7日(火)。わが家に来てから今日で2523日目を迎え、岸田文雄首相は所信表明演説の冒頭、新型コロナウイルス対応に触れるなかで、ケネディ元米大統領の「屋根を修理するなら、日が照っているうちに限る」という言葉を引用した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
国庫の無駄をなくすなら 在庫のアベノマスクを公共施設に無償で配布するに限る
昨日、夕食に「トンテキ」「生野菜とアボカドのサラダ」「舞茸の味噌汁」を作りました トンテキは2度焼きしたら若干固くなってしまいました。反省です
Netfrixでマイケル・ムーア監督による2018年製作アメリカ映画「華氏119」(128分)を観ました
タイトルは2004年に公開されたジョージ・W・ブッシュ政権を批判した映画「華氏911」にちなみ、「119」はドナルド・トランプが第45代米大統領に当選確実とし勝利宣言をした「2016年11月9日」を意味しています
ムーア氏は、人種差別発言を繰り返しメキシコとの間に壁を作れと主張することによって、アメリカ社会にくすぶっていた移民に対する反感を吸収して支持を取り付けるトランプ大統領を「悪の天才」と称し、ナチス・ドイツのヒトラーになぞらえます その一方で、撮影当時の大統領であるバラク・オバマが、フリントにおける汚染水問題で現地を訪問した際、現地の水を飲むパフォーマンスで住民を安心させようとして批判を買ったことも取り上げています また、当時の民主党内部ではベテラン勢を当選させるために新人候補に立候補を断念するように迫ったりしていたことや、それに反発したオカシオ・コルテスなどの若い候補者たちが名乗りを上げたことも取り上げています
アメリカでは銃により高校生が犠牲になるケースが後を絶たないことも取り上げています ある集会で、高校生の代表が共和党の議員に「あなたはライフル協会からいくら献金をもらっているのか?」と聞くと、会場の高校生たちはスタンディングオベーションで彼を讃え、共和党議員が困り果てるシーンが印象的です 銃保持規制の運動は全米の高校生に広がり、大きなデモにつながっていきます 高校生たちが広場を埋め尽くすシーンを見て、アメリカは若者たちに未来を託しても大丈夫だな、と思いました
さて、音楽です。この映画では、クラシック音楽がそこかしこで目立たないように使われています。プッチーニ「トゥーランドット」から「誰も寝てはならぬ」、モーツアルト「レクイエム」から「ラクリモーサ」、ポンキエッリ「ラ・ジョコンダ」から「時の踊り」、ショパン「葬送行進曲」、ハイドン「弦楽四重奏曲第77番”皇帝”」から第2楽章「神よ、皇帝フランツを守りたまえ」などです ムーア監督は結構クラシック好きなのかもしれません
本日、toraブログのトータル閲覧数が665万ページビューを、トータル訪問者数が199万 I P をそれぞれ超えました(6,650,720 PV。1,990,026 IP)。ちなみに11月28日~12月4日の1週間におけるgooブログのランキングは3,074,109ブログ中 404位、日本ブログ村「クラシックコンサート・演奏会感想」のランキングは54ブログ中 1位となっています これもひとえに普段からご覧くださっている読者の皆さまのお陰と感謝申し上げます これからも入院しようが何しようが根性で毎日書き続けてまいりますので、モコタロともどもよろしくお願いいたします