27日(水)。昨日、午前中に胃がん健診を受けてきました 2年に1度の胃カメラ撮影による検診です。2年前の夏に一度経験しているので、鼻の穴から胃カメラを入れるのは怖くありませんでした 事前に鼻から液体麻酔薬とゼリーを流し込んであったので、全く痛みは感じず20分弱で終了しました
ということで、わが家に来てから今日で2754日目を迎え、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の高橋治之元理事側が大会スポンサーだった紳士服大手のAOKIホールディングス側から資金提供を受けていたとされる問題で、東京地検特捜部が26日、高橋元理事の東京都内の自宅など関係先の家宅捜索を始めるとともに、元理事が専務を務めた大手広告代理店、電通も捜索した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
昔から オリンピック関連の「収賄」が絡む事件の裏で暗躍してきたのはほぼ電通だ
昨日の夕食は、私がコンサートがらみで外食だったので、娘のために「上州牛の焼肉」「生野菜サラダ」「卵スープ」を作っておきました
昨夕、Kiriokaさんと一緒にミューザ川崎で「フェスタサマーミューザKAWASAKI2022」参加公演「洗足学園音楽大学 目と耳で楽しむ!ラヴェルのバレエ傑作選」を鑑賞しました オール・ラヴェル・プログラムで①マ・メール・ロワ、②ラ・ヴァルス、③ボレロ、④「ダフニスとクロエ」第2組曲がバレエとともに上演されました 演奏は管弦楽=洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団、バレエ=谷桃子バレエ団、東京シティ・バレエ団、牧亜佐美バレエ団、洗足学園音楽大学バレエコース、指揮=秋山和慶です
席は2CA1列28番・29番、2階センターブロック右から2つ目と3つ目です 会場を見渡すと、いつものコンサートと客層が違うことに気が付きます バレエをやっていそうな子供さんの親子連れや若い女性が目立ちます ライブ配信をするということで、会場の所定の場所に映像カメラが置かれ、ステージを捉えています
ステージ奥に洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の面々がスタンバイし、その手前のスペースでバレエが躍られます オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという並びです。コンマスは女子学生です
1曲目はラヴェル「マ・メール・ロワ」です この曲はモーリス・ラヴェル(1875ー1937)が友人ゴデブスキの2人の子どもたちのために1908年から10年にかけてピアノ曲として作曲、後にバレエ曲に改編した作品です 「マ・メール・ロワ」とは英語名で「マザーグース」のことです。第1曲「眠りの森の美女のパヴァーヌ」、第2曲「親指小僧」、第3曲「パゴダの女王レドロネット」、第4曲「美女と野獣の対話」、第5曲「妖精の国」の5曲から成ります
秋山氏の指揮で演奏が開始され、日原永美子さんの振付によるバレエが始まります この作品では、谷桃子バレエ団から4人の男性ダンサーが出演し学生たちと共に踊りますが、やはり音大のバレエ科は男子学生が少ないからでしょう 5つの物語で変化に富んだバレエで踊られ、群舞がとても綺麗でした
2曲目は「ラ・ヴァルス」です この曲は1919年から翌20年にかけて作曲、1920年にパリで初演され、1928年にパリ・オペラ座で二ジンスカの振付によりバレエ曲として初演されました
秋山氏の指揮で演奏が開始され、安達悦子さんの振付によるバレエが始まります この作品では東京シティ・バレエ団から3人の男性ダンサーが出演し学生たちと共に踊ります 「静から動へ」の群舞の動きが鮮やかで、ラストはばっちり決めました
後半の1曲目は「ボレロ」です この曲は1928年に、イダ・ルビンシテインが自ら踊るための曲としてラヴェルに依頼したもので、同年パリ・オペラ座で初演されました
秋山氏の指揮で演奏が開始され、牧阿佐美の振付によるバレエが始まります ボレロというと円形舞台で踊るというイメージがありますが、横に細長いステージを有効に使って、迫力あるバレエが展開しました この作品ではプロのバレエ団員は加わりませんでしたが、個々のダンサーがしっかりと踊られていました
最後の曲は「ダフニスとクロエ」第2組曲です この曲は1913年に、同名のバレエ音楽の第3部から編曲したものです 第1曲「夜明け」、第2曲「パントマイム」、第3曲「全員の踊り」から成ります
秋山氏の指揮で演奏が開始され、小林洋壱の振付によるバレエが始まります 3曲が続けて演奏され学生たちだけで踊られますが、自然な流れによる切り替えが見事で、最後の「全員の踊り」はオーケストラの渾身の演奏と相まって、素晴らしいバレエが繰り広げられました
洗足学園音楽大学のこの企画は毎年楽しみにしていますが、今年も期待を裏切られませんでした プロのダンサーはもちろん素晴らしかったですが、個々の学生たちの踊りもとても素晴らしく、来年も是非鑑賞したいと思いました
特筆すべきは、バレエを支え盛り立てた秋山和慶指揮洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏です 素晴らしい演奏でした
終演後、アゼリア地下1階のドイツ・ビール店 S で、Kiriokaさんと生ビールを飲みながら歓談しました 音大で指揮も習っていた彼女は、バレエも良かったけれど、秋山氏の指揮が素晴らしかったと感激していました 私は、「バレエ曲」は目でバレエを観て耳で音楽を聴いて初めて本当の良さが分かると、あらためて思いました
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