歯科医師のみなさまへ 夢みるこども基金

2023年09月22日 23時29分45秒 | 夢みるこども基金

夢みるこども基金は歯科医師の皆様のご協力で運営されています。
毎年、夏休みにイベントを開催し、こどもたちの「夢」の実現をして来ました。
これまでに、阪神淡路大震災や東日本大震災など被災地のこどもたちへの支援、「盲導犬はっくん」の贈呈、バングラデシュ「夢みるこども基金学校」の開校、「夢みるこども基金の森」(佐賀県)開設などを行ってきました。
これらの活動は、歯科医師の方々から寄せられる金属冠を財源に行われています。

治療後の金属冠をお送りください。

「夢みるこどもキャンペーン」は、こどもが主役で、歯科医師が応援団です。
お一人でも多くの先生方に「協力歯科医院」としてご登録いただき、夢みるこども基金をお支え下さいますようお願い致します。

金属冠のご提供について

  • 金属冠をお送り頂く際は、木箱の中のポリ容器のみお送り下さい。
    数日中に新しいポリ容器をお送りします。
    ※金属冠は一年中受け付けております。少量でも構いません。
  • 夢みるこども基金 092-400-0005へお電話、または金属冠集荷のお申し込みページからお申込みいただければ、日通航空が集荷にうかがいます。送り状、紙袋はお持ちします。
  • 毎年10~11月は、金属冠定期回収月間です。
  • 定期回収月間中に、事務局より金属冠回収のお願いでお電話をしております。
    お忙しい中恐縮ですが、ご対応よろしくお願い致します。

 

協力歯科医院ご登録から金属冠回収までの流れ


 夢みるこども基金のイベントとその意義・目的

2023年09月22日 23時29分45秒 | 夢みるこども基金

 先日、「夢みるこども基金だより」NO.28 が郵送されてきた。

コロナ禍を超えて、4年ぶりにイベントが開催された様子が報告されていた。

「こども会議」や第29回みんなで作ろう「緑の地球」をメインテーマに、「わたしのかなえたい夢」作文・絵コンクール。

子ども会議には、対面・オンライン形式で行われ、東京・関西、四国、までの全員が一同に会したかのような盛り上がりとなった。

初日は、基金の森(佐賀県三瀬村)では、秘密基地づくり、ブランコ、ハンモッグ、ターザンロープ、木登り体験。

二日目は、福岡市西区・今津海岸の清掃活動を行い、その後、アーティスト・しばたみなみさんの指導の下、海洋ごみを使用した個性豊かな作品を制作した。

30年目の大きな節目を前に復活を遂げたイベントは、こどもたちの満面笑顔と絶賛のなかで幕を閉じた。

体験を通じての夢の実現の楽しさ、実体験の素晴らしさ、人との関わりの大切さをこどもたちは改めて感じ取ったことだろう。

「基金はいよいよ次なるステージに向け、思いも新たに次の一歩を踏み出した」(中原 淳一さん)

なお、「夢みるここども基金の森」は、こどもたちの<自分たちの森を持ちたい>という意見から始まった。2010年佐賀森林管理署にこのことを伝えると、全面的に協力するとの約束で、森が決まるまで3~4か月かかった。

現在の森が確定したのは、「標高700㍍、人の手が入らない、カシやクヌギの広葉樹林がある、森の中を小川が流れている」などが大きな要素だった。

特に森と水は人間が生きていくために欠かせないものだ。

それ以来毎年、基金のこどもたちはイベント初日にこの森に入り、活動を行っている。

森に対するこどもたちの関心は強く、イベントの人気スポットになっている。

「これからも、こどもたちが森にどんな夢を育んでくれるかか楽しみです」(古市悟・常任理事・事務局長 )

「こどもたちに夢を持つことの意義を知らしめ、夢を育み、相互扶助の視野に立つバランスのとれた人格の育成に寄与する」ことが基金の目的である。

健全な世代を育て、この国の素晴らしい文化と伝統を引き継いでいくことは大人世代の責任でもある。

 

 

 


夢みるこども基金から年賀状

2022年01月03日 02時45分15秒 | 夢みるこども基金

夢みるこども基金から年賀状をいただく。
「3年ぶりのイベントが開催されることを願いながら準備を進めています。春にこどもたちに会えるのが楽しみです」
取材活動から引退(卒業)して、歯科界・業界からの年賀状は、必然的に絶えている。

応援してきた夢みるこども基金には、末永く頑張っていただきたい。


夢みるこども基金 盲導犬「はっくん4号」の贈呈

2020年09月29日 16時35分17秒 | 夢みるこども基金

盲導犬「はっくん4号」の贈呈式を行いました

新型コロナウイルスの感染拡大で夏のイベントは中止になりました。基金は協力歯科医院の先生方から寄せられた浄財を形にするために、九州盲導犬協会に盲導犬の育成費を寄付し、4頭目の盲導犬「はっくん4号」が誕生しました。
令和2年7月2日、福岡県・糸島市にある九州盲導犬協会で盲導犬の贈呈式を行いました。
「はっくん4号」(通称:ティー君)は佐賀市にお住まいの蓮尾和敏さんに貸与されることとなりました。
 

