前主将の川口です。
ついてきてくれた部のみんな、応援していただいたLBをはじめすべての方々、1年間本当にありがとうございました。
結果で応えたかったですが、実力が足りませんでした。
ただ、今の自分たちを肯定的に捉えるのは難しいだろうけど、チームとしても、個人としてもそれぞこの1年で確実に成長したと思っています。
代替わり後から春葉山までは、淡青に乗れる免許持ちの部員がいなかったり、強風で沈しすぎてレース海面に行くことすらできなかったり、船やマストを壊してばかりいました。
艇や保険の取り扱いがずさんすぎて、大学やLBの方々にも非常に迷惑をかけました。
でも、葉山が終わるころにはそれに悩まされることもなくなりました。
松木武尾は、関東470決勝でLBも含め唯一、自力で全日本の権利を獲得しました。リザルト見るとわかるけど、あれは100艇近くが出場したレースで、ほかのライバル校も順位を安定させられない中での出場権獲得でした。
田島宇田川は、個戦では今までにないくらいいい走りをして、他の大学からも東大スナイプが注目されるようになりました。春の成績でスナイプは弱いと思われているのを、春にダメだった二人が自力で払拭するのをみて、非常に嬉しかったです。
小山は、春のスナイプではぱっとしなかったけど、470クルーに移ってからは上級生と同じパフォーマンスで、僕や東郷をリードして成績につなげてくれました。ヒールトリムがうまくて乗ってて気持ちよかった。
敦も春こそ不慣れなスナイプクルーで結果を出せなかったけど、太田さんのクルーをやったりとスキッパー以外の練習時間もしっかり自分の実力に変えて、下級生ペアというのが信じられない成績でスナイプを盛り上げてくれました。
正も、冬にクルーザーからうつって来た時は正直戦力として考えるのは難しいと思ってたけど、秋にはなくてはならない存在になっていました。正のフォローとコースがあったからこそ、塩島も敦も前を走ることができたと思うよ。
まりなは、秋は黒豆とレースに出られるくらいに成長しました。この一年間は下級ペアがしょっちゅうだったからわからないかも知れないけど、自分の仕事をしながらもう一人のフォローをするのは非常に難しいことです。あと、おびちゃんに接する態度をみて嬉しく思いました。女子はなにかと大変だと思うけど、いろんな人に相談しつつヨットを楽しんでってね。
金田は、春も秋も一緒にレースに出てお疲れさまでした。コースは完全に任せてたけど、ちゃんと期待に応えて自分の仕事をきっちりこなしてくれました。記憶に残るレースもありました。もっと一緒にレースしたかった。
東郷は、プレッシャーを感じさせない走りでマイペースに頑張ってくれました。ストレスを他の人に感じさせないで面倒ごとをなんでもこなせるのはすごいと思います。新歓と副将兼任は俺もやったけど忙しい分すごくやりがいがあるから、忙殺されずにマイペースで頑張ってね。
尾上は、嫌な顔一つせずサポートに徹してくれてありがとう。秋葉山の練習は本当に楽にできた。練習を運営できる能力ってのは、陸上でも海上でもどちらにも活かせるからこれからにつながると思います。体調と留年に気をつけて頑張ってください。
黒豆は、スキッパーになったりクルーになったり大変だったけど、練習時間が短いのによく塩島をフォローしてくれました。なんでもやらされるっていうのは何でもできるってことだから、体重を増やしつつ次の目標にむけて頑張ってください。
塩島は初インカレお疲れさまでした。初めてのインカレで大きな挫折だったろうけど、これを次に活かすことでいい経験だったと思えるように頑張ってね。七大戦とか、個戦とか、第1レースで前を走る姿に他の部員は勇気づけられたし、奮起したと思うよ。成績で部を盛り上げられるプレーヤーはかっこいいと思うので、来年以降もそういう姿を見たいと願ってます。
西田は、初葉山はどうだったかな?1年ワークですごく大変だったと思います、本当にお疲れさま。同期が少なくて大変だろうけど、同期はもちろん先輩と仲良くやって、厳しく辛いヨット部生活を楽しんでください。人数が多いと楽しいから、新歓は全力で頑張って!
おびちゃんは、いろんな不安があってもヨット部に入ろうと決心して、実際に続けていることですでに四月よりも自分は成長しているということに自信を持ってね。努力の仕方は人それぞれだから、無理に人に合わせることなく自分のやり方でヨット部に貢献して、ヨット部と一緒に成長してください。
マネージャーもお疲れさまでした!
