今日は立春、こよみの上では春になりました。
ある面(花粉症)では、つらい思いをさせられる季節になってきますが、それでも、春がいいいいですね。
歯科通いの途中、不動院に寄ってみました。早春を感じました。
鐘楼(国の重要文化財)の近くで、コブシ(拳)の花芽が大きく膨らんでいました。
金堂(国宝)脇で、ハクモクレン(白木蓮)のつぼみも大きく膨らんでいました。
花期はどちらも3月に入ってからのようです。しかし、ハクモクレンの方は、
既に毛皮のマント(鱗片葉)を脱ぎはじめているようなつぼみも見られました。
今年は早く咲くのではないかと思われました。
ところで、コブシとハクモクレンは、どちらもモクレン科だそうで、見分けが分かりませんでした。
調べてみると、大きな違いは次の3点だそうです。
①コブシの方が木も花も小ぶり。
②コブシは花びらが6枚で横向きに咲き、ハクモクレンは9枚で上向きに咲く。
③コブシは花が開くときに花の付け根に2枚の葉が同時に開くが、ハクモクレンの葉は花が散ったあと。
このうち②の横向きと上向きの違いは、つぼみのうちにも現れているようでした。
暦の上だけではなく、自然界でも、春のいとなみがどんどん進んでいるようでした。
咲いているころ、また立ち寄ってみようと思っています。
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