昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

小説・二十歳の日記  七月十五日  (曇り)

2024-09-15 08:00:28 | 物語り

こんやも蒸し暑い。天気予報だと、あしたは雨らしい。いいかげんに、梅雨も終わってくれないかなあ。

最近、ホントにつまらない毎日だ。
なんにも身がはいらない。わかってるよ。
こんなことじゃダメだと思うんだよ。
いつだって鼓舞してる。だけど‥‥。

ベトナムの帰休兵の人たちはどんな気持ちだろう。
つかのまの休息を日本で過ごして、そしてまた戦場に帰っていく。
同世代のアメリカの若者が、ベトナムの戦場で戦っている。
この現実だよな。アメリカとベトコン、どちらに正義があるのか、ぼくにはわからないけど。
戦争は、イヤだな。

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 自作の一枚の絵を誉めてくれた人が、例え狂人だと告げられてもどうしても信じられなかった奴。信じたくないと言った奴。
*芥川龍之介著「沼地」のエピソードから
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ぼくだって、小説をほめてくれた人が狂人だとは思いたくないし、よしんばそうだったとしても、きっと握手を求め、「きみって、サイコー!」と叫ぶだろう。



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