tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

バケツ田圃の稲出穂

2022年08月14日 11時11分01秒 | 環境
台風8号は昨夜のうちに関東地方は通り過ぎたようです。
今朝の外気は23℃で、曇りがち、差し当たって涼しくて助かります。

5月の27日に、頂いた稲穂1本から籾を取り、バケツに、生ごみ埋めている所の土を入れて水を張り、水に沈む籾だけ撒いておいた稲が発芽して、バケツの縁までひらひらと細い葉を伸ばしてきたことを報告しました。

7月にも大分元気に伸びてきましたと書きましたが、先週ミニトマトを取りに行ったときちらっと見ますと「あれ、もう穂が出ている」と驚いたところです。

これなら日曜のブログに載せられるから写真を撮ってと思っているうちに今日は日曜日です

丁度台風は通り過ぎてくれましたので、何とか写真を撮りました。



撮りながら見ますと、2~3日前に、台風が来るから赤くなったミニトマトは皆採っておこうと思いたった時は、まだ数本程度の穂だと思っていたのが、今日はもう後から後から穂が出て来るといった感じになっています。



こんなに穂が出て、これがすべてお米の稔りになると考えると、やっぱり肥料がいるのかなと思って、一握りほど肥料を足しておきました。

ところで、大分前に赤米を育ててみてくださいと頼まれて、育てた時は実ってからスズメが来て困ったので「穫らぬお米の革算用」ではありませんが、家内とスズメ対策を相談しました。

「赤米の時は大きなポリ袋をかけたけど上手く行かなかったね」と思い出して言うと、
「どのぐらい穫れるのか解らないけど、籾を玄米にして白米にするのは大変ですよ。」と家内です。
「戦後一升瓶と竹の棒でやったのを、ペットボトルでやるのかな」と私。
「スズメが減ってるっていうから、スズメに来て楽しんでもらったら」これは家内。
「それもいいアイデアだね。うん、それじゃあ一応そういうことにして置きますか。昔スズメに世話になったこともあるし」と私。

そのあたりは、また稔りの秋になったらご報告したいと思います。

珍しく「キスゲ」が元気

2022年08月07日 11時15分56秒 | 環境
6月の猛暑、梅雨明け宣言を無視してやってきた強烈な戻り梅雨、そしてようやく本格的梅雨明けかと思う間もなく、日本列島の北側に停滞する前線、そこに吹き込む温湿空気団の連続が列島沿いのあちこちに線状降水帯を発生させ、1時間50mm以上の雨が当たり前に発生るというっ不安定な気圧配置はまだ続きそうです。

こんな地球にだれがした、と文句を言ってもせんない事で、その上に、ヨーロッパでも、アジアの海でも飛び交うミサイル、そしてヨーロッパでは、それに加えて引き続く空爆、砲撃による都市の破壊と火災、多分自然は人間のやっていることに愛想を尽かしている事でしょう。

人間は一生懸命文明の発展のための活動をしますが、時に、ばかばかしい事で折角作った文明の破壊をします。
しかし自然は、自然のサイクルをきちんと繰り返しながら、長い時間をかけて、進化して、その結果として現生人類、ホモ・サピエンスまで作り上げたのです。

そしてその自然は、わが家の狭い庭の中でも確実に毎年自然のサイクルを繰り返し、誠にありがたい事に、我々を楽しませてくれます。

日曜日にはそんなことを考えながら、庭を眺めていますが、今年は「キスゲ」が大変元気です。
ニッコウキスゲは有名で、場所は日光ではありませんが、信州の白樺湖に続く車山来る亜山の西南斜面はニッコウキスゲで埋め尽くされています。

我家のキスゲはせいぜい数本ですが、例年ホタル上陸用の藪の中で、咲いていたか気がつかない事も多いのですが、今年は、塀際を埋め尽くしていたシラユキゲシの影が薄くなり、数本のキスゲが長い花茎を伸ばしてその頂上に数個の蕾を付け、昨日、その内2本が立派な花を開きました。

