昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム 正午編 (きみの目には?)

2023-07-31 08:00:54 | 物語り

きょうに こころのいとをむすべずとも
あすにはきっと むすびます
わかいふたりのことだもの


きみを遠くから 見てるぼく

   きみは どんな気持ちでいるの?
   知りたいよ

   どうしてきみは、そうなんだい?
      ぼくだけに与えて欲しいと願う笑顔を みんなにふりまいて。

こいごころ……
   ほんとに恋してるぼくだよ
      そして
   それを知ってるきみなのに

どうして……
   ぼくはきみを 見つめてる
   ぼくの目には きみがいる

けれども……
      きみは ぼくを見ていない
   きみの目には ぼくは いない

               
=背景と解説=

不安なのです。
実感がないのです。
自分が壁を作っていたのだと、しばらく経ってから気づきました。

一歩、進めば良かったのに。
案外、相手は待っていたように思えるんですよね。
最近の若い人に多いようですが、
「ふられたら……」「断られたら……」という気持ちが、強くあるみたいですね。

わたしの場合は、「拒否されたら……」。これでした。
手を握りたい、肩を抱きたい、接吻をしたい。

でも、逃げていたんですよ。
プラトニックが一番なんだ、そう言い聞かせていました、当時は。



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