11日(土)。わが家に来てから今日で2527日目を迎え、米紙ワシントン・ポスト(電子版)などは9日、トランプ前大統領の一族が経営する企業「トランプ・オーガニゼーション」の詐欺疑惑をめぐり、ニューヨーク州のジェームズ司法長官(民主党)がトランプ氏を来年1月7日に召喚する意向だと伝えたが、トランプ氏の代理人はCNNテレビに対し、召喚に応じない考えを示した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
召喚に応じないのはやましいことがあるからだ こんな奴が大統領をやってたのか
昨日の夕食は「味噌鍋」にしました 材料は豚バラ肉、鶏肉団子、キャベツ、モヤシ、平茸、シメジ、ニラ、豆腐です。寒い夜は鍋に日本酒ですね
東京シティ・フィルから「2022年度定期会員券継続案内」が届きました それによると、2022年度も東京オペラシティコンサートホールを会場とする「定期演奏会」全9回、ティアラこうとうを会場とする「ティアラこうとう定期演奏会」全4回を開催するとしています 年間プログラムは次の通りです
1⃣定期演奏会(東京オペラシティコンサートホール:全9回)
4月22日(金)19時開演 ①三善晃「交響三章」、②ブルックナー「交響曲第4番」=高関健 指揮。
5月12日(木)19時開演 ①ラヴェル:組曲「ラ・メール・ロワ」、②同「ピアノ協奏曲」、③黛敏郎「シンフォニック・ムード」、④同「BUGAKU」=藤岡幸夫 指揮、角野隼斗(ピアノ)。
6月11日(土)14時開演 ①シューマン「交響曲第3番”ライン”」、②同「交響曲第4番」=飯守泰次郎 指揮。
9月2日(金)19時開演 ①エルガー「ヴァイオリン協奏曲」、②シベリウス「交響曲第4番」=高関健 指揮、竹澤恭子(ヴァイオリン)。
10月28日(金)19時開演 ①ハイドン「交響曲第12番」、②同「交響曲第92番”オックスフォード”」、③ベートーヴェン「交響曲第7番」=鈴木秀美 指揮。
11月10日(木)19時開演 ①ヴォーン・ウィリアムズ「タリスの主題による幻想曲」、②同「2台のピアノのための協奏曲」、③ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、④同:交響詩「海」=藤岡幸夫 指揮、寺田悦子、渡邊喜久雄(ピアノ)。
2023年1月28日(土)14時開演 ①リヒャルト・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」他=高関健 指揮。
2月17日(金)19時開演 ①マクミラン「ヴァイオリン協奏曲」、②ベルリオーズ「幻想交響曲」=川瀬賢太郎 指揮、郷古廉(ヴァイオリン)。
3月18日(土)14時開演 ①カバレフスキー「チェロ協奏曲第1番」、②ショスタコーヴィチ「交響曲第7番」=高関健 指揮、佐藤晴真(チェロ)。
2⃣ティアラこうとう定期演奏会(ティアラこうとう:全4回)
7月9日(土)15時開演 ①バルトーク「舞踏組曲」、②モーツアルト「フルート四重奏曲第1番」、③ブラームス「交響曲第3番」=高関健指揮、竹山愛(フルート)。
9月23日(金・祝)15時開演 ①チャピ:サルスエラ『セベデオの娘たち』より「囚われ人の歌」、②ファリャ:バレエ「三角帽子」他=藤岡幸夫 指揮、高野百合絵(ソプラノ)。
2023年1月21日(土)15時開演 ①シベリウス:交響詩「フィンランディア」、②同「ヴァイオリン協奏曲」、③同「交響曲第2番」=飯守泰次郎 指揮、荒井里桜(ヴァイオリン)。
2月4日(土)15時開演 ①バルトーク「ディベルティメント」、②モーツアルト「ピアノ協奏曲第21番」、③ドヴォルザーク「交響曲第8番」=高関健 指揮、佐川和冴(ピアノ)。
