今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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今年もよろしくお願いします

2017年01月01日 10時35分54秒 | ブログ

明けましておめでとうございます。

旧年中は当ブログをご覧頂きましてありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。作業はお休みしていますが気が向いたらUPしますね。

正月休みと言うのはあっという間に過ぎていきますね。元日から腕時計のケースを磨いていました。セイコーのスポーツマチックですが、入手した時にすでに研磨をされていまして、エッジも無くなっているひどい状態でしたので、何とか復活していと思っていたのでした。ラグの研磨が僅かに異なる同型のジャンクを入手して交換してやろうという魂胆です。しかし、当時の若者が使った普及クラスの時計ですので、こちらも元のコンディションは良くありません。我々素人が研磨をすると、どうしてもエッジが丸くなってしまうのですが、かと言って、本職さんのような大型のバフも所有していませんし、研磨技術もありません。電動工具を使用する場合もありますが、今回は、完全手磨きで、どうしたらエッジを再現できるかの研究をしていました。まぁ、それは元々無理な話なんですけどね。エッジが消えるのは、研磨のヤスリ面がぶれるためですので、どうしたらなるべくぶれずに磨くことが出来るのかを試行錯誤で考えます。特に今回のようにラグ部が三面カットになっているものは難易度が高いです。画像は完成ではありませんが、ほぼ形にしたところ。やはりエッジが丸くなりますが、何とか三面カットには見えます。簡単な治具の製作で手ぶれを少なくする方法などを思案中です。

で、例年の初詣は、混雑を避けて少し遅らせて行くのですが、今年は今日3日に行ってみました。やはり込んでいましたね。氏神様の立川の諏訪神社です。子供のころはそれほど初詣に来る人は多くなかったと思いますが、最近は参拝者が増えているように感じますね。

並んでからやっと山門をこぐってもうすぐですね。ここまで45分掛かりました。他に目の神様のお社にもお賽銭を上げて参拝しました。私の仕事は目が命ですからね。

 

毎年お約束の腕時計は昨年末に仕上げたセイコー・新10Aです。風防が光ってしまって、針が見えるのはこの1枚だけでした。この時計、終戦直後の昭和20年代製としては日差+15秒程度と驚異的な精度で動いています。

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