四季折々

~感じるままに~

突抜忍冬と忍冬

2023-05-11 07:52:56 | 写真・花
早朝ウォーク中の昨朝、よく似た花2種に出会いました。
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)とニンドウ(忍冬)です。
似た名で、同じスイカズラ科の花でした。

その1 ツキヌキニンドウ(突抜忍冬) 花茎が葉を突き抜けているように見える面白い形です。





民家の生垣の上からのぞいていました。
ツキヌキニンドウは、北アメリカ地方原産のスイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性の植物だそうです。
対生する枝先の葉が基部で合着し、その先の花茎につぼみがつき花が咲くので、
突き抜けたように見えるのだそうです。


その2 ニンドウ(忍冬) 本名はスイカズラ(吸い葛)とか。





咲き始めは白色で、徐々に黄色になるようです。
このことからキンギンカ(金銀花)とも呼ばれるとか。


公園のツツジの上にツルを伸ばしていました。
スイカズラの原産地は日本だそうです。
別名ニンドウ(忍冬)は、葉が落ちずに冬を越すので、冬を耐え忍ぶからきているそうです。
スイカズラ(吸い葛)の名は、花筒の奥に密があり、
子どもが花をくわえて甘い密を吸っていことにちなむとか。

突抜忍冬と忍冬、花はよく似ていましたが、原産地は北アメリカ地方と日本、葉の形は大きく違う・・・
植物の世界は不思議でおもしろいですね。



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