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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

Netfrixで韓国ドラマ「地獄が呼んでいる」を観る ~ 「イカゲーム」に次ぐ面白さ / 瀬戸内寂聴「老いも病も受け入れよう」、ブレイディみかこ「ヨーロッパ・コーリング・リターンズ」他を買う

2021年12月30日 07時18分37秒 | 日記

30日(木)。整骨院で椎間板症ですね、と言われ、腰が痛いのであまり動きたくないのですが、昨日午後、暖かくなってからレンジフードの掃除をしました 油汚れが凄いので毎年苦労しますが、最近は油汚れが良く落ちる洗剤や掃除用具が出ているので、比較的楽になりました ほかのところは掃除する気が起きません

ということで、わが家に来てから今日で2546日目を迎え、「桜を見る会」前日の夕食会費用補填問題を巡り、東京地検が安倍晋三元首相を再び不起訴としたことを受け、告発した市民団体が28日、声明を発表し「おざなりな再捜査による結果と言わざるを得ない」と批判した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     今や自民党最大派閥となった安倍派への 忖度が見え隠れする 東京地検の判断だな

 

         

 

昨日、夕食に「鶏の唐揚げ」を作りました いつもは2週間おきの金曜日に作るのですが、年末特別シフトに移行しました

 

     

 

         

 

手元の本があと1冊となったので、池袋のジュンク堂書店で5冊購入しました

1冊目は今年11月9日に亡くなられた瀬戸内寂聴さんの「老いも病も受け入れよう」(新潮文庫)です

 

     

 

2冊目はブレイディみかこ「ヨーロッパ・コーリング・リターンズ」(岩波現代文庫)です これは2014年から2021年までに書かれた社会・政治時評集です

 

     

 

3冊目は原田ひ香著「三千円の使い方」(中公文庫)です これはタイトルからしてノウハウ本かと思ったら、小説のようです

 

     

 

4冊目はホリー・ジャクソン著「自由研究には向かない殺人」(創元推理文庫)です この本は新聞の書評に載っていました

 

     

 

5冊目はジョセフ・ノックス著「スリープウォーカー」(新潮文庫)です 帯にある「2022年版 宝島社『このミステリーがすごい!』海外編・第3位」という謳い文句に惹かれました

 

     

 

いずれも、今読んでいる本を読み終わり次第、当ブログでご紹介していきます

     

         

 

Netfrixオリジナル配信 韓国ドラマ「地獄が呼んでいる」(シーズン1:全6話)を観ました

本作は韓国の社会派漫画家チェ・ギュソクによるウェブトゥーン「地獄」を原作に映画化されたものです 現在 配信されている「シーズン1」は全6話から構成されていますが、第1部(1話~3話)、第2部(4話~6話)の2部構成になっています

第1話=2022年の韓国。謎の超常現象の動画が話題になる中、白昼堂々、人目のある大通りに3体の巨大な化け物が突然現れ、「地獄に落ちる」と宣告された若い男を追い回した揚げく暴行を加え焼き殺す その事件を担当することになった刑事ギョンフンは、この事件を『神の意思』だと語る新興宗教団体「新真理会」の初代議長チョン・ジンスと出会い、新たな事件に巻き込まれてしまう

第2話=2人の子どもを持つシングルマザーのパク・ヨンジャが地獄行きの「告知」を受ける その話を聞いた新真理会は、大金と引き換えに予言が実行される日を生放送で中継したいと申し出る 彼女は残された子供たちのためにも出演料を受け取りたいと弁護士ミン・へジンを仲介に、申し出を受ける そして生中継が行われる中、3体の化け物が現れ公衆の面前でヨンジャは殺害される

第3話=全世界が衝撃を受ける中、チョン・ジンスは善行を行うよう訴える そんな中、刑事ギョフンは行方不明になった娘を探す。弁護士へジンは「矢じり」という新真理会の熱狂的な若者集団の的になってしまう ジンスは自身が20年前に死亡「告知」を受けていたことを刑事ギョフンに明かし、その直後 化け物に殺害される

第4話=初代議長ジンスが神の裁きを受けてから4年後。2代目議長キム・ジョンチルのもと新真理会の教義は世界中に広まっていた 一方、弁護士ミン・へジンは「告知」を受けた者が「罪人」のレッテルを貼られずにこの世を去れるように手助けをしていた テレビ局で働くペ・ヨンジェは、連絡が取れなくなった同僚を探していたが、釣り堀で同僚が化け物に殺害されるのを目の当たりにする。同僚も「告知」を受けていたのだった

第5話=ペ・ヨンジェとソン・ソヒョン夫妻の間に生まれたばかりの子どもが「告知」を受ける ヨンジェは「生まれたばかりの子どもに罪はないはずなのに、なぜ『告知』を受けなければならないのか」と新真理会の教義に疑問を抱く

第6話=罪のない赤ん坊が「告知」を受けたことが世間に知られると、自分たちにとって都合の悪い状況になると判断した新真理会は、組織の権力が脅かされないようにするため動き出す 弁護士ミン・ヘジンは新真理会からヨンジェ夫妻と赤ん坊を守るため彼らを匿っていたが、ついに「告知」の日を迎えてしまう

 

     

 

「イカゲーム」を観た時も思ったのですが、どうして韓国映画ってこんなに面白いんだろう 1話50分程度ですが、1話観終わると続きが観たくてたまらなくなります 4話まで一気に観たら日付が変わってしまったので一旦中断して、翌日5・6話を観ました

上にご紹介した通り、前半は怪しい新興宗教団体「新真理会」(初代議長チョン・ジンス)と警察や社会との対立を描いており、後半は世界的規模に拡大した「新真理会」(2代目議長キム・ジョンチル)とその正体を暴こうとする反対勢力の戦いが描かれています 前半では新真理会の教義は「神が罪人を裁く」というものでしたが、後半に入ると、必ずしも罪人ではない者が裁かれる現象が現れ、新真理会への不信感が生じてきます 前半で殺されたと思っていた弁護士ミン・ヘジンが、後半では生き残っていたことが分かり、彼女が率いるグループとともに「新真理会」を出し抜き、彼らの欺瞞を暴いていくストーリー展開はスリル満点です

とても面白い映画ですが、最後まで観終わって いくつかの疑問が残りました まず、なぜ「告知」を受けた赤ん坊が生き残り、「告知」を受けていない両親が殺害されたのか?ということです 両親が身をもって赤ん坊を守ったから、ということでは説明がつきません ただ エンターテインメントとして観ると、両親の犠牲により罪のない赤ん坊が「告知」から奇跡的に救われることにより、世間の新真理会への不信感が増大していく、というストーリー展開は共感を呼ぶと思います

次に、前半で化け物に殺害されたシングルマザーのパク・ヨンジャは、なぜ最後に復活したのか? 父親の異なる子供を二人産んだからという理由で「告知」を受け殺害されたはずなのに「生き返る」というのは、あとで「神による裁きの基準」が変わったのか?という疑問です 1人が復活するのなら、これまで殺害された他の人も復活する可能性があるのではないか、と思ってしまいます 前半で20年前の「告知」により殺害された初代議長チョン・ジンスだって復活するかもしれません ひょっとして、「シーズン2」では 初代議長 VS 2代目議長の主導権争いが描かれるのか? と下衆の勘繰りをしてしまいました

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