今日も沢山の花が開いていました。

キュウリの下に生えていた雑草が、急に伸びて、沢山の穂が出てきたので、種が落ちない内にと思って、きょう午後根っこからかじってコンポストに入れましたが、その時、「あれ、また茄子が生っているぞ」と気が付きました。まだ親指ほどもない小さいのですが、これは、吉兆、「今年は秋茄子が頂けそうだぞ」という気がしてきました。



台風が来るようで、先行きは解りませんが、まずは期待してみたいと思っています。

我が家の庭、秋はやはり秋海棠

2021年09月14日 20時55分15秒 | 環境
先の見えない事が多い中で、季節の花だけは、異常気象の中でも何とか適応して確りと季節感を演出してくれるのは有難い事です。

この時期は何と言っても秋海棠です.。





コロナ禍も、総理大臣が専任担当のようになったので、ここらで何か決め手が出てくるのかと思いましたが、何も出てこないようです。
やっぱり総理大臣は、一国の代表ですから、コロナだけという訳にはいかないのでしょう。

ところで、株式市況の方は、勝手にコロナ終息を見越しているのだそうで、異常な高値追いです。
バブル時代の最高値38,900円はともかく、経済成長も停滞、物価も上らない中で、31,000円に届きそうな所まで来ているというのが今日の状態です。

株高が、本当に日本経済の先行きを見通しているのかどうかは、誰にも解らないのでしょうが、自民党総裁選、総選挙を控えて、日本経済も日本社会も、まだまだ一波乱、二波乱もあるのは十分予想されるところです。

狭い我が家の庭の秋海棠も、今年は異常気象でかなり戸惑った様子が見られました。夏空と集中豪雨が交互に来て、さては秋かと蕾を開けばまた夏空。
これでは花は開けないと蕾のまま夏の太陽を浴びてドライ蕾になってしまいそうな場面がありましたが、確り持ちこたえて、ここにきて急速に花茎を伸ばし、しっとりとしたピンクの花弁を、ひとつひとつ開きながら、最後にカワイイ小さな黄色の飾りをつけるのです。

毎年咲いてくれるのですが、この時期は、いつ見ても、何となく気持が落ち着いて、しっとりと落ち着いた、些か感傷的な感じになるのが秋海棠です。

書いていて思い出しましたが、2008年の秋、あのリーマンショックの10日後、9月25日に、アメリカのこの状態は容易でない、日本への影響もこれから大変になりそうだと「季節も景気も秋?」を書きました。

あの時も庭では秋海棠が一面に花をつけていました(リンクしましたので写真も是非ご覧ください)。
思い出せば、あれから、日本は一層深刻な不況になり、その後遺症はアベノミクスでも治癒せずコロナ不況と重なり、今に至っているのです。

さて、今は株価だけは明るいようですが、季節は秋、これからの景気はどうなるのでしょうか。

ギボウシが良く咲いてくれました

2021年08月19日 16時14分09秒 | 環境
我家の裏の狭い所にずっと以前家内がギボウシを植えました。

後からそこに小さな木ですが、真っ赤な花のツバキを植えて、寒い時期にも花が咲いて良いねなどと言っていました。

ところで、子供たちは皆いなくなり。今や老夫婦2人だけになって、狭い裏に行く事もあまりなくなり雑草だらけになってしまっています。

偶々今日は晴天なので、風呂場の窓をあけてみますと、真白の咲き乱れる花が目に入りました。白いギボウシでした。





こんなに良く咲くのかなと思って見ましたが、そうです、昨年、伸びてきたツバキの若葉にチャドクガが大発生、ご近所に迷惑がかからないようにと思い切って伐ってしまっていたのです。

今年はギボウシの天下ですから、思う存分咲いたのでしょう。

あのあたりの雑草も何とかしなければと思っているのですが、家内に、
「熱中症になりますよ」
「病院は満員ですよ」
と脅かされて、もう少し涼しくなってからという事にしています。

