人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督「世紀の光」を観る ~ 輪廻転生、記憶、未来を感じさせる映画

2019年08月16日 07時21分56秒 | 日記

16日(金)。わが家に来てから今日で1598日目を迎え、トランプ米大統領は14日、景気後退の前兆とされる長短金利の逆転が起きたことに関して「ばかげている」とツイッターに投稿した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     多くのアメリカ国民はあんたが大統領であることを「ばかげている」と思っとる

 

         

 

昨日は息子が夕食に「カレーライス」と「生野菜とモツァレラ・チーズのサラダ」を作ってくれました   「カレーライス」は基本的にポークカレーですが、ジャガイモ、人参、シメジを煮込んである他に、カボチャ、ナス、ズッキーニ、そしてミニ チーズ ハンバーグが載っています 私にはこれほど凝ったカレーは作りません お世辞抜きで美味しかったです。料理では息子に勝てません

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹でタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督による2006年タイ・フランス・オーストリア合作映画「世紀の光」(105分)を観ました

この作品は地方の病院が舞台となる前半と、都市の近代的な病院が舞台となる後半の2つのパートから構成されており、「記憶」と「未来」を、医師と患者の会話や恋などのエピソードを反復することで描き出しています

 

     

 

この作品は、タイ映画として初めてカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「ブンミおじさんの森」で知られるアピチャッポン・ウィーラセタクン監督による長編映画です

前半と後半とは冒頭がほぼ同じ登場人物で同じようなシチュエーションで始まりますが、人物を撮る角度を変えたりして変化を持たせています その後はまったく別の話に移っていきます。仏教国タイの監督らしく、僧侶を登場させますが、若手の僧侶はスマホを駆使したりして現代的です 前半の 歯医者と若い僧侶の患者との会話で、歯医者が「君は子どもの時に死んだ弟にそっくりだ 弟の生まれ変わりだと思う 記念にこれを受け取ってくれないか」と言って、大切にしていた物を渡そうとすると、若い僧侶は「私はあなたの弟の生まれ変わりではないから受け取れない」と答えるシーンがあります このシーンなどは、「輪廻転生」といった仏教観、あるいは「記憶」や「未来」といった概念を想い起こさせます

結局、何を言いたい映画なのかがイマイチよく分からなかったのですが、とくに前半の田園風景が美しく自然描写が優れていました

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2 コメント

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Unknown (soprano-motoko)
2019-08-16 07:57:49
toraさまへ
おはようございます!
昨日まで勤務先はお盆休みで、今日は人間ドックで有給休暇なので、なんだかボケそうです。

私も昨晩カレーを作りました。偶然一緒でビックリ!
ブログ掲載はすごく遅れていますが、そのうちに載せます。私は熊本県産の蓮根を入れました。
野菜たくさんのカレーで美味しそうですね。
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カレーライス (tora)
2019-08-16 08:09:41
motokoさま コメントありがとうございました。
カレーライスは時々食べたくなりますね。
息子の作るカレーは具材の選択やら調理時間やら、作るのを見ていると さすがは理科系と言いたくなるような細かい配慮が行き届いています。私のような手抜き料理とは違うようです。
またmotokoさんの料理を参考にさせていただきますので、その時はアドヴァイスをよろしくお願いします。
人間ドック、異常なしという結果をお祈りします
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