24日(月・休日)。昨夕、巣鴨駅ビル・アトレヴィ5階のO.Kで娘の誕生祝パーティーを開きました 25日のクリスマスが誕生日なのですが、その日は本人の仕事があるので、2日繰り上げて家族だけでプレ・プレ・バースデー・パーティーを開くことにしたものです
夕方5時から、この店自慢のピザとパスタを中心とするパーティー・プランを予約しておきました
最初にイタリア・トスカーナの赤ワインで乾杯しました いつもはアルコールを飲まない20歳の息子も珍しく1杯だけ付き合いました
最初の料理は生ハムとサラミの盛り合わせと有機トマトのカプレーゼです。トマトにサンドされているのは水牛のモッツァレラチーズです
次は新鮮な野菜を使ったオッティモ・シーザーサラダです
そしてメインディッシュのピッツァ・マルゲリータ。この店のピザはどれも絶品です
次いでズワイ蟹のトマトクリームスパゲッティです。初めてこのお店のスパゲッティを食べましたが、すごく美味しいかった
そして、このコースには牛肉のワイン煮込みが付きます。よく煮込んである柔らかい牛肉です
これで料理は終わり。いよいよデザートです。あらかじめお店に頼んで”サプライズ”を用意しました ティラミス、ガトーショコラ、抹茶アイス、紅茶味のムースの盛り合わせですが、お皿にはチョコレートで”ハッピー・バースデー”の文字と娘の名前が書かれています
これには娘も大変喜んでくれて、最初一人で格闘していましたが、さすがに量が多すぎて弟や私が手助けしました 最後にチョコで書かれた文字をスプーンで削って食べていました。量的にはチョコっとですが、よほど気に入ってくれたようです
娘の誕生祝パーティーを外のお店で開いたのは初めてのことですが、来年もこの店でいいかな、と一人考えている今日この頃です
閑話休題
昨日午前、日比谷のTOHOシネマズ・シャンテでウディ・アレン監督「恋のロンドン狂騒曲」を観ました先日、このブログに時々コメントを投稿してくださるNさんから”クリスマス・グリーティング・メール”をいただき、その中に、この映画でボッケリー二とモーツアルトが使われていたと書かれていたのです
これは是非観に行かなければ、と決心して腰を上げた次第です
物語は、ロンドンを舞台に2組の夫婦のそれぞれの恋の行方を描いたラブコメディです ある日突然、死の恐怖に捕らわれたアルフィ(アンソニー・ホプキンス)は、スポーツジムに通い若返りの特訓に励み、女優くずれのコールガール(シャーメイン)を恋人にして結婚すると言い出します
妻のヘレナ(ジェマ・ジョーンズ)は夫の言い分が理解できず、インチキ占い師の助言に従って新しいパートナーを見つけます。一方、彼らの娘サリー(ナオミ・ワッツ)と一発屋の作家ロイ(ジョシュ・ブローリン)の夫婦にも危機が迫ります
サリーはギャラリー経営者グレッグ(アントニオ・バンデラス)に魅かれ心を傾けます
一方、ロイは道路を隔てた向かい側の部屋でギターを弾く赤い服の美女ディア(フリーダ・ピント)に魅かれます
幸運の女神はこのうちの一人だけに微笑みます
さて、私が興味があるのは音楽です。まず、ディアが窓辺で弾いているギターの曲はボッケリー二ですが、残念ながら作品名は分かりません グレッグがサリーを誘ってオペラ劇場に行きますが、上演されていたのはドニゼッティ「ランメルモールのルチア」で、エドガルドのアリアが歌われていました
アルフィがシャーメインを娘サリーとロイに紹介するときに流れていたのはモーツアルトの「セレナーデ第6番ニ長調K.239”セレナータ・ノットゥルナ”」の第3楽章「ロンド~アレグロ」です 1776年1月に作曲されたということですから、モーツアルトが20歳の時の作品です。全3楽章から成りますが12~13分ほどの短い曲です
セレナーデは通常、管楽器で演奏されますが、この曲は弦楽器とティンパ二だけで演奏されるのが特徴です
ウディ・アレンは必ずと言っていいほど映画の中でクラシック音楽を使います。その使い方にはセンスの良さを感じます