都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
おもちゃ学芸員、農協の取材を受ける
ひょんなきっかけから、宮城県の農協の方が東京おもちゃ美術館の紹介記事を書いてくださいました。
おもちゃ美術館の人気のヒミツであるボランティアスタッフ「おもちゃ学芸員」の活動の様子が紹介されています。
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「おもちゃ好き、子ども好き、集まれ!」
(文・写真 宮城県・県南農業共済組合 北畠)
新宿区、四谷三丁目。灰色のコンクリートビルが立ち並ぶ中で鮮やかな赤レンガ塀が一際目立つ場所がある。
「四谷ひろば」と書かれたその門をくぐれば、そこは遊びの空間、「東京おもちゃ美術館」だ。
旧小学校の校舎を利用した認定NPO法人日本グッド・トイ委員会が運営するこの美術館には日本はもちろん世界100カ国1万5千点の展示物のほか、触ったり、体を使って遊ぶおもちゃがたくさんある。
「ここでは子どもは自由に遊ぶからね。何かをするよう押し付けたりなんかしないよ。僕らの仕事はけがやトラブルが起きないように見守ることだね」。
200人いるボランティアスタッフ、「おもちゃ学芸員」の一人である山中さん(69歳)はそう言って明るく笑う。
「平日に来るのは保育園に通うくらいの小さい子どもたちだから、いっしょに遊んでいると、孫と遊んでいる気分になってくるんだ」。
パワフルな山中さんは子どもたちの人気者だ。こま回しを教えたり、輪投げを手伝ったり、大忙しの山中さんの周りにはにぎやかな笑い声が絶えない。
「僕はこれが大好きなんだ。一緒に遊ぼう」と二人の兄弟に声をかけ、「へんてこ動物園」と呼ばれる絵合わせを始める山中さんたちの周囲に、たちまち人が集まってくる。
「家にいて本を読んでてもしょうがないからね。おもちゃが好きで、子どもが好きならこんなにいい場所は他にはないよ」
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おもちゃ学芸員のことについてもっと知りたい、私の力を活かしたい!という方は、
ぜひ東京おもちゃ美術館のおもちゃ学芸員についてのページをご覧ください。
⇒http://goodtoy.org/ttm/about/gakugeiin.html#gakugeiin
スタッフ ココロン
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