「キスゲは1日花ですよ」と育ての親の家内が言います。葉は余り茂っていませんが、花茎は何本も伸びて来るようで、今日はまた違った株で立派な花を咲かせています。

数えてみると、立派な花茎には10個近い蕾がついていますから、下の雑草を少し刈り込んで、のうぜんかずらの下で、キスゲが、良く似た色の花で、妍を競い合うのを較べて眺めるのもいいかなと思っています。







狭い庭のイネ科2種類、酷暑に伸びる

2022年07月03日 20時28分34秒 | 環境
今日は日曜日です。もしかして、半日ぐらい動けなくてもいいかなと思って、昨日、4回目のコロナワクチンを打ちました。
本当は、毎日が日曜日なのですが何となく曜日の感覚を大事にしています。

過去3回は、ずっとファイザーだったのですが、1月に打った3回目は、注射の跡も絆創膏がないと解らないほど軽く済んで、「間違ってプラセポを打ってくれたんじゃないか」などと冗談を言うほど副反応がなかったので、今度はモデルナにしてみたのです。

ところが今回も、絆創膏の場所を抑えると少し痛みがあるかな程度で「これで効くのかな」などと言いながら今日も普通の生活です。

もう期日前投票を済ませましたから日曜党首討論を聞いても仕方なにのですが、「衆議院じゃないんだよね」なんて言いながら聞いて、それからミニ菜園の水遣りです。

風呂の水をポンプで流して、ついでに元気に伸びている2つのイネ科の植物の写真を撮りました。



二種類というのは稲とススキです。稲はこの春バケツの中に直播したもの、ススキは毎年出穂すればこのブログに載せるものです。

バケツの稲は、青々と伸びてきて元気です。バケツの中の水面に姿を映して、そこだけ見れば、広い田んぼに青々と伸びている稲と同じだなどと思いながら、ひとつまみの稲穂の30粒ほどの籾が、バケツの中で、よくこんなに育ったものだなどと勝手に感心していました。あとは、この先も元気に育ってくれるかです。

丁度、稲の向かい側がススキで、これは家内の好きな矢絣の葉が茂りたいだけ茂っている感じです。



ススキは秋の七草の1つで豊穣を願って中秋の名月に飾るのだそうですから目の前のバケツの稲も立派に実ってくれるだろうとこの2種類のイネ科のコンビネーションに期待しているところです。

ワクチン接種も、副反応なしの平穏無事で、初めてのモデルナのワクチンがオミクロンBA5の侵攻も撃退してくれるように願って、今日はのんびりした日曜日でした。

アガパンサスは例年通り元気に咲きました

2022年06月30日 17時24分07秒 | 環境
急に暑くなって体がついていかない感じです。

先ずは、熱中症にならないように、水の補給には十分注意ですね。電力不足に備えようと、軽く冷房それにプラス扇風機、これで大丈夫だろうと思っても、未だ今日は6月、この暑さが何時までと考えると容易ではなさそうです。

庭で写真を撮ったり、パソコンを叩いたりしていますと、結構その気になったりして、気が付かない事がありますが、熱中症の前段階ぐらいにはなるようです。なんか調子が悪いなと感じたら水を飲むのがいいと心掛けてはいます。

時に、折角の家内の注意も聞き流しているうちに、これは熱中症の症状だぞと気がついて、あわてて水を飲んで、これまさに「冷や水」なり、では洒落にもなりません。

庭のミニ菜園も、盛りになって来たのに、キュウリが水不足で午前中から葉が萎れて来て可哀想のようです。夕方になったら水をやります。

ところで、今日のテーマのアガパンサスですが、これは確りと地中に根を張っているせいか、いくら日照りになっても青々と葉を茂らせ、花茎を伸ばしその頂上に綺麗な空色の花を次々に開いて立派な花冠を飾っています。

