過日、暫くぶりに故郷に帰って来ました🚘
何しろ現住所よりは確実に3~5℃低い山中にある生まれ故郷。小さい頃には20軒以上あった集落は、今では、我が家を含めて殆どが空き家になってポツンポツンと寂しさの塊りに。現在は3軒の家に5人だけが住むという消滅集落に近付いている。
村道は苔生して、その上に周りの杉山の枯葉が溜まる。
まだ朝陽が射し込む
1/24 10:25
陰翳が彩る苔生す村道を
酷寒のふるさとの誰も居ない生家は”梅酒”造りに最適の”冷暗所”の貯蔵庫になる
誰にも会わない村中の唯一つの彩は”赤い山茶花”だ
ふるさと行脚~幸福の残り香~
この苔生す道に入ると
何故だか、ホッとするのだ
遠い遠い、遥か昔に
往来した記憶が
安らぎの雰囲気を纏わせてくれる
きっと周囲に
幸せのauraしか無かった
貴重なひとときに戻るのだ
その時代から
幾星霜の日日を生き抜いて
僕はperiodへと向かいながら
ときどき、吸い込まれるように
苔生す、この道を遡る
僕の原点にある
幸福の残り香を求めて
本能のように・・
暫く残り香にくるまって・・、巷に戻る
何時もの事のように、安堵と虚無を両抱えに・・
さて、今日は夕方から雨になる予報。氷雨にならなければいいのだが・・。
1/27 06:22 まんぼ