アメリカの選択、日本の選択
此の所の世界の状況は、気になることが連鎖的に起こってきます。
ウクライナとロシアの関係は、何とか平和的な手段で解決をと思いますが、その兆しは見えたのでしょうか。
今日はシリアの国連大使が、アメリカに対して、対テロ作戦で手を貸してほしい、とも受け取れる発言をしたと報道されました。
アメリカは、シリアではアサド政権に反対し、反政府軍を支援していますが、イラクでは、マリク政権を支持しているようです。
現政権がまともなのか、反政府勢力に理があるのか。テロなのかそうでないのか、真実がいずれにあるかの判断は極めて難しいことでしょう。
世界随一といわれる諜報網を持っているアメリカですから、それなりの判断で行動を取っているのでしょうが、アメリカの選択が常に正しいと言えるかには、種々問題があるということは、過去の経験からも知られるところです。
私自身、政治や軍事については、全くの素人ですが、経済については、今までこのブログで書いて来ましたように、アメリカの経済運営は根本的に誤ったものだと考えています。このままでは、アメリカ経済の立て直しも巧くいかないだけでなく、マネー資本主義の横行で、世界経済の行く末を危殆に瀕させるような結果になっていると予想せざるを得ません。
現状、アメリカ経済は順調で、テーパリング(超金融緩和の巻き戻し)から、金利の引き上げも視野になどと報道されたいますが、アメリカの経常収支はは相変わらず常に赤字で、借金なしではやっていけない状況には変わりはありません。
この点ではギリシャやスペインの方が真面目です。
今日の日経平均もアメリカのダウが上がったからと、上がっているようですが、防衛論議でも経済政策でも、アメリカについていけばいい、という考え方では済まない時代になっているのでしょう。
日本は日本としての確りした識見を持ち、アメリカが良いことをやれば賛成協力し、誤ったことをやればその是正についての忠告をするといった、理性も知性もある大人の関係の構築に努力する事が今こそ必要になってきているのではないでしょうか。
此の所の世界の状況は、気になることが連鎖的に起こってきます。
ウクライナとロシアの関係は、何とか平和的な手段で解決をと思いますが、その兆しは見えたのでしょうか。
今日はシリアの国連大使が、アメリカに対して、対テロ作戦で手を貸してほしい、とも受け取れる発言をしたと報道されました。
アメリカは、シリアではアサド政権に反対し、反政府軍を支援していますが、イラクでは、マリク政権を支持しているようです。
現政権がまともなのか、反政府勢力に理があるのか。テロなのかそうでないのか、真実がいずれにあるかの判断は極めて難しいことでしょう。
世界随一といわれる諜報網を持っているアメリカですから、それなりの判断で行動を取っているのでしょうが、アメリカの選択が常に正しいと言えるかには、種々問題があるということは、過去の経験からも知られるところです。
私自身、政治や軍事については、全くの素人ですが、経済については、今までこのブログで書いて来ましたように、アメリカの経済運営は根本的に誤ったものだと考えています。このままでは、アメリカ経済の立て直しも巧くいかないだけでなく、マネー資本主義の横行で、世界経済の行く末を危殆に瀕させるような結果になっていると予想せざるを得ません。
現状、アメリカ経済は順調で、テーパリング(超金融緩和の巻き戻し)から、金利の引き上げも視野になどと報道されたいますが、アメリカの経常収支はは相変わらず常に赤字で、借金なしではやっていけない状況には変わりはありません。
この点ではギリシャやスペインの方が真面目です。
今日の日経平均もアメリカのダウが上がったからと、上がっているようですが、防衛論議でも経済政策でも、アメリカについていけばいい、という考え方では済まない時代になっているのでしょう。
日本は日本としての確りした識見を持ち、アメリカが良いことをやれば賛成協力し、誤ったことをやればその是正についての忠告をするといった、理性も知性もある大人の関係の構築に努力する事が今こそ必要になってきているのではないでしょうか。