早すぎる梅雨明けの強烈な太陽光と太陽熱を吸収して、あの涼しげな空色の花の冠を創りだしているのです。



    まだ蕾が沢山開花を待っています


アガパンサスは盛りだなと思って、昨年は一緒に咲いた瑠璃二文字の鉢を見ますと、今年はまだ葉が伸びてきているだけで、花茎は見当たりません。

偶々、昨年は一緒に咲いたので、昨年6月、花の大きさは違うがよく似た花だなと思って、調べてみましたら、共にアフリカ原産で、どこをどう経由したのか、多分ユーラシア大陸経由の瑠璃二文字と、多分アメリカ大陸経由のアガパンサスが共に我家の狭い庭に同居して一緒に咲いていると大分感慨を深くしたものですが、ことしは残念でした。

でもまだ、アガパンサスは蕾が沢山あって、花が持ちそうなので、後から瑠璃二文字が追い付いてくれるかな、などと思って瑠璃二文字の小さな鉢に水遣りをしています。

「半夏生」か「半化粧」か?

2022年06月21日 12時06分05秒 | 環境
毎年この時期になると、我が家の狭い庭の塀際の辺りに半夏生が伸びてきて、一番上のよく見えるところに真白な葉をつけます。

暦の上の半夏生と言うのは、七夕の前の数日ののことを言うのだそうですが、丁度その頃に元気に伸びる半夏生は、その先端に2~3枚の真白な葉をつけて「いよいよ暑い夏が来ますよ」と教えてくれるのが役割のようです。

雨上りのせいかもしれませんが、今年はどういうわけか白い葉の白さが目立つような気がしてそばに行ってつくずく眺めてみました。

半夏生というのが一般的な書き方のようですが、半化粧と書いていある場合もあります。



何と無く気が付いていたのは、1枚の葉が全部真白になっているのではなくて、半分ほどは緑で半分ほどが白くなっているのが普通だから「半化粧」というのだろうなどと思っていましたが、よく見ると何か、今年は1枚が全面的に真白というのが多いようです。

それが、特に今年白い葉が目立つ理由かななどと思いながら一本一本見ていきますと、頂上に小さな房の様な花が咲いていて、その下の2~3枚の葉だけが白くなるようです。下の方の葉は皆みどりです。



面白いのは、真白になっているように見える葉でも、どこかに緑の部分が残っていて、全体真白と言うのはないようです。
真白に見えても、葉の先端の部分にはやっぱり緑色がきちんと残っているようです。



どの部分まで白くなるかというのは、どうも白い部分がだんだん増えていくのではなく最初から決まっているように思われます。
そして白と緑の陣取りは各葉各様で、何か決まった法則や原則はなさそうです。
色々な葉を集めてみれば、その白と緑の織りなす柄は、千差万別、きっと面白いのではないかといった感じです。

ついでにネットで調べていましたら、頂上に花の房が咲かないと頂上の近くに白い葉が出てこないのだそうです。半夏生に白い葉が出ないというのは、地味や日当たりの関係で、花が咲かないからですと書いてありました。

というのは白い葉は、花の房の親衛隊だという事でしょうか。あまり目立たない花を『ここに咲いています』と昆虫などに教える役割でしょうか。

もう1つ、あの白粉を塗りまくったような真白な葉の色は何かと見ましたら、はっきりしないが葉の表面に微細な水滴が出来てそれが光を乱射して白く見えるのだろうという説があると書いてありました。

梅雨の明けきらない蒸し暑い夕べ、時に網戸越しに風が入り、宵闇のなかに点々と半化粧の白い葉が浮かぶ様子は、まさに初夏の風情です。
今日もそろそろ夕方、今日は夏至、宵闇が待ち遠しい、というのは文章上で、本音はビールが・・・。




ゲンジボタルの羽化累計7匹でした

2022年06月14日 22時38分17秒 | 環境
5月の24日にゲンジボタルの羽化を待っていると書きました。

その後の状況は5月27日に2匹羽化、30日に3匹、31日に1匹、それで終わりかと思っていましたら、大幅に遅れて6月12に1匹、多分これで終わりでしょう。

写真もうまく撮れず、庭の草叢で数日、淡い光を明滅させてくれましたが、羽化率は1割、思いなしか元気がなく、寿命も3~4日で、本来の1週間とはいかず、やはりまだ一昨年の殺虫剤による土壌汚染が消えていないようです。

