日本経済再生のための点検
日本経済は、オイルショック、プラザ合意、今回の金融危機と、他人(他国)の都合に振り回される形の経済困難に直面することの繰り返しになっています。
さいわいなことに、日本人は、勤勉に真面目にこうした危機の対応し、ある程度の時間はかかりましたが、これまでの困難は何とか克服して、健全な経済大国として頑張ってきています。
今回の危機も、全くアメリカの都合によるものですが、日本は黙って対応し、克服の第一歩ぐらいは踏み出しているように思います。
しかし、考えて見ますと、外国との関係が深いほど、外国の影響を受けるわけで、これは経済社会の国際化の中で当然のことですが、もし日本が必要以上に外国に頼るような政策をとっているとすれば、その点は、日本経済自体のバランスを適切なものにすることで、日本経済をより確りしたものにしていくことが可能なのではないでしょうか。
そうした目で日本経済のいろいろなバランスを見てみますと、気が付く点がいくつかあります。
主なものを上げてみますと、
・国際経常収支がいつも 大幅黒字であること。これはアメリカと正反対です。
・製造業中心に 輸出に頼る度合いが大きいこと。国際競争力が強いからでしょうか。
・ マネーゲームが不得手であること。ルール・メーカーには敵いません。
・政府の借金が巨大であること。不況で財政出動ばかりしてきたから。
などというところでしょうか。
これらのうち、最初の3つは互いに関連しあっていて、今回の経済危機にも直接関連を持つもののようです( 財政赤字は、ここでは別途論じる問題かと思います)。
今回の不況脱出をより早く、より着実にするためには、このあたりの問題を少し角度を変えてみていく必要があるように思います。
日本経済は、オイルショック、プラザ合意、今回の金融危機と、他人(他国)の都合に振り回される形の経済困難に直面することの繰り返しになっています。
さいわいなことに、日本人は、勤勉に真面目にこうした危機の対応し、ある程度の時間はかかりましたが、これまでの困難は何とか克服して、健全な経済大国として頑張ってきています。
今回の危機も、全くアメリカの都合によるものですが、日本は黙って対応し、克服の第一歩ぐらいは踏み出しているように思います。
しかし、考えて見ますと、外国との関係が深いほど、外国の影響を受けるわけで、これは経済社会の国際化の中で当然のことですが、もし日本が必要以上に外国に頼るような政策をとっているとすれば、その点は、日本経済自体のバランスを適切なものにすることで、日本経済をより確りしたものにしていくことが可能なのではないでしょうか。
そうした目で日本経済のいろいろなバランスを見てみますと、気が付く点がいくつかあります。
主なものを上げてみますと、
・国際経常収支がいつも 大幅黒字であること。これはアメリカと正反対です。
・製造業中心に 輸出に頼る度合いが大きいこと。国際競争力が強いからでしょうか。
・ マネーゲームが不得手であること。ルール・メーカーには敵いません。
・政府の借金が巨大であること。不況で財政出動ばかりしてきたから。
などというところでしょうか。
これらのうち、最初の3つは互いに関連しあっていて、今回の経済危機にも直接関連を持つもののようです( 財政赤字は、ここでは別途論じる問題かと思います)。
今回の不況脱出をより早く、より着実にするためには、このあたりの問題を少し角度を変えてみていく必要があるように思います。