昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~ (十) 彼の知らない牧子のこと

2015-02-19 08:40:58 | 小説
「おばさん、久しぶり。元気だったあ?」 玄関の床にモップをかけていた管理人は、胡散臭そうな表情でその声の主に顔を上げた。 「あらあ、牧子ちゃんじゃないの。ホント、久しぶりねえ。 あんたこそ、元気だった? 今日はまた、おめかしなんかしちゃって。 ひょっとして、おデートなの?」 . . . 本文を読む

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