都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
世界を旅するチェコのおもちゃ
「mini wonders~チェコのおもちゃ 昔と今」展を7/4(水)~7/17(火)の約2週間開催しています。
チェコスロバキアが建国100周年を迎え、記念イベントの一つとして、先月に
チェコセンター東京にて開催していました。
その後に東京おもちゃ美術館にも旅してくれることになり、現在多くの方に御覧頂いています。
チェコの子ども達は、スーツケースをおもちゃ箱として、大事なおもちゃを入れてお出かけするとのことで、
その様なおもちゃ文化から、今回の展示スタイルになった様です。
7月8日(日)には、チェコセンター東京のスタッフによる”ギャラリートーク”を開催。
チェコの時代背景や、チェコではデビル、日本で言うと”鬼”がストーリーによく出るということや、
絵本がとても素晴らしいので、ゲームの世界に絵本の 技術を取り入れ、また歴史を取り入れることで
後世に伝え続けていきたいという思いが伺えました。
閉館後の、おもちゃ学芸員向けフォローアップでも、おもちゃ一つ一つを説明していただきました。
1970年代のチェコ人の大多数が触れたことがあるはず、というほど有名なビニール製のおもちゃ。
チェコには海がないので、プールで遊べるということで大ヒットしたそう。
バッファローにまたいで座ることもできます。こちらのおもちゃの影響を受けて、現代人の作家がデザインしたものも展示しています。
「相手が子どもだからこそ、ごまかしたくない」というチェコのキュレーターの方の気持ちと、
東京おもちゃ美術館の「子どもの頃から本物に触れてほしい」という想いに共通する部分があるように感じました。
次は、イスラエルに旅立つとのことなので、その前にぜひ、ご来館ください
はっち
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