都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
清澄白河で江戸に浸ろう!~外部見学会~
東京おもちゃ美術館を飛び出して、おもちゃ学芸員さんと出かけた先での発見を楽しむ「外部見学会」。
今回は「清澄白河で江戸に浸ろう!」ということで清澄白河駅に集合です
「深川江戸資料館」は、江戸時代末の深川の街並みが実物大で再現されている資料館です。
長屋やお店に入って生活用具に触れることができる体験型の施設で、
薄暗くなったり雨が降ってきたり、またどこからかにわとりの鳴き声や鐘の音も・・・
まるでタイムスリップしたみたいです!
江戸らしく、はっぴを着たボランティアスタッフの方に
街なかを歩きながらご案内いただきました。
こちらは棒手振り(ぼてふり)。端切れの綿を売っています。
この棒手振りを生業とする政助さんはあさりやしじみをかついで売っていたそうで、
お部屋を覗いてみると貝がらがたくさんありました!
猪牙船(ちょきぶね)です。
とがった船先が猪の牙のように見えるのでこの名前がついたそうです。
狭い河川でも動きやすい細く長い形状で、水上タクシーの役割を果たしていたとのこと。
館内には説明書きがないため、江戸の街並みをより満喫できる空間となっています。
ボランティアスタッフのみなさんの楽しい解説で、
ただ歩いているだけでは見過ごしてしまいそうな場所にもたくさんの発見がありました
東京おもちゃ美術館との共通点もいっぱいです!
お昼ごはんは「深川めし」!
深川の漁師たちの間で広まったあさりのぶっかけめしが、おふくろの味として親しまれたのがあさりを炊き込んだ深川めしだそうです。
おなかがいっぱいになったところで、江戸の豪商の屋敷跡と伝えられる「清澄庭園」へ。
雨が降ってきましたが、大泉水の水面がゆらゆら揺れて綺麗でした。
緑のなかをおしゃべりしながらのんびり歩くのは気持ちがいいですね
最後は地元民にも人気のコーヒーショップでひと息ついて解散です
清澄白河の地で江戸を感じる1日になりました。
おもちゃ学芸員とスタッフ、おもちゃ学芸員同士が仲良くなれる外部見学会。
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リリー