27日(水).わが家に来てから230日目を迎え、縄張りを死守するモコタロです
別に綱引きをしているわけじゃないんだよね・・・
閑話休題
昨日、当ビルの消火器操作訓練があり、約60名の皆さんが参加されました 夕方、要員の打ち上げ兼防災センターK隊員の送別会が地下の焼鳥Rで開かれたので参加しました 例によって二次会にも行ってしこたま飲んだので,今朝は朝から頭が頭痛です 頭の中がモヤモヤしていて思ったように働きません(いつものことか) それとは全然関係ない話ですが、第一生命保険が毎年実施している「サラリーマン川柳」の第28回目の入選作品のうち上位10作品が発表されました 1位になったのは「皮下脂肪 資源にできれば ノーベル賞」ですが、私が傑作だと思ったのは「記念日に『今日は何の日?』『燃えるゴミ!!』」と「ひどい妻 寝ている間に ファブリーズ」という作品です そして、身につまされるのは「増えていく 暗証番号 減る記憶」です それにしても、よくこういうフレーズを考えるものだと感心します。NHKの人に違いありません。NHKとは言うまでもなく日本ヒマ人協会のことです
閑話休題
中村文則著「迷宮」(新潮文庫)を読み終わりました 中村文則は1977年,愛知県生まれ.このブログでも「掏摸(すり)」「王国」を紹介しました
都内で一家惨殺事件が発生した.4人の家族のうち夫,妻,長男は殺され,長女だけが生き残った 現場は密室で,唯一生き残った少女は睡眠薬でこん睡状態だった.全裸の妻の周囲には色とりどりの折鶴が螺旋状に置かれていたことから「折鶴事件」と呼ばれた.生き残って成長した少女は,中学の同級生だった男に迷宮入りした事件の真実を語り始める なぜ,鍵のかかった密室で殺人事件が起こったのか.偶然が重なったといえ,背景には家族の中での夫と妻との関係,兄と妹との関係が事件に大きな影を落としていた
なるほど,と思わせるどんでん返しが待ち受けていますが,それにしてもどうして中村文則の小説はこうも暗いのでしょうか 女性作家でいえば湊かなえのようなテイストの作品です。ハッピーエンドに飽き飽きした人にお薦めします