東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

1993年以来の快挙だそうです🎉

2022年05月12日 07時12分23秒 | 通常練習

お世話になっております。2年スナイプスキッパーの今川穂乃香です。

 

5月7、8日に関東学生ヨット春季選手権大会の決勝が行われました。

スナイプは5月3、4日に行われた予選を突破してからの出場、470は決勝からの出場となりました。

 

リザルトは以下になります。

〜470級〜

49 4692 調(4)・加藤(3) 12-15-14-35-11 計87点

50 4452 藤田(4)・丸山(3) 20-32-23-5-32 計112点

51 4791 高原(4)・工藤(4) 3-10-24-18-7 計62点

 

1位 慶應義塾大学 125点

2位 早稲田大学 147点

3位 明治大学 197点

4位 中央大学 237点

5位 明海大学 242点

6位 横浜国立大学 244点

7位 東京大学 261点

8位 法政大学 320点

 

〜スナイプ級〜

49 31308 西尾(3)・山村(4) 7-16-2-14-17 計56点

50 31494 古山(4)・大根田(4) 32-4-7-31-11 計85点

51 31418 千田(3)・神田(2)/大野(3)・柳澤(3) 22-29-32-17-46(DSQ) 計146点

 

1位 慶應義塾大学 151点

2位 早稲田大学 175点

3位 中央大学 200点

4位 法政大学 256点

5位 東京大学 287点

6位 明治大学 309点

7位 明海大学 327点

8位 立教大学 355点

 

〜総合〜

1位 慶應義塾大学 276点

2位 早稲田大学 322点

3位 中央大学 437点

4位 明治大学 506点

5位 東京大学 548点

6位 明海大学 569点

7位 法政大学 576点

8位 横浜国立大学 616点

 

この二日間、私は陸でのサポートとして大会に関わらせていただきました。

陸のサポートは出艇前にレースメンバーの手伝いをしたり、レース中は回航やフィニッシュの速報を海上のサポートから連絡を受けて大学別の得点を計算したりします。1年の頃はあまり重要性がわかっていませんでしたが、今回はどこの大学と何点差、という情報でレースメンバーは次のレースでどの大学を抑えればいいのかを把握して戦略を立てる、ということを知り、レースメンバーと一緒に戦っている気がして一層やる気を出して取り組みました。

実は決勝前日にできれば470とスナイプの総合得点の大学別順位や他大との点差も欲しいと言われ、慣れないスプレッドシートで試行錯誤して他のスプレッドシートで各々470とスナイプの得点を入力しただけで総合得点の計算結果が自動で出る、という仕組みを同期の山本が作ってくれました。これのおかげですぐに情報を海上に伝えることができました。山本、ありがとう。

 

今回、私はレースメンバーが活躍している姿を直接見ることはできませんでしたが、毎回海上から来る回航順位の連絡で一喜一憂し、とても楽しい思いをさせてもらいました。先輩方が上位で回航、フィニッシュするたびにかっこいいなーと思い、本当にこのチームにいることができて幸せだな、と感じていました。そんなふうに思わせてくださり、レースメンバーのみなさん、本当にありがとうございました!スナイプチームは入賞、総合でも入賞、おめでとうございます。本当にお疲れ様でした。

 

また、今大会にはたくさんのLBさんに来ていただき、サポートをまでしていただきました。1日目は大会の運営に携わってくださって、2日目は470のサポートをしてくださった下重様、1日目に470のサポートをしてくださった天木様、1日目も2日目も応援に来てくださったたくさんのLBの方々、本当にありがとうございました。

 

これで春は一区切りつき、今度は新入生の練習と自分のスキッパーとしての練習が始まります。

私もいつか今回のレースメンバーのように活躍する側に回れるように今後も頑張っていきたいと思います。

 

それでは失礼いたします。

 

2年今川穂乃香

 

 

 


スタートダッシュ

2022年05月03日 22時02分09秒 | レース反省

クルーザー班2年の関根佑樹です。お世話になっております。

 

4月後半の活動報告をさせていただきます。

 

23日は前週と同様、葉山で試乗会を行いました。これまでになく多くの新入生が参加してくれました。しかし入部者はあまり増えることなく不安の残る試乗会となってしまいました。

 

また、4/30と5/1は小網代試乗会がありました。自分にとってホームでの試乗会なので気合が入りました。気合が入り過ぎてしまったのでしょうか。30日の出艇直後のメインセールをあげた瞬間にスタボのロワーのサイドステイがいきなり外れてしまいました。サイドステイの接合部分のネジ穴がダメになってしまっていました。結局、その日は出艇することはできず、新入生をヨットに乗せることはできず、もったいない試乗会となってしまいました。不幸中の幸い、壊れた部分の部品を取り寄せることができ、5/1は新入生にヨットに乗ってもらうことができました。その日は雨が1日中降るような、新歓にとっては良くない天気でしたが、新歓することに慣れてきたのか自分的にはこれまでで一番手応えのある新歓にすることができました。ただ、それでもいまだに入部者はプレイヤー3人、マネージャー2人であり目標には程遠いです。明日からの残りの2日間の小網代試乗会、全力で頑張ろうと思います。