めいこは、LBへの連絡お疲れさまでした。あとマネージャー長として、下級生の不満とか悩みを俺に代弁してくれてありがとう。そういう姿勢が他のマネージャーの支えになっていたと思います。
まさみは、応援部への連絡とか大変だったね。忙しい合間を縫って、部員よりも早く起きたり遅く寝たりして活動を支えてくれました。
舞ちゃん、津崎さんは間違いなく秋葉山の主力でした。下品でバカな部員たちを一生懸命サポートしてくれて、感謝しています。
これだけのメンツを揃えておきながら、期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。
僕自身は、予選までは自分のペースでレースができましたが、決勝はよけいなプレッシャーを感じてしまって緊張で思ったように体が動かず、沈したり、ケースを起こしたりとまともなレースが全くできませんでした。
この一年で後悔していることは、最後の決勝でレース以前の問題で負けたこととスナイプの予選落ち、あとは全レガッタを通して勝つことが出来なかったことです。インカレを最終目標と捉えすぎて、他のレースは練習として見たために個々のレースではいい結果が出ても、レガッタを通した結果を得ることが出来ず、成功体験がないまま最後のインカレを迎えることになってしまい、勝負の場面でシビアになれなかった。あとは、他の大学と比べると、夏から秋への伸びがレースの結果を見ると東大はかなり劣っていた。
自分なりに頑張ったから満足する人は、他の人との比較で勝敗が決まる勝負事には向いてないと思います。だから、自分や部に対して常に厳しくあって欲しい。でも、負けたからといってそれまでの自分を全否定して自信を失うのもやめて欲しい。1年間を通して出来なかったことと同様に、1年間で出来るようになったこともあるはずだから、この1年間の取り組みで悪かった所は改善して、良かったところは引き継いでいってください。あとは、前も言ったけど真剣に、でも楽しく、安全第一で活動していってください。陸上でも海上でも、今後はサポートに回っていきます。
最後の1年間はすごく大変だったし、結果も出せなくて辛かったけど、一番ヨット競技を楽しめた1年でした。
本当にありがとうございました。
川口 和晃
ついてきてくれた部のみんな、応援していただいたLBをはじめすべての方々、1年間本当にありがとうございました。
結果で応えたかったですが、実力が足りませんでした。
ただ、今の自分たちを肯定的に捉えるのは難しいだろうけど、チームとしても、個人としてもそれぞこの1年で確実に成長したと思っています。
代替わり後から春葉山までは、淡青に乗れる免許持ちの部員がいなかったり、強風で沈しすぎてレース海面に行くことすらできなかったり、船やマストを壊してばかりいました。
艇や保険の取り扱いがずさんすぎて、大学やLBの方々にも非常に迷惑をかけました。
でも、葉山が終わるころにはそれに悩まされることもなくなりました。
松木武尾は、関東470決勝でLBも含め唯一、自力で全日本の権利を獲得しました。リザルト見るとわかるけど、あれは100艇近くが出場したレースで、ほかのライバル校も順位を安定させられない中での出場権獲得でした。
田島宇田川は、個戦では今までにないくらいいい走りをして、他の大学からも東大スナイプが注目されるようになりました。春の成績でスナイプは弱いと思われているのを、春にダメだった二人が自力で払拭するのをみて、非常に嬉しかったです。
小山は、春のスナイプではぱっとしなかったけど、470クルーに移ってからは上級生と同じパフォーマンスで、僕や東郷をリードして成績につなげてくれました。ヒールトリムがうまくて乗ってて気持ちよかった。
敦も春こそ不慣れなスナイプクルーで結果を出せなかったけど、太田さんのクルーをやったりとスキッパー以外の練習時間もしっかり自分の実力に変えて、下級生ペアというのが信じられない成績でスナイプを盛り上げてくれました。
正も、冬にクルーザーからうつって来た時は正直戦力として考えるのは難しいと思ってたけど、秋にはなくてはならない存在になっていました。正のフォローとコースがあったからこそ、塩島も敦も前を走ることができたと思うよ。
まりなは、秋は黒豆とレースに出られるくらいに成長しました。この一年間は下級ペアがしょっちゅうだったからわからないかも知れないけど、自分の仕事をしながらもう一人のフォローをするのは非常に難しいことです。あと、おびちゃんに接する態度をみて嬉しく思いました。女子はなにかと大変だと思うけど、いろんな人に相談しつつヨットを楽しんでってね。