酷暑ですが、暦は立秋を過ぎました

2021年08月10日 19時54分58秒 | 環境
酷暑ですが、暦は立秋を過ぎました
我家の狭い庭の西側のアケボノツツジの隣にタカノハススキ/鷹の羽芒(別名ヤハズススキ/矢筈芒)の株があります。
毎年広がるので、刈り込んで広がらないようにするのですが、今年も広がって来ていました。


    倒れたのを起こしたススキ

そこに、一昨日台風10号です。夜に大分西風が吹いたようで、広がったまま東側に倒れこんでしまったので、これは起こすのが大変だなと思って庭にでようとすると
 家内「ススキを起こすんですか?」
 私「起こそうかと思うんだけど…」
 家内「台風9号が来ますから、その後にしたら」

確かにそれもそうだと思って一昨日はやめました。昨日も結構風がありました。今朝になって、風も弱くなり真っ青な空が広がったので、何とかつっかい棒をして起こしました。
と、驚いたことにもう穂が出ているのです。

えぇ、この暑さ、天気予報が熊谷は40℃と警告して「熱中症予防のためにコマメに水分補給を!」と言っている中で、台風一過とはいえ、もう出穂です。

家内に「もう穂が出てますよ、この暑いのに。ススキも何か急いでるのかな」と下らない冗談を言ったら、家内は「もう立秋を過ぎてますよ。ススキは暦を知ってるんですよ」と返されました。

そういえば、8月も、もう10日です。
立秋は? とネットで見たら、8月7日でした。人間より、植物の方がよほど正確だという事でしょうか。

人間は、オリンピックだ、コロナだという事になれば、季節の移り変わりなどの感覚はどこかに置き忘れて、熱狂したっり、心配したり、更には、政治がどうの、経済がどうのという事になるのですが、人間も自然の一部ですから、人間のすることも、本当は自然をもっと尊重して、自然に上手く合わせないといけないのではないでしょうか。

まだ自然が暦(従来の自然の動きに従って作られた)に合わせて呉れている内はいいのですが、余り地球環境が汚染されると自然も自分の役割を果たせなくなりそうです。そうなったら人間にはもう手の打ちようがないのでしょう。

差し当たってススキに感謝しながら、写真を載せました。

梅雨明け、猛暑、わが家のミニ菜園の近況

2021年07月25日 22時22分39秒 | 環境
今年のように「梅雨明け宣言」があった途端に毎日猛暑、こんなにくっきり「梅雨と夏空」が交代するのも珍しいような気がします。

お陰でオリンピック出場のアスリートたちは、大変でしょうけれど、流石は鍛えぬいた体の持ち主という事でしょうか皆さん実力を発揮しておられるようです。

この集中豪雨から酷暑への急転換で、熱中症で搬送される方も増えているようですが、わが家の狭い庭のチューリップ花壇から変わったミニ菜園にも被害が出ています。

5月下旬に、花壇から菜園へのご報告は致しましたが、梅雨の雨ならぬ集中豪雨の中でも順調に育っていた4本の胡瓜のうち1本が熱中症で枯れました。

炎天下で胡瓜の葉は昼近くには萎れて来ます、水をやったのですが元気になって呉れません。気が付いたら、苗を植えるときに強いたポリシートがそのまま。
これは熱中症ではなく私の不注意。それまで雨が多かったので済んでいたのでした。

茄子とトマトはお蔭様で元気で、強い太陽の光を浴びて、茄子は実を太らせ、ミニトマトは急に赤みを増し、まさに朝取り野菜で食卓を飾ってくれます。

  
形は悪いが味はいい             

                          
真っ赤なのは食卓に提供済み
 
ミニトマトは2つに割って、削り節をかけ、醤油かドレッシングでサラダ、茄子は縦に平たく切って鉄板で焼いてソースを少量トロッとかけると、私には牛肉よりおいしく感じられます。歳のせいかもしれませんが、焼きナスは美味いよという友人も結構います。

 昔は、「鴫焼きナス」などと言って粗食の代表でしたが、グルメの時代に立派な食材に変身です。

因みに
「菜もなき 膳に哀れは知られけり 鴫焼き茄子の 秋の夕暮れ」
(心無き身にも哀れは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮れ 西行法師 の替え歌)

