年齢階級別平均消費性向:前回の参考データ
前回、30歳代以下の層の消費性向が低下していることを 安倍政権も気にしているという報道があったことに触れましたが、総務省の「家計調査」の数字を当ってみました。
家計調査の年報では2015年が今年の2月に発表されています。その中から関連する数字を拾ってみますと下のような状況です。(勤労者:2人以上所帯)
世帯主年齢 ~40歳 40~49歳 50~59歳 60歳~ 平均
平均消費性向 66.6% 69.7% 74.1% 92.4% 73.8%
前年差%ポイント -1.9 -1.9 -1.1 -2.4 -1.5
平均消費性向は「消費支出/可処分所得×100」で、可処分所得とは「手取り収入」です。
平均消費性向66.6%ということは、あとの33.4%は「黒字率」で、貯蓄に回っているということを示します。
平均消費性向は各階層で下がっています。もちろん平均も下がっています。
収入の方の解説では、可処分所得は名目、実質ともに増えていると書いてありますから「所得は増えたが貯金を増やした」という傾向が明らかになります。
以上、前回の参考データです。
前回、30歳代以下の層の消費性向が低下していることを 安倍政権も気にしているという報道があったことに触れましたが、総務省の「家計調査」の数字を当ってみました。
家計調査の年報では2015年が今年の2月に発表されています。その中から関連する数字を拾ってみますと下のような状況です。(勤労者:2人以上所帯)
世帯主年齢 ~40歳 40~49歳 50~59歳 60歳~ 平均
平均消費性向 66.6% 69.7% 74.1% 92.4% 73.8%
前年差%ポイント -1.9 -1.9 -1.1 -2.4 -1.5
平均消費性向は「消費支出/可処分所得×100」で、可処分所得とは「手取り収入」です。
平均消費性向66.6%ということは、あとの33.4%は「黒字率」で、貯蓄に回っているということを示します。
平均消費性向は各階層で下がっています。もちろん平均も下がっています。
収入の方の解説では、可処分所得は名目、実質ともに増えていると書いてありますから「所得は増えたが貯金を増やした」という傾向が明らかになります。
以上、前回の参考データです。