そんなことで残念な報告になってしまいました。今年も幼虫に謝らなければならないようです。

ゲンジは成虫の光は大きいのですが、土中で繭を作るために何メートルも移動するので、土壌汚染の影響が大きいわけです。

ヘイケは発泡スチロールの箱の中でもOKなので、来年はヘイケにしようかなどと考えていますが、鬼に笑われそうなのでこれで終わりにさせていただきます。 


キュウリの収穫と消費者物価

2022年06月12日 11時36分48秒 | 環境
今日は日曜日です。退職高齢者には、曜日などはどうでもいいのですが、やっぱり日曜は楽しい方がいいなどと思っていますたら、都下国分寺も朝から晴れて、雨上りの日ざしと爽やかな風で、良い日になりました。

”Sunday morning wake with  the lark”
と歌ってみたり、
今日は日曜楽しき日」と口ずさんだりして、昨日草取りをした庭に出ました。

ミニ菜園の3本のキュウリの株は、順調に大きくなって、数日前から毎日棘の痛いキュウリが1本とれ始め、昨日は2本、今日は3本取れるのです。
その3本を写真にとって並べてみようという事で、結果がこの写真です。

       キュウリ3本揃い踏み


昨日は、1週間前に生協の配達に家内が注文したキュウリが3本来て、そろそろ食べきれなくなるのですが、午後、丁度旅行の土産を持って来訪した長男夫妻に「朝どりキュウリですよ、棘が痛いですよ」と自家生産の2本はお返しに上げて、在庫を減らしました。

我家でキュウリが良く取れるような時は、プロ農家でも沢山取れて、値下がりするようで、スーパーでも1本28円になったなどと言っています。

お天気が、雨も日差しもいい具合で、生鮮食品の価格がが下がり傾向かも知れないななどと思っていますが、先日まで高かった玉葱も好調な産地が出て来てもうあまり高くないようです。

これでは、生鮮食品の値下がりで、消費者物価のインフレ傾向に影響が出て、またマスコミや国会の物価の議論が混乱すると困るけれど、総務省統計局は「生鮮食品を除く総合」、「生鮮食品とエネルギーを除く総合」をちゃんと発表していますから、きちんと議論をしてくれるでしょうなどと要らぬ心配をしながら、今日はゆっくりしようと思っています。

梅雨のはしり、花3題

2022年06月06日 10時44分04秒 | 環境
岸田政権の掲げた「新しい資本主義」と「成長と分配の好循環」が、何か自民党内の議論の中で色褪せてきそうです。

それでは日本経済も我々国民も困るので、何とか確り持ち応えて初志貫徹に進んでくれますようにと願って、何か梅雨のはしりの様な天気の中でも色鮮やかに咲いている身近な花3つの写真を載せました。

先ず、今年はこんなに元気に咲いているのは初めてではないかと思われるほど元気なスカシユリです。



これはもう20年以上前でしょうか、 家内が親しい仲間と佐渡に行って、球根を買ってきたものです。
色と模様は数種類あったというのですが、いま残っているのはこの橙色一色だけです。

一緒に買ってきた仲間の家でも、いま残っているのはこの一色だけだそうですから、これがもともとの色なのでしょう。
毎年3本ほど伸びてくるのですが、今年は写真の1本が特別に元気で、例年一本に数個の花ですが、写真を撮りながら数えてみたら、咲いている花と蕾を合わせて14個という賑やかな株になっています。

もう一つはアルスとロメリアで、これも何種類かあったのですが、いま残っているのは白のぶちだけです。毎年3~4本が育ってきてくれます。



貝母、白雪芥子、釣鐘水仙などが伸び放題に伸びているのですが、それらの花がみんな咲き終わってから、その藪の中から背丈を高く伸ばして元気に咲きます。ただし支柱を立ててやらないと、倒れて花が見えなくなります。


3つj目は屋内での花です、八重咲きのハイビスカス。暖房をしますから、必ずしも季節は問いませんが、やはりこの時期が多いようです。



蕾から開花までを見ていますと、携帯用の折り畳み傘のように蕾の時より、咲いた花の花弁の方が大きくなり(蕾の時は折り畳んであるのでしょうか)、花は重厚で立派です。ただし、残念ながら1日花で、咲いた翌日には凋んでしまいます。
我家によく来られる人も、1日違いで残念などということが良くあります。蕾が次々出て来るのを楽しみに水やりです。

例年咲くアジサイは、昨年枝を切り込み過ぎたせいか、今年は未だです。
そろそろ梅雨も本番でしょう。
ミニ菜園の、キュウリ、ナス、トマトは大きく育ち、キュウリの収穫は既に始まりました。
いずこも同じでしょうか、お店のキュウリの値段もも安くなってきたようです。

今年はソラマメを収穫しました

2022年05月28日 14時46分39秒 | 環境

今日は真夏日になるそうで、朝から暑い日ざしです。

昨晩も朝までの雨で、湿度が高く蒸し暑い感じでしたので、もしホタルの羽化があるとすればこんな晩なのにと思いながら夜の9時ごろU字溝の周囲を見に行きました。

毎晩、今年も失敗かなと思いながら見に行くのも面白くないけれど、未だ可能性ゼロではないから、もしかしたら今晩あたり・・・、と思いながら行くのですが。昨晩はその「今晩あたり」が「今晩、当たり」ということになりました。2匹羽化していたのです。

まだ予断は許しませんが、連続羽化するようでしたら、良い写真が撮れた時に、状況をご報告します。

ところで今回は、昨日の続き、ミニミニ家庭菜園の片隅のソラマメのことです。

昨年末、チューリップの球根を植える時に手伝いに来た長男が、ソラマメの苗を3本持ってきまして、花壇の一番東側の端に植えていきました。

苗は順調に大きくなってチューリップの向こうで小さいうちから花を咲かせたりしていましたが、チューリップを片付けたら、結構育っている様子が見えてきました。

上向きの葉が密集している中に同じ緑の上向きの豆のサヤがついています。下の方から順に立派に膨らんで、中には綺麗な緑色のそら豆が、それぞれのサヤに2つか3つ入っていそうです。

それから何回か収穫して、サヤから豆を取り出し、茹でて、ぱらぱらと塩を振り、家内は皮をむいて中身を、私は丸ごとで、ビールのつまみやデザートにしています。

下の方から収穫し、だんだん上の方に来て、そろそろ終盤かなと思っていますが、新鮮なソラマメの緑色の美しさとその素直な味に感謝して、今日は写真を撮って載せた次第です。

殆ど手もかからないで、素敵なビールのつまみが堪能できるので、庭の隅でもプランターでもお気軽に育ててみることをお勧めします。多分成功します。


小さな家庭菜園を楽しむ季節に

2022年05月27日 21時11分18秒 | 環境
コロナ・ウィルスの方は何となく「なんとかなりそう」な感じもありますが、ロシアのウクライナ侵攻問題は先が見えません。

ロシアが豊富な石油・ガス資源を有効に使い、資源大国として順調な経済発展をベストと考えるような国であれば、ユーラシア大陸は、人々が皆笑顔で暮らせる平和で快適な大陸になるのでしょうが、何で好んで破壊と殺戮をするのでしょうか。考えるだけで疲れます。

時に人間の愚かさに愛想が尽きて、小さな家庭菜園を楽しむ平穏な生活に没入したくなるのも歳のせいでしょうか。

我家の狭い花壇も例年通り5月の連休にはチューリップを整理し、胡瓜と茄子を3本ずつ、それにミニトマト2本の家庭菜園になりました。胡瓜はもう弦を伸ばして、支柱に伸び上がり、それぞれ低い所の雌花は黄色い花を開いています。



最初の実は育てない方がいいというので、花が凋んだら、取って刺身につまにでもしようと思っています。

昨年は雑草が生えないようにとポリシートをで覆い、苗を植える所だけ穴をあけてみましたが、後から気が付いたのは、ポリシートの下は雨が降っても乾いています。水遣りが大変で結局ポリシートは除去という事でした。今年は真面目に除草をすることにしています。   

ところで、キュウリやトマトの手前にあるプラスチックのバケツですが、この中にひらひらと伸びて来ているのは「稲」です。

大分前にこのバケツで赤米を育てたことがあります。
「稔るほど こうべを垂れる 稲穂かな」と言われる頃には、大分スズメにご馳走したことになりましたが、一握り程の籾が取れました。

昨秋、古い友人が新米を送ってくれ、それに稲穂が1本ついていました。洒落た事をして頂いたのに喜んで、来年はその稲穂で、1粒何倍になるか解りませんが「バケツ稲作」をやりますとお礼状に書きました。

その一本の稲穂の籾が、直播ですから株になってはいませんが、ひらひらと一見弱弱しくしかし元気に伸びてきたものです。



クローズアップすると、バケツの中も「田んぼ」の雰囲気が出るのではないでしょうか。夏にはバケツ一杯に大きくなって、穂を出し、稲妻(稲の妻/夫)の光を浴びてお米を実らせてくれるだろうと期待している所です。

ミニミニの自然でも、人間はやっぱり自然とお付き合いをしていると、人間も自然の一部という本来の自然の自分に帰るので、やっぱりこれが自然だろう自然に思えるようになるのでしょう。

自然という言葉がいっぱい出てきましたが、やっぱり自然はいいですね。何事によらず不自然はいけないようです。
最大の不自然は戦争だという気がしてきます。

我家のホタルその後、今年は期待していますが

2022年05月24日 15時06分53秒 | 環境

 我家のホタルの飼育については、毎年報告していますので、今年も、今のうちに経過報告をしておきたいと思います。

というのも、実は、今年も昨年に続き失敗の可能性が高いようなので、ホタルの光をお届け出来ない事を考えているからです。(予防線を張っているという事でしょか)

一昨年の秋に、我が家の山茶花にチャドクガが大派生し、何とかしなければと殺虫剤を使いました。後から「しまった、ちょっとやりすぎたかな」と思ったのですが、残念ながら残留殺虫剤のせいでしょう、羽化したのはゲンジボタルが僅か1匹、ヘイケボタルは全滅という惨状でした。

不注意で、ホタルの幼虫には申し訳ないと思いましたが、後の祭でした。

そんなことで今年はゲンジの種ボタルだけを改めて仕入れ、終齢までは発泡スチロールの中、4月上旬に上陸しそうな様子になってにわのU字溝に放しました。

そして、今、そろそろ羽化の時期かなと、毎晩8時になると、U字溝の周りの叢を見に行っているのです。オオムラサキの下ですから、オオムラサキの枝につかまって藪の草をかき分けているのですが、今年もまだ全く気配がないのです。

累積温度が低いので遅れているのか、残留殺虫剤が未だ邪魔しているのか、半分諦めながら、もう少し毎晩の点検を続けていくつもりです。

生き物を育てるのは難しいものだと思いながら、1匹でも羽化してくれないかと願いつつです。

未だ未練がましく、累積気温が低いせいで遅れていて、「あ、羽化した」なんてことも考えたりしているところです。

   

  以前部屋の中に放した時の写真

 

 

 

 

 


カルミヤも過労だった?

2022年05月12日 15時04分15秒 | 環境
玄関わきのカルミヤについては道行く人も時にきれいですねと言ってくれます。



カルミヤが綺麗に花をつけるのは1年おきと言われ、我が家のカルミヤも綺麗に咲いた翌年は、去年咲かなかった枝に少し花をつける程度でっした。

一昨年の花の後、「花がらを取ってやれば毎年咲きますよ」と言うアドバイスを聞きました。そうか、実がなるのに養分を使うので、翌年は花目が出来ないのか、ということで、花がらをきれいに取ってみました。

これは当たりで、お陰様で昨年も沢山の花をくけてくれ、やっぱり教えてくれた通りだと喜んで、昨年も、花がらをしっかり取りました。

ところが、その後、木全体が、何か元気がなくなり、今年は新しい葉も少なくなって、数本に分かれている枝のうち、2本が枯れてしまいました。

「これはもう老木になって枯れるのか、残念だな」と思いましたが、考えてみれば、道路わきで、昔、最初の家を作る時砂利や砂を入れてセメントをこねた後でしたから、地味はカルミヤにとって過酷だったのではないかと反省しました。

肥料もやらずに毎年 綺麗な花を咲かせようと、ノーインプットでアウトプットだけ求めるのは過酷ではないかと気づくことにもなりました。

そんなことに気づいて、2月ごろでしたか、この反省に基づき、木の左右に金梃子で深い穴をあけ、野菜用に買ってあった粒の肥料をざらザラザラザラと入れて、その穴に上からバケツ水を沢山入れて、穴は崩れるままにしておきました。

これで手遅れかもしれないが、、少しでも若芽が出るようになれば、カルミヤのサバイバル、リバイバルが可能になるのですが、4月か5月になって何か反応があればと、あとはカルミヤの生命力頼みでした。

そして先週あたりからごく一部のまばらな葉の枝に写真のように花が咲いてくれました。しかしまだ新芽の伸びる様子はありません。

ところが、下の写真のように、一部葉の残っている枝の先から、何やら芽のようなものが出て来ているのです。
よく見ると、何か花芽のような気がするのですが、もう少し経たないと解らないような感じです。



肥料が効いてきたのかなという気もするのですが、これで、カルミヤが元気を取り戻してくれればと願っているところです。





人の心を和らげる『みどり』の日

2022年05月04日 16時25分22秒 | 環境
今年もまた「みどりの日」が来ました。我家の狭い庭も新緑でいっぱいです。

ゴールデンウィークの特定の休日に挟まって「みどりの日」があることは大変良い事だと思っています。

もともとは昭和天皇の誕生日が「みどりの日」でしたが、これが「昭和の日」になったのも大変良かったと思っていますし、「みどりの日」が祝日として5月4日に残されたことも、この祝日をここに残した人の知恵に敬意を表するところです。

「グリーン」という言葉は、公害などがない綺麗な空気(環境)を表す言葉として使われてきていますが、これは葉緑素の生み出す緑色が、人間だけで得なく、あらゆる動物にとって、最も大切なものだからでしょう..。
       実生のけやき


以前もこんなことを書いた記憶がありますが、炭酸ガスが充満していた地球大気の下で、植物が発生し、植物の持つ葉緑素が、光合成によって、酸素を作り出し、その酸素を吸って生きる動物が発生・進化したのです。

多分我々の海馬の奥には、原生動物の時代からの酸素を求める本能、そして緑色を見るとこれが酸素の素だと思って安心する要素が残っているのではないでしょうか。

そして日本人はその太古からの記憶を尊重し、世界でも有数な国土の7割が山林であるという日本列島の状態を守って来たのでしょう。

上の写真は、国分寺の我が家に住み始めて間もなく、庭に生えてきた小さなけやきを国分寺市の木だという事もあって鉢に植えたもので、何の変哲もないのですが、何十年もゴールデンウィークには出揃ってくれる若葉の新緑を楽しんできているものです。

この時期、この欅の緑、柘植の新芽の浅緑、百日紅の赤みを帯びた新芽の緑、地球柑(しまだいだい)や山茶花の光る緑などなど、いろいろな緑のシンフォニーが、人の心を和らげ、いっときマスコミの報ずる世界の混乱を忘れさせてくれるような、安心感と平穏をもたらしてくれるようです。

少なくとも年に一度、「みどりの日」には、美しい新緑とその中で働いている葉緑素に感謝する気持を新たにするのも、いいのではないでしょうか。

釣鐘水仙と白雪芥子のせめぎ合い

2022年04月30日 13時32分49秒 | 環境
アケボノは花が落ち始め、一方オオムラサキは、今日は5~7分咲きです。昨年はコロナのデルタ型で外出まかりならぬという事でGWも「花を愛でて過ごします」と書きましたが、今年も高齢者は巣篭りです。