二階のベランダのトマトは水遣りを忘れて、葉が枯れかけてしまい、慌てて水遣りをして何とか復活しそうですが、こんなに実をつけていました。植物の真面目さには、とても敵わないなと思いました。
       

今年のホタル、残念な結果に

2021年06月20日 13時37分33秒 | 環境
今年のホタル、残念な結果に
毎年、我が家のホタルのことを書いていますが、今年は大変残念な結果に終わってしまいました。書くのをやめようかと思いましたが、やっぱり一応記録しておくべきだと考え直して書くことにしました。

4月の末にゲンジの上陸が殆ど終わったようなので、5月末から毎晩羽化を期待して狭い庭の端、U字溝沿いの藪の中を確かめていましたが、結局羽化はオス1匹でした。そしてそのオスも3日ほど(通常は1週間は元気です)で光らなくなりました。

昨日あたりで、もう孵化はないだろうと諦めましたが、その間、ずっと原因は何か考えていました。
自然環境はほとんど変わっていません。今年は乾燥に注意して、適度の散水もしていたのですが・・・。

そして結局気づいたのは、昨年秋の庭の山茶花での茶毒蛾の大発生でした。
茶毒蛾の幼虫のいる枝を全て切り落とし、刻んでポリ袋に入れ「燃やせえるゴミ」に出したのですが、地上に落ちた幼虫は生きていて、また山茶花の木に登るので、市販の殺虫剤を大分部吹き付けたのです。

腕や首筋に茶毒蛾の幼虫(毛虫)の毛が無数に刺さって、点々と赤く腫れ、痒くて大変で、それもあって、殺虫剤を撒きすぎたのでしょう。

思うに、多分その殺虫剤が雨と一緒に土中にしみ込んで、残っていたのではないかという推測です。

 合成洗剤や農薬で、ホタルが全滅した歴史は十分に知っていたのですが、まさに『ぬかった』という大変な不注意だったのではないかと思い返して、唇を噛んでいるというのが現状です。

上陸地の土壌汚染がいつまで続くのかわかりません。除染も、植物のことを考えれば不可能です。

以上が現状で、さて今後どうするかは、これから考えなければと思っています。
ヘイケの方は、行動範囲が狭いので、完全 人工環境でも育てられるので、再挑戦の可能性もなどとも思いつつ、これから考えます。
  

瑠璃二文字とアガパンサス

2021年06月14日 20時08分21秒 | 環境
瑠璃二文字とアガパンサス
 イギリスの南西の突端、コーンウォールでのG7サミットも終わり、コロナワクチンでは国際協力、対中国では厳しい対応と、二様の結論が出て、東京五輪はやることになったという事でしょうか。

 協力と対立を使い分けたりしないで、すべてが協力になるような人類社会はいつ来るのでしょうか。
 コロナと人間が戦うのは仕様がないとしても、人間同士は戦わない地球社会にしたいものです。

 「意地を張らなきゃ楽なのに」などと思いながら、少し薄日が差してきた庭を見ていますと、アガパンサスが咲き出しています。
 アガパンサスは、このブログでは載せたことがありませんが、庭の隅で暑い盛りに咲くルリフタモジ(瑠璃二文字)は何回か載せています。

 瑠璃二文字は小さな花ですが、よく見ると、アガパンサスに似ています。
何時もは、咲く時期が違うので、較べようと思ったこともありませんでしたが、今年は一緒に咲いています。

 という事で写真を撮って比べて見ることにしました。

   アガパンサス


瑠璃二文字

 アガパンサスは、花冠の直径が10㎝ほど、瑠璃二文字は3cmほど、欧米の大柄で派手な花と小柄で楚々として片隅に咲く花という、似ているけれども全く対照的な感じです。

 大体、璃々二文字などという名前は純日本調で、平安時代のニラ(韮)を万葉仮名で書いた事から来ているようです。(注)

