豊橋行き 新快速に意気揚々と乗り込んだわたしです。
尾張一宮とそして名古屋駅で二駅目だから立ちっぱなしも大丈夫! と踏んだわたしです。
高をくくっていました、大失敗です。
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「おばさん、久しぶり。元気だったあ?」
玄関の床にモップをかけていた管理人は、胡散臭そうな表情でその声の主に顔を上げた。
「あらあ、牧子ちゃんじゃないの。ホント、久しぶりねえ。
あんたこそ、元気だった? 今日はまた、おめかしなんかしちゃって。
ひょっとして、おデートなの?」 . . . 本文を読む