goo blog サービス終了のお知らせ 

人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

飯守泰次郎 ✕ 東京シティ・フィルでシューマン「交響曲第1番”春”」、「交響曲第2番」を聴く ~ 第347回定期演奏会 / 「室内楽ホール de オペラ~ドン・ジョバンニ」のチケットを取る

2021年12月10日 00時09分20秒 | 日記

10日(金)。来年3月19日(土)午後2時から第一生命ホールで開かれる「室内楽ホール de オペラ   林美智子の『ドン・ジョバンニ』」のチケットを取りました この公演はメゾ・ソプラノ 林美智子のセルフプロデュースによりアンサンブルのみで上演するオペラです   主な出演者はドン・ジョバンニ=黒田博、ドンナ・エルヴィーラ=林美智子、ドンナ・アンナ=澤畑恵美、ドン・オッターヴォ=望月哲也、ツェルリーナ=鵜木絵里、マゼット=加来徹、騎士長=妻屋秀和です 河原忠之がピアノで歌手陣を支えます

 

     

 

ということで、わが家に来てから今日で2526日目を迎え、衣料品通販サイト運営会社「ZOZO」の創業者で実業家の前沢友作氏が8日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地でロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、9日午前1時10分頃、国際宇宙ステーション(ISS)に乗り移ったが、前沢氏は今回の宇宙旅行で数十億円の費用を負担している  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     一度しかない人生だから何をやっても自由だが 金持ちの道楽と言われても仕方ない

 

         

 

昨日、夕食に「肉じゃが」「生野菜サラダ」「もやしの味噌汁」を作りました 肉じゃがは前回作った時に醤油を入れ過ぎたので、今回は気を付けました。美味しく出来ました

 

     

 

         

 

昨夕、東京オペラシティコンサートホールで東京シティ・フィル「第347回定期演奏会」を聴きました プログラムは①シューマン「交響曲第1番 変ロ長調 作品38 ”春”」、「交響曲第2番 ハ長調 作品61」です 指揮は東京シティ・フィル桂冠名誉指揮者・飯守泰次郎です

 

     

 

会場は前回よりも客入りが良く、ロビーにも活気がありました 飯守泰次郎の”ドイツ物”ということで期待度が高いのでしょう

オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの東京シティ・フィルの並び。コンマスは戸澤哲夫です

1曲目はシューマン「交響曲第1番 変ロ長調 作品38 ”春”」です この曲はロベルト・シューマン(1810-1856)が”交響曲の年”1841年に作曲、同年3月31日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスでメンデルスゾーンの指揮により初演されました 第1楽章「アンダンテ・ウン・ポコ・マエストーソ ~ アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」、第2楽章「ラルゲット」、第3楽章「スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ」、第4楽章「アレグロ・アニマート・エ・グラツィオーソ」の4楽章から成ります

飯守氏は今年81歳を迎えました 10月31日の「新交響楽団」のコンサートでブルックナー「交響曲第3番」他を振る予定でしたが、体調不良のため降板し高関健氏が代演を務めました それだけに、今回の定期は大丈夫だろうか?と心配していました 以前よりも痩せた印象の飯守氏が いつものように、ゆったりとした足取りで指揮台に向かいます    指揮台の上には椅子が用意されています

飯守氏の指揮で第1楽章が開始されますが、竹山愛のフルートが良く歌います    全体を通して、弦楽器が重心の低い深みのある演奏を展開し、重厚感のある音楽づくりに貢献していました

飯守氏は楽章間に椅子に座ることがあっても、指揮をする間は立ったままです この辺はプロフェッショナルを感じます

 

     

 

プログラム後半はシューマン「交響曲第2番 ハ長調 作品61」です この曲は1845年から46年にかけて作曲、1846年11月5日にライプツィヒ・ゲヴァントハウスのコンサートでメンデルスゾーンの指揮により初演されました 第1楽章「ソステヌート・アッサイ ~ アレグロ・ノン・トロッポ」、第2楽章「スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ」、第3楽章「アダージョ・エスプレッシーヴォ」、第4楽章「アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」の4楽章から成ります

飯守氏の指揮で第1楽章に入りますが、冒頭の松木亜希のトランペットが素晴らしい 凄かったのは第2楽章「スケルツォ」です ヴァイオリンとチェロを中心に疾風怒濤のアグレッシブな演奏を展開、シティ・フィルの弦楽器群の底力を発揮しました 第3楽章では一転、抒情的な演奏が続きオーボエが良く歌いました またバッハの「音楽の捧げもの」に基づくメロディーを奏でる弦楽器に乗せて、竹山愛が美しいメロディーを演奏し聴衆を魅了しました 第4楽章は明るく溌溂とした音楽が続きますが、オーケストラ挙げてのフィナーレは圧巻でした    個人的には第2番の方が一層感銘深いものがありました

会場割れんばかりの拍手が飯守氏と東京シティ・フィルの楽員を包み込みました 舞台袖に引き上げる飯守氏を見送る戸澤コンマスの眼に涙が見えました この時、その涙の理由がよく解らなかったのですが、帰りの電車で東京シティ・フィルの公式ツイッターを見て、納得しました 飯守氏の指揮で楽団員が演奏する様子を写した動画とともに、次のようにツイートされていました

「本日、12月9日はコンサートマスター戸澤哲夫のお誕生日です ゲネプロ前、サプライズでハッピーバースデーを演奏いたしました 左上のバルコニーには常任指揮者の高関マエストロも

戸澤氏は良い指揮者と楽団員に恵まれ、飯守氏は良いコンマスと楽団員に恵まれた、ということですね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする