東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

最終話

2024年10月28日 17時29分32秒 | 通常練習

いよいよヒロアカと呪術廻戦が最終話を迎えてしまいました。最近はアニメでもヒロアカを追って毎週感動を貰っている日々です。ついでではありますがインカレの方も最終話を迎えようとしています。夏合宿からここまでを個人的に振り返るブログとします。

 

 

お世話になっております。2年スナイプスキッパーのモトオです。神田さんからブログ書けとの指令が来てしまったので渋々書きます(数ヶ月ぶり)。時間なくて手抜きですが許してください……

 

 

2S怒涛の追い出し(結局基本平均点は変わらず)が終わり長い長い夏合宿へ。走り合わせ、ラウンディング、トレイン。とひたすらに基礎を固める日々。正直全然楽しいとは思いませんでした。無風になった時にライジャケ脱いで天野さんと海に飛び込んでる時間が1番楽しかったのを覚えています。午後の合同コース練、覇者にはスタートから置いていかれ東大内でも別に特別走るわけでもなくニョーシーにはボコられと散々な内容でした。これを週5。マジでしんどかった。有難いことに乗艇機会を沢山いただき長い時間乗ることができましたがそれゆえモチベーションの低下も激しかったです。と、マイナスなことしかここまで書いて無いですが同じ生活をする仲間が合宿所にはいて夜雑談するのが楽しかった、だからなんとか走り抜けたのかなと思います。夏合宿を経て、元々にょーしーワンマンチームだったスナイプチームはそれなりに全体として形になってきてその手応えはチーム全体が感じていたと思います。その答え合わせをすべく秋6大へ。他人の走りを見る余裕は無かったので自分の振り返りだと、突き抜けた走りは出来なかったですが誰よりも無難な走りは出来たと思っています、調子に乗るわけでも落ち込むわけでもなく淡々とセオリー通りに。そして秋インではスタメンとして使っていただき、1日目と2日目の全てのレースに出させていただきました。自分のやるべきことはただ一つで「絶対に叩かないこと」だと勝手に思ってました。1レース目から慶應の須田君からプロテストを賜り絶望的立ち上がりでしたがなんとか耐えの内容。そこからはトラブルも何も無く実力通りのレースができたと思います。他のメンバーも好調で全然僕よりいい順位で帰ってきてたので僕も頑張んないとなーと思いながらレースしていたのを覚えています。(もっと書こうと思ったけど時間無くなってきたのでこの辺で)

 

 

そして迎えるは全日本インカレ。4年生にいい形で引退してもらうためにも308を走らせます。リーダーのにょーしーをキャリーするくらいの勢いで走らせます。

 

 

「プルスウルトラ」

 


魂の裏プラクティス

2024年10月28日 15時46分53秒 | 通常練習

お世話になっております。一年の470スキッパーの下村です。薫(ぺ)は置いておくとして、野口、大、山岡、井出の同期の通常ブログを読んだ記憶がないまま自分の二度目の通常ブログ指名が回ってきたことにすごく動揺しながらこのブログを書いています。

しかし、回ってきたものは仕方がないので一生懸命今週(10/26、27)の練習の振り返りをさせていただきます。今週は二日とも三四年生が江ノ島で全日本前のプラクティスレースだったため一二年生のみが葉山で練習という激アツコンディションで、船舶免許の実技試験に落ちて落ち込んでいた僕も流石にウキウキでした。

土曜日は5、6メーターの気持ちいい北風でラウンディングを主に練習を行いました。レスキューに乗らず一日スキッパーの練習をするのは初めてだったのでめちゃくちゃ収穫があって楽しかったです。あまりに寒い時間帯があったのでウェットスーツを買うことを決意させてくれた一日にもなりました。

日曜日、江ノ島に負けじと葉山では裏プラクティスレースが開催されました。470、スナイプ、レーザー、ホッパーの混合レースというワクワクしかないレースでした。レースは上下2周で行われ、途中から艇速の問題でレーザーとホッパーは上下一周となりました。全部で9レース行われ、自分はホッパーで2レース、470で4レース参加しました。ホッパーでは2レースともビリから二番目という悔しい結果でしたが、470ではトップフィニッシュ2回、2着2回というなかなかに満足な結果を残せました。コースはクルーまかせでしたが。能登谷さんと乗るのも、薫(ぺ)と乗るのも初めてだったのでとても楽しかったし、土曜に引き続いて学びばかりでした。一番楽しかったのは薫(ぺ)と漕ぎまくって爆走したことですかね。1から3メーターくらいの微風でオスカーアップしてくれた寛大な運営にも感謝です。他にも寺口杉山ペア(スナイプ)や470クルー転向が噂される泰三さんの魂のボディパンピングが見れて満足でした。大、スミスがレーザーで両舷からフリックを試み、ただ船体だけが揺れていたのもなかなか面白かったです。