昨年は5月2日に満開のオオムラサキの写真を載せましたが、あと3日、やはり同じように満開になるのでしょう。

今日はオオムラサキの下のホタル上陸・羽化用の藪の様子です。
ハナニラや黄水仙、貝母、アリストロメリア、キスゲ、ジャーマンアイリス、ウラシマソウ、シラユキゲシなどを家内が植えていたのですが、ここ何年かシラユキゲシ(白雪芥子)が塀際から進出して、一面に葉を広げるようになりました。花も良く咲いて真白な綺麗な花なので自然のままにしていました。

ところが、今年はツリガネズイセン(釣鐘水仙)がシラユキゲシの中に随分たくさん伸びてきました。
シラユキケシの花は塀際は元気ですが、手前の方はツリガネズイセンの紺色の花が、シラユキゲシの葉の間から高めに揃って伸びて咲いています。



ツリガネズイセンの葉は、水仙と同じ細長い艶のある葉で、根元にびっしり広がるのですが、その葉はシラユキゲシの伸びた葉の下に隠れてしまい。シラユキゲシの葉の中にツリガネズイセンの花が咲いているような景色になりました。

来訪される方のなかでも気がつかれて、「綺麗ですね。これ何ですか」などと聞いてくれる方もいたりたりします。



ツリガネズイセンは我が家の狭い庭ではよく増えて、リュウキンカと同じように、気が付くと至る所に出て来ているような感じです。
もともと球根なのに、なんでそんなにあちこち増えるのかわからないのですが、ゴールデンウィークには毎年きれいな花を見せてくれるので、増えるままにしています。

オオムラサキの下の藪は、これからもシラユキゲシとムラサキズイセンのせめぎ合いになるのか、それとも共存になるのか解りませんが、それは自然に任せようと思っています。

このせめぎ合いの上の方では、枝を広げたおオオムラサキが5~7分咲きで、薫風5月の光と風を受けて満開の準備をしています。



ウクライナの思いをはせて、しかし協力は些少の(毎月のUNHCRへの)寄付だけで、申し訳ないと思いながら、平穏のゴールデンウィークを老夫婦静かに過ごしています。


「アメニモマケズ」自然は元気です

2022年04月27日 12時12分44秒 | 環境
この所お天気は日替わりで、降ったり照ったり。今朝の都下国分寺の気温は21℃で20度を超えていました。

曇りかと思ったら雨で、先程は強く降っていましたが、今は急に強い日差しに変わっています。

チューリップは殆ど散ってしまいましたが久留米ツツジ、アケボノ、玄関先のフェンスに這うモッコウ薔薇が順繰りに咲いてくれています。

アケボノが年々伸びて、その下になってしまった久留米ツツジが最初に満開になり、モッコウ薔薇アケボノが開き始めてからもう一週間ぐらいでしょうか。

    満開のアケボノツツジ、右下が久留米ツツジ




急に夏日が来たり、また好天と雨が1日交替の様な天気が続き、綺麗に開いた花も雨に打たれて、大丈夫かなと気になったりしたのですが、天気が回復すると花弁をしっかり伸ばして「満開ですよ、どうぞ御覧下さい」と言っているように、確りした姿を見せてくれます。

      満開の久留米ツツジ


久留米ツツジとモッコウ薔薇は、昨日あたりから盛りを過ぎましたが、アケボノは今日もまだ元気に大きな花をびっしりと精一杯開いています。

      満開の日のモッコウ薔薇


今週末にはアケボノの兄弟のオオムラサキが、狭い庭の反対側でそろそろ満開になるのでしょうか。
これはずっと以前、ほんの30㎝ぐらいの丈の株を知人宅から頂き、芯の一本だけ残して高く育てた結果が今の姿です(多分、来週ご紹介します)。

リュウキンカからチューリップ、今年は紹介しませんでしたが、ハナニラ、ツリガネスイセン、シラユキケシから、ツツジ、モッコウ薔薇と次々咲いてくれる花々とその自然環境に毎年々々感謝するところです。