 

さて、24日はフリートレースに参加しました。リザルトは8艇中7位で辛酸をなめる結果となりました。詳しいリザルトは以下になります。

 

http://kanto-fleet.lets-sports.net/race-result/2022.html

 

自分と友成2年にとってはフリートレースでは最大規模の8艇でのレースとなり、年度始めから刺激的なレースを味わうことができました。運営の方々、ありがとうございます。

 

個人的な反省を述べるとするならばバウマンなので、やはりスタートになります。前回のフリートレースの反省も前回のブログに書きましたが、その時はラインに大きく足りないことが課題でした。今回は前回よりも風が強かったことも幸いしたのか、艇団の下に位置付けて上し殺されるリスクを下げてから風位を揃えることで少なくとも出遅れることはありませんでした。

 

ただ、まだまだ課題はあります。今回の4回のスタート(1回ゼネラルリコール)は上有利の状況で全て真ん中よりも下で出ました。上で出ようとして失敗しては元も子もありませんが、少なくとももっと艇団に寄せられたなと思う回は2回ありました。特に第2レースのスタートはリコールを避けるためにベアしたところ結果としてアウターマークにマークタッチしてしまいました。本末転倒もいいところです。これももっと上に位置していれば

 

チーム全体としては、1上では上位で回航したとしても徐々に順位が落ちていくというレースになりました。一番の課題はダウンウィンドでの艇速です。その主な原因はチーム全体としてスピンの理想的なシェイプをわかっていないということがあると思います。遅いなと思っていてもどこを変えればいいのかの正解がわからないのです。ただ、個人的な反省としてはフォアデッキの前後の乗艇位置に関してもう少し気を遣うべきだったと思いました。

 

レース前に立てた目標には遠く及ばない結果となってしまいました。新歓が終わったら練習をする時間はたくさんあります。が同時に練習すべきこともたくさんあります。いかに限られた時間で最大限の成長をできるかはこの春、いかに効率よく、優先すべきことを見極めつつ練習するかにかかっています。そのことを心に留め、練習を重ねていきます。

 

今後とも仰秀、そして東大ヨット部の応援のほど、よろしくお願い致します。

 

2年 関根佑樹


伸びしろですね

2022年05月02日 18時11分49秒 | レース反省

平素よりお世話になっております。

3年スナイプスキッパーの千田綾菜です。

 

4/30(), 5/1()に行われました、2022 関東学生女子ヨット春季選手権大会について報告させていただきます。

 

まずはリザルトです。

 

スナイプ 全19

1レースカット

31418 千田/山村 6位 9-(16)-6-6(STP)-6-10 36

30736 藤田/今川 9位 12-12-(16)-13(STP)-8-3 48

 

詳しいリザルトはこちらをご覧ください

https://sd254a156085413e3.jimcontent.com/download/version/1651408823/module/13983504588/name/2022春女最終成績表_スナイプ級.pdf

 

1日目は15ktを超える北東の強風で3レース、2日目も15kt程度の南東の風で3レース行いました。

 

今回は昨年の秋に続き、2度目の女子インカレでした。前回も南の強風で、「女子インは吹く」という言葉通り、2日とも強風でなかなかしんどいレースでした。

 

しかし、自分の成長をかなり感じることができた2日間でした。

ボートスピードは他艇と比較しても多分劣っていなかったし(もちろん負けている時もあったけれど)(クルーのくれはさんのコースのおかげで)1位で回航できたレースもありました。

なんせ走らせることでいっぱいいっぱいだった昨年からの成長が素晴らしいです。自分で言うのもなんですが。

 

しかし正直なところ、もっと良い結果で終えたかったと思っています。もっと上の順位を取れるチャンスはいくつもありました。

そんなに吹いていないのに1R2Rで連続で沈をしたこと、短いスタートラインにも関わらず上の艇より低いスタートをしてしまったこと、マーク付近でのステアリングのミスでインを取られたことなど、ちょっと気をつければ普段ならしないようなミスが多数ありました。

レースの緊張や焦りからだという言い訳はいくらでもできますが、間違いなくそれも実力のうちです。

 

目標には届きませんでした。けれど、誰が何と言おうと入賞は入賞です。

この結果を良くも悪くも受け止め、秋女子インではさらに上を目指すとともに、明日からの春インカレ予選、決勝に繋げたいと思います。

 

それでは失礼いたします。

 

※写真は法政大学の羽田様に撮影していただきました。