「定期演奏会」と「ティアラこうとう定期演奏会」の指揮者陣を見ると、高関健、藤岡幸夫、飯守泰次郎の「シティ・フィル3本柱」が13回のうち11回を指揮することになっています これがオーケストラの理想形ではないかと思います 他の2公演を含めてすべて日本人指揮者・ソリストを起用するので、コロナ禍がどれほど長引こうが海外演奏家の入国制限措置に引っかかる恐れはありません ほとんどのオーケストラが「財団法人」組織で税制面での優遇措置等が期待できる一方、東京シティ・フィルは「一般社団法人」組織なのでそうした優遇措置がありません コンサートが中止になったからといって いちいち払い戻しなどやってられない厳しい経営環境にあるのが実情です ”苦肉の策”のオール日本人によるラインナップですが、当面はこの方針で運営していくのが賢明だと思います
ところで、私は「定期演奏会」の会員ですが、現在の1階12列の席は若干 舞台に近過ぎて管楽器陣の顔が見えにくいきらいがあります 条件が合えば、もう少し後ろの席か、2階最前列の席に移ることを検討したいと思います
下の料金表のとおり、東京シティ・フィルはとにかく年間会員券が安い 他の在京オーケストラの年間定期会員券代の半分くらいではないか、と思います 実力主義により楽団員が若返っており、今もっとも伸びつつあるオーケストラです おひとついかがですか
Netfrixで「浅草キッド」の配信が開始されました この映画は北野武が青春時代を綴った自伝「浅草キッド」を原作に、劇団ひとりが脚本を書き映画化した作品(123分)です
物語の舞台は昭和40年代の浅草。大学の工学部を中退し、渥美清や萩本金一を輩出した「お笑いの殿堂」と呼ばれるフランス座のエレベーターボーイをしていたタケシ(柳楽優弥=やぎら ゆうや)は、深見千三郎(大泉洋)のコントにほれ込んで弟子入りを志願する ぶっきらぼうだが独自の世界観を持つ深見から”芸ごと”の神髄を叩き込まれ、タップダンスも身に着ける 歌手を目指す踊り子の千春(門脇麦)や深見の妻・麻里(鈴木保奈美)に見守られながら成長していくタケシだったが、テレビの普及とともにフランス座の客足は減り、経営は悪化していく やがてタケシはフランス座の元先輩のキヨシに誘われ、漫才コンビ「ツービート」を結成する 深見の猛反対を押し切ってフランス座を飛び出し、人気を博していく
本作はビートたけしが、多くの芸人を育てながらも自身はテレビにはほとんど出演しなかったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれた師匠・深見千三郎や仲間たちとの交流を中心に、「芸人・ビートたけし」が誕生するまでを描いています
本作を観ると、たけしの「バカヤロー」という口癖は師匠・深見の口癖がうつったものであることが分かります 12月6日付日経夕刊 文化欄の記事「劇団ひとり たけしの自伝小説を映画化」の中で、関原のり子記者は劇団ひとりへのインタビューの一遍を次のように書いています
「映画化にあたり、たけしに生前の深見の人柄を尋ねると『照れ屋だった』と繰り返した 『うれしい時は怒り、悲しい時はおちょける(ふざける)。思っていることと全て逆に振る舞い、句読点代わりに”バカヤロー”と言う。でも浅草の人たちにいわせると、たけしさん自身が”深見千三郎の生き写し”という』」
たけしが照れ屋なのも師匠譲りだということが解ります
深見のタケシへの芸人としての教えは「笑われるんじゃねえ。笑わせるんだよ」というもの 「芸人はいい服を着ろ」という教えもありますが、タケシは「それじゃあ師匠、ギャラを上げてください」と返します
深見という師匠は弟子に対し、何かを言ったら即、気の利いた反応で返す”当意即妙”な頭の回転を求めたようです それが後のタケシの軽妙なアドリブの連発につながっているようです
それにしても、島田洋七のB&B、ツービート、紳助竜介の3組が牽引した80年代初めの漫才ブームは凄かった テレビのチャンネルを回せばこのうち誰かが出演していたような気がします 「赤信号 みんなで渡れば怖くない」はツービートが”発明”した名言です 彼らの特徴はコンビのボケ担当が一方的に喋りまくる漫才で、テンポが速いということです 「浅草キッド」を観てそんなことを思い出しました