昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十六)の五

2013-03-17 11:09:45 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 涙ながらに許しを請う、正三がいる筈だった。 土下座をして小夜子の愛を求める、正三でなければならなかった。 そして、そして、学生服に身を包んだ正三でなければならなかったのだ。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十六)の四

2013-03-16 15:45:28 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 別人よ、他人よ。 タケゾーのせいよ、タケゾーの……」 激しく慟哭しながら、武蔵の胸を叩く。 弱々しいそれがそして声が、小夜子の衝撃の深さを表している。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の八

2013-03-11 21:27:05 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 報告書提出以来、官吏さまとして奉られる日々を送る正三。 同僚は勿論のこと、直属の上司ですら敬語を使う。 認可を求めて日参する企業の役員たちは、最敬礼をせぬばかりの態度で接してくる。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の六

2013-03-10 14:27:10 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 毎日が緊張の日々だった正三。 その激論の中に入れぬ己が情けなかった。 未来の次官さまと口々に褒めそやしてくれる者たちが、 己の論を東陶とまくしたてるというのに、正三ただ一人が蚊帳の外に置かれいる。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の四

2013-03-08 22:15:22 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 決して愛情云々ではなく、その何と言いますか、流れと言いますか……そう、そうなのです。 場の勢いに飲まれて、つい深酒をしてしまいまして。 不覚にも酩酊状態に陥っていたのです。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の三

2013-03-07 20:33:25 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- ハンカチで額の汗を拭いながらの、弁解に終始する正三だった。 しかし小夜子の耳には、正三の声はまるで入っていない。 許しを請う正三の様を、ただただ見ていた。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の二

2013-03-06 20:16:04 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- 「そ、それは……。 日本国の未来をも左右しかねない、大事な機密事項でして。 外部との連絡は一切認められず、身内以外との接触は、厳に慎むようにと禁じられました。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十五)の一

2013-03-05 20:35:10 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- えぇえぇ、殿方はお仕事第一ですものね。 あたくしが、どれほどまでに心細い思いをしていようとは、露ほどにもお考え下さらなかったのね。」 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (五十四)の八

2013-03-04 21:01:03 | 小説
三部構成の、 大長編です。 どうぞ気長に、 読んでください。 実はこれ、 まだ執筆中なんです。 ----- かつての正三は、口下手で、己の思うところの半分、いや十分の一も語れなかった。 時として口篭もってしまい、俯いてしまった。 しかしそれでも、意図することは伝わってきた。 . . . 本文を読む

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