 

裏プラクティスでは下重さんが運営の手伝いをしてくれました。ありがとうございました。ミスコンも頑張ってください。ミーティングの話も熱かったです。

 

いやいや書き始めましたがかなり長くなってしまいました。来週は全日本です。ブログは自分のことばかりでしたが四年生へは感謝でいっぱいですし、できるならまだ一緒にヨットがしたいです。下級生としてできる限りレースメンバーの支えになれたらいいと思います。笑って終わりましょう。それでは。

 

 

 

 

 

 


愛を感じて

2024年10月28日 13時38分24秒 | 仰秀シアトルワールド

平素よりお世話になっております、クルーザー4年の友成です。

 

9月28日から10月5日まで開催されました、J24世界選手権について書かせていただきます。

 

私自身のブログでは、世界選手権出場決定から実際に参加するまでの手順、取り組んだことを中心に(後世への記録用として)書かせていただきます。

 

 

前年度の全日本選手権で7位に入り、上位艇の辞退により出場権を獲得いたしました。

いざ、ありがたくも出場が決定したものの、チームとして最後に出場したのは6年前ということもあり、何から手をつければよいのかまったくわからない状態でした。

 

そこからは、ドライブに残されていた過去の先輩方の資料を拝読し、やるべきタスクを整理していく、分担していくということを半ば手探りで行いました。(こういった事務資料にしても座学資料にしても記録として残っているのは非常にありがたい限りです)

 

エントリーの手順や現地での整備計画含めタスクは多くありましたが、大きく分けて二点書こうと思います。

 

 

  • チャーター艇について。これがとにかく大きくて大変な作業だったと思います。3年生の源が主に担当してくれました。3,4月ごろより世界選手権の公式ホームページにアップされているチャーターボートリスト(写真と説明が記載されている)を見て、どの船がよさそうか・速そうかというのを担当者がリストアップしてくれ、皆で話し合って決定しました。船を決定する上では、チャーターフィー・その船の過去の実績、基本搭載備品(艤装の種類)や船底等の状態などを中心に確認しました。5月ごろよりオーナーの方と連絡を取り、計測証明書などエントリーに必要な書類や決済方法の確認など行いました。結果的に艤装も普段使っている状態に近く(ブロック類等は自分達で持ち込みましたが)、コスパ最高の船を選べました。(オーナーの方も非常に親切で現地での買い出しに車まで出していただきました、ありがとうございました)自分達がよく走れるレースもあったのは、良い船を選べたことに尽きると思います。源の目利きともろもろの準備には大変頭が下がります。

 

  • 資金面について。これも航空機・宿泊費・現地での食費・レンタカー代などあらかじめ試算してどのぐらい必要なのかを確かめました。現役強化費で補う分に加えて、それでも足りない分はLBの方からのご寄付・そして自分達で資金を調達する、の二通りの手段を講じました。前者については、LB通信や総会でお話しすることで、どのぐらい必要なのか、またどういう思いで世界選手権に参加したいのかをお話しさせていただきました。結果的に目標額を上回るご寄付をいただけました。後者については、業務用スーパーが行なっているスポーツ支援事業の補助金制度を使わせていただきました。(これは主将の関根が資料作成から面接までやってくれました。)サポートメンバー含め世界選手権という大掛かりな遠征を実現できたのは、まさにLBの皆様のご支援・そして部員の皆の頑張りのおかげです。ありがとうございました。

 

 

最後にはなりますが、この世界選手権では周囲の皆様に支えられていることをとにかく感じる瞬間が多かったです。インスタへの反応をいただけたり、普段活動しているマリーナの方からメールで激励のお言葉をいただいたりと、たくさんの方々から気にかけていただきました。(結果速報が遅れてしまったことに関しまして申し訳ございませんでした。)

改めまして、LB様をはじめとする皆様、一緒に行ってくださった社会人チームの皆様、マリーナの皆様、現地で生活全般のご支援をしてくださったシアトル淡青会の方々、ハーバーの方々、オーナー様、タスクを完璧にこなしてくれたチームメンバー、ご家族の皆様、お世話になった全ての方々に感謝申し上げます。このような自分史のハイライトとなるような貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。

 

たくさんの方々のご声援をいただいていることを身に染みて実感したからこそ、レースには大変悔いが残ります。途中まで手中におさめていたU25優勝を逃したことがいまの自分達の実力です。弱さに向き合って、チーム2024を締めくくるべく全うします。

 

 

 

友成遼