誰も居ない、まだ夜の中に鎮まる、ダイニングルーム
負荷を
首尾よく実行できても
不完全燃焼で終わっても
日和見主義の己に
何某かの負荷を
与え続けること
それが
呆けを防ぐひとつの
有効な方便になる
否、きっとステキな
方策になる
Homo sapiensは太古から
その様にして生き延びてきた
唯、無為無策の人種は
必然の帰結として
淘汰されてきたのだ
この先へと
進む気概のあるものは
須らく
必要最小限の、必須の自覚と決意が要る