 ところでネットで調べてみた結果はアガパンサスは南アフリカ原産、瑠璃二文字はジンバブエ原産ということになっています。そして、共に○○属、××目といった所に共通点を持っています。

 それぞれの原種は共にアフリカで、どのような変化と進化と人工改良を経て今に至っているのかは皆目わかりませんが、いつか世界に広がり、廻り回って、わが家の狭い庭に、揃って咲いているということになります。

 考えてみれば、ホモサピエンスも、30万年ほど前にアフリカで生まれ、10万年ほど前にその一部がアフリカから出て世界に広がったという事のようですから同じようなものかもしれません。

 ならば、人間も花を見習って、世界のどこへ行っても、平和に姸(賢/健)を競い合うように出来ないものかと思う所です。
 注:https://blog.goo.ne.jp/tnlabo/e/27f1a76c207e727105ddefae49ba6adc


 
 

宿根草三題:毎年必ず咲いてくれます

2021年06月02日 14時50分34秒 | 環境
宿根草三題:毎年必ず咲いてくれます
  狭い庭のあちこちに、いろいろな宿根草が生えてきますが、今、花の盛りの3つの花をご紹介します。

 まずスカシユリですが、これはもう30年ぐらい前になるでしょうか、家内が気の置けない旅行仲間と佐渡に旅行した時、佐渡で買ってきたものです。
 本名は解りませんので、我が家では「佐渡のユリ」と言っています。最初は色変わりの3種類ほどでしたが、白っぽいのや、ぶちの花はいつしかとぼれて、写真の橙色の花だけが、毎年必ず咲いてくれます。

 一緒に買ってきた家内の仲間の家でも、矢張りこの色だけが残っているそうで、これが原種なのでしょうか。シラユキケシやドクダミなどが伸びる中で今年も3株ほど元気で咲いてくれています。



 2つ目はアルストロメリアです。これも20年以上前、家内が5色ほどの株を、何かの会で注文して買ったものです。
 10年ぐらいは色変わりも咲いていましたが、今は白い花だけが残って、結構株数も増やしながらホタルの上陸・羽化する藪状態の中で咲いてくれています。正に咲き乱れるといった感じです。



 3つ目は宿根草としては余りにもありふれたドクダミです。庭の隅、至る所に咲いていますが、よく見ると可愛い花だと思います。上の写真にも小さく顔を出しています。あまり増えるので嫌われますが、昔は大事な薬草でしたよね。



 ついでですが、晩秋・初冬に立派に咲く皇帝ダリアも宿根草です。こちらは毎年開花期の11月にはご紹介していますが。今年も、もう1メートルを超える高さで、アルストロメリアの後ろに育っています。写真は、11月に花が咲きましたらご紹介したいと思っています。

紫陽花(あじさい)が咲き始めました

2021年05月28日 15時40分32秒 | 環境
紫陽花(あじさい)が咲き始めました
 東海まで来ていた梅雨入り宣言が、関東には未だ来ていませんが、昨日の雨の後、紫陽花はどうかのと思って見ましたら綺麗に咲き始めていました。

 猫の額の庭ですので、わが家の紫陽花は「あけぼの」とブロック塀の間に挟まれて、それでも元気に毎年枝を伸ばし、梅雨の季節を彩ってくれます。

 朝、二階のベランダから見ましたら、昨日の雨に洗われて綺麗に咲き出していましたので、後から庭に降りて接写しました。



 

 紫陽花は、大変元気で、良く伸びるので、隣家の方には行かないようにしているのですが、思ったより背丈が伸びるようで、高い所にばかり咲いて思ったような写真が撮れません。

 それでも写真を撮ってみると、矢張り紫陽花の花は立派です。一つ一つの花が重なり合い、太陽の日差しをいっぱい受けたいのでしょうか、花弁は平らに広がって、上から見ると大きなボールです。

 今日は写真のように、9つの花のボールが満開です。
 これから大きく広がろうという小さな蕾のボールがまだ沢山あるので、当分楽しめそうです。

 大きなボールを一つ切ってきて、食卓にでも飾ろうかと思っています。