東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

全スナ振り返り

2024年08月27日 20時40分04秒 | 通常練習

みなさん、お久しぶりです。4年スナイプクルーの松本です。先週は、夏合宿第3クールに該当していましたが、その間に鳥取境港で行われた全日本スナイプに参加してきたので、ここではそのレースの振り返りをしようと思います。

今大会では、四日間を通じて合計5レース行われました。以下で1レースごと振り返りたいと思いますINZM。(リンクは最近ヨット部でプチ流行の曲です。文末に妻をつけるのがごく一部の界隈で流行ってます)

1レース目

1日目は、海風で上オンからインデッキぐらいの風でした。傾向としては、どんどん左に触れていました。1レースまでに何度か本船アウターが打ち替えられて、やや下優ぐらいの見た目でした。この時意識していたこととしては、スタートで埋もれずにしっかりスタボで走り切るということでした。そこで、空いている上よりのところから出ました。ここまではかなりよかったと思います。ただ、BSが他の社会人艇がまあ早かったです。あっという間に埋もれて、逃げのタックを打ちましたが、そこからもまた吸われてみたいな展開で、振り返れば、内内展開が多かったなあっという反省です。2上は黙ってポートを走って、ヘダーで左に寄せるというセオリー通りの走りだったと思います。

2レース目

1レース目に続けてのレースでしたが、1レース目で反省としてあげていた内内展開をまたしてしまったなーという感じのレースでした。結果あまり順位も芳しくなく。1日目を通して大きな反省点でした。

1日目の反省を西尾さんや遠征組で話しながら、スタートバウ出し、しっかり外に出して走ることを次の目標に迎えた2日目。

3レース目

陸風での3レースが行われることになった2日目。フレが激しく、かつ強弱が激しい難しいコンディションだったと感じます。3レース目は1日目と同じく、上オンからインデッキぐらいの風でした。バウ出しスタート試みるもなかなかうまくいかず、右海面で戦うことに。ところが風は左に触れて、厳しい見た目になりました。1下終わった時点であまり芳しい見た目ではなく。2上で一か八かで左奥突っ込んでみましたが結果は撃沈でした。1上時点で叩いても最後はそこそこの順位に収めていた艇のトラトラを振り返りたいと思います。(当日は、アーカイブの不具合で振り返りができませんでした)

4レース目

この時点ではかなり風が上がってきて、フルハイクコンディションになっていました。3レース目で叩きすぎて逆にすっきりした気持ちになっていた気がします。もう一度1日目の反省を思い返しながら、スタート攻めるも、最終的に下の艇にすわれてしまい、右に。またやべーなーと思っていたのですが、右ブレかつブローが降ってきて一気に熱い展開に。久々の強風に足は悲鳴をあげていましたが、ここで最もいい順位を上げることができました。

5レース目

4レース目と同じ風。スタートは下優。下よりの真ん中ぐらいで空いてるところから出るも、社会人艇との角度の差に驚愕させられやしたね。ただ、意外と前の景色は悪くなく、とりあえず我慢して走る。かなり奥で返したので、上マーク付近の右からくるブローが見えた時はまあ焦りましたが、なんとか耐えました。2上もとりあえず空いてる方を回って、リフトを繋ぐことと、強弱に合わしたセールセッティングを意識して走ることで、確実に順位をあげました。この日の帰りが一番楽しかった気がします。

ラスト2日は、天候が乱れてしまい、レースはできず。東大の結果は、31位、49位という結果となりました。今大会を通じて、全国のレベルの高さを痛感するとともに、自分たちの課題がよりクリアになったと思います。また、直接試合とは関係ないのですが、LBの方からのメッセージや葉山組からの応援を通じて、本当に多くの人からの支援があってのヨットなのだなと改めて感じました。本当に感謝です。

ここから、夏合宿を通じて、少しでもレベルアップできるように練習に励もうと思っています。拙い文章ですが、温かい目で読んでいただけると幸いです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