金田は、春も秋も一緒にレースに出てお疲れさまでした。コースは完全に任せてたけど、ちゃんと期待に応えて自分の仕事をきっちりこなしてくれました。記憶に残るレースもありました。もっと一緒にレースしたかった。
東郷は、プレッシャーを感じさせない走りでマイペースに頑張ってくれました。ストレスを他の人に感じさせないで面倒ごとをなんでもこなせるのはすごいと思います。新歓と副将兼任は俺もやったけど忙しい分すごくやりがいがあるから、忙殺されずにマイペースで頑張ってね。
尾上は、嫌な顔一つせずサポートに徹してくれてありがとう。秋葉山の練習は本当に楽にできた。練習を運営できる能力ってのは、陸上でも海上でもどちらにも活かせるからこれからにつながると思います。体調と留年に気をつけて頑張ってください。
黒豆は、スキッパーになったりクルーになったり大変だったけど、練習時間が短いのによく塩島をフォローしてくれました。なんでもやらされるっていうのは何でもできるってことだから、体重を増やしつつ次の目標にむけて頑張ってください。
塩島は初インカレお疲れさまでした。初めてのインカレで大きな挫折だったろうけど、これを次に活かすことでいい経験だったと思えるように頑張ってね。七大戦とか、個戦とか、第1レースで前を走る姿に他の部員は勇気づけられたし、奮起したと思うよ。成績で部を盛り上げられるプレーヤーはかっこいいと思うので、来年以降もそういう姿を見たいと願ってます。
西田は、初葉山はどうだったかな?1年ワークですごく大変だったと思います、本当にお疲れさま。同期が少なくて大変だろうけど、同期はもちろん先輩と仲良くやって、厳しく辛いヨット部生活を楽しんでください。人数が多いと楽しいから、新歓は全力で頑張って!
おびちゃんは、いろんな不安があってもヨット部に入ろうと決心して、実際に続けていることですでに四月よりも自分は成長しているということに自信を持ってね。努力の仕方は人それぞれだから、無理に人に合わせることなく自分のやり方でヨット部に貢献して、ヨット部と一緒に成長してください。
マネージャーもお疲れさまでした!
めいこは、LBへの連絡お疲れさまでした。あとマネージャー長として、下級生の不満とか悩みを俺に代弁してくれてありがとう。そういう姿勢が他のマネージャーの支えになっていたと思います。
まさみは、応援部への連絡とか大変だったね。忙しい合間を縫って、部員よりも早く起きたり遅く寝たりして活動を支えてくれました。
舞ちゃん、津崎さんは間違いなく秋葉山の主力でした。下品でバカな部員たちを一生懸命サポートしてくれて、感謝しています。
これだけのメンツを揃えておきながら、期待に応えられなかったことを申し訳なく思います。
僕自身は、予選までは自分のペースでレースができましたが、決勝はよけいなプレッシャーを感じてしまって緊張で思ったように体が動かず、沈したり、ケースを起こしたりとまともなレースが全くできませんでした。
この一年で後悔していることは、最後の決勝でレース以前の問題で負けたこととスナイプの予選落ち、あとは全レガッタを通して勝つことが出来なかったことです。インカレを最終目標と捉えすぎて、他のレースは練習として見たために個々のレースではいい結果が出ても、レガッタを通した結果を得ることが出来ず、成功体験がないまま最後のインカレを迎えることになってしまい、勝負の場面でシビアになれなかった。あとは、他の大学と比べると、夏から秋への伸びがレースの結果を見ると東大はかなり劣っていた。
自分なりに頑張ったから満足する人は、他の人との比較で勝敗が決まる勝負事には向いてないと思います。だから、自分や部に対して常に厳しくあって欲しい。でも、負けたからといってそれまでの自分を全否定して自信を失うのもやめて欲しい。1年間を通して出来なかったことと同様に、1年間で出来るようになったこともあるはずだから、この1年間の取り組みで悪かった所は改善して、良かったところは引き継いでいってください。あとは、前も言ったけど真剣に、でも楽しく、安全第一で活動していってください。陸上でも海上でも、今後はサポートに回っていきます。
最後の1年間はすごく大変だったし、結果も出せなくて辛かったけど、一番ヨット競技を楽しめた1年でした。
本当にありがとうございました。
川口 和晃