今なにしてる         (トミーのリペイント別館)

カメラ修理などについてご紹介します。
富塚孝一
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SAWYER'S MARK Ⅳ を修理するの巻

2021年06月07日 11時00分00秒 | ブログ

途中からのUPなんですけどね。ソイヤーズmk Ⅳという小さくて可愛いカメラですね。東京光学製の輸出向けカメラだそうです。4X4 Topcor 6cm F2.8 フィルムの入手が難しいですかね。

で、シャッターは精工舎のMXLですが不動の原因は開閉環というのでしょうか、シャッターチャージをする先端の部分が折れていました。地板側のY路地の部分にも衝突した陥没があります。

そこで、同じMXLシャッターを採用している安いジャンクを入手して調達しました。同じMXLでも搭載されるカメラによってストロボターミナルの取り出し位置などが違う場合もありますが開閉環は共通でした。

 

予めメンテナンスをしておいたシャッターに組み込んで作動をテストします。問題ありません。

 

 

カメラ本体に搭載します。

 

 

ファインダー関係の清掃をします。意外に汚れは少なく程度は良好です。

 

 

スクリーンを留めるバネはローライなどとは違いますね。サイズが小さいですからね。

 

 

ガラスとフレネルは汚れが目立つので洗浄しました。

 

 

問題はシボ革です。過去に分解されていまして、シボ革の材質が悪く、すでにモザイク状に割れていました。新しく新製とも思いましたがピースはほぼ揃っているので1つずつ接着をして行きます。

 

殆ど気にならない程度に貼れました。なるべくオリジナルが良いですからね。コンデションは良くたぶん早期に故障をして使われなかった個体でしょう。ローライフレックスと比べると本当に可愛いですが良く出来ていますね。

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