夢みるこども基金は歯科医師のみなさまのご協力で運営されています。
毎年、「夢みるこどもキャンペーン」を開催して、数あるこどもの「夢」の実現を後押ししてきました。
おかげさまでこれまでに「夢みるこども基金の森」(佐賀)開設、「夢みるこども基金学校」(バングラデシュ)建設、「盲導犬」の贈呈、更には阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害に対する激励と支援、被災したこども達との交流とその継続などを実現することができました。
これらの体験を踏まえ、夢みるこども達はその後、各自それぞれの「夢」を肉づけしています。

治療後の金属冠をお送りください。

「夢みるこどもキャンペーン」は、こどもが主役で躍動します。その応援の源は歯科医師の先生方と患者さんたちです。
夢みるこども基金の主たる財源は、歯科医院様などからご提供していただく金属冠です。
お一人でも多くの先生方に「協力歯科医院」としてご登録いただき、夢みるこども基金をお支え下さいますようお願い申し上げます。

治療後の金属冠をお送りください

金属冠のご提供について

  • 金属冠をお送り頂く際は、木箱の中のポリ容器のみお送り下さい。
    その際、予備の新しいポリ容器を木箱にセットして下さい。
    ※金属は少量でも構いません。
  • 送り状を準備の上、お電話頂ければ、郵便局から集荷に伺います。
  • 毎年10~11月は、金属冠定期回収月間です。
    定期回収月間中に、事務局より金属冠回収のお願いでお電話をしております。
    お忙しい中恐縮ですが、ご対応よろしくお願い致します。

金属冠のご提供について


参加登録までの流れ

参加登録までの流れ

協力歯科医院様

協力歯科医院内訳(47都道府県) 令和2年4月1日現在 計1,046件

県名(参加数)

北海道(31) 青森県(13) 岩手県(10) 宮城県(14) 秋田県(1) 山形県(5) 福島県(22) 茨城県(10)
栃木県(7) 群馬県(9) 埼玉県(38) 千葉県(33) 東京都(146) 神奈川県(45) 新潟県(17) 富山県(1)
石川県(4) 福井県(4) 山梨県(5) 長野県(10) 岐阜県(5) 静岡県(11) 愛知県(14) 三重県(11)
滋賀県(4) 京都府(3) 大阪府(17) 兵庫県(30) 奈良県(3) 和歌山県(2) 鳥取県(1) 島根県(4)
岡山県(8) 広島県(16) 山口県(35) 徳島県(4) 香川県(12) 愛媛県(6) 高知県(1) 福岡県(250)
佐賀県(24) 長崎県(34) 熊本県(26) 大分県(32) 宮崎県(18) 鹿児島県(38) 沖縄県(12)

夢みるこども基金理事長 岡部 知剛 おかべ歯科医院院長(歯科放射線専門医)

岡部 知剛

 基金が毎年『わたしのかなえたい夢』と題して全国の小中学生に応募しております作文ならびに絵のコンクール、多いときには4000点を越える募集がありますが、今回も上位入賞者を招いて平成最後となる春のイベント『第25回こども会議』をアクロス福岡にて開催致しました。

 参加されてたこども達、小学1年生から中学2年生まで北は東北宮城から南は九州鹿児島までの男女17名が夏のイベントに向けて大いに夢を語ってくれました。
ボランティア団体で、こどもの夢応援団『夢みるこども基金』は1995年に開設され、こども達の夢を応援して参りましたが、このキャンペーンはご承知の通り私共歯科医師が診療中に己む無く撤去した金属冠を浄財として展開しております。
25年の長きに渡り活動を継続して参りましたのも、開業医の経営状態が厳しい中、ご協力戴いております諸先生方のご支援の賜物と先ず以て深く感謝申し上げます。

 第1回は阪神淡路大震災で両親を亡くされたこども達を熊本県の阿蘇に招いて(ホームスティ)励ましのイベントを開催致しましたが、その後も第11回に新潟山古志のこども達と福岡西方沖地震で被災された福岡県玄海島の子供達を招いて交流を行いお互いの友情を深め、第17回では宮城県女川町の中学生と教師を招待し『こどもシンポジウム』を開催致しました。なお、第19回において女川町の中学生が取り組んでいる『いのちの石碑建立プロジェクト』を応援する街頭募金を行うなど、その後も東日本大震災への応援は現在まで続いております。またバリアフリーの社会をつくるシンポジウムを開催し、その意見を当時の、小泉首相に届ける一方、九州盲導犬協会へ盲導犬を贈呈致しました。

 第14回では地球環境保護をテーマに『環境こどもサミット』を開催し第16回にて佐賀県脊振山系の国有林に念願の『夢みるこども基金の森』を開設致しました。こども達の"夢"は国内に止まらず、世界のこども達との国際交流を図りバングラデシュからこども達や教師を招き『夢みるこども基金学校』建設資金を贈呈致しました。この援助は現在も継続しており基金が設立した小学校・中学校そして高校は、現在優秀なこども達が集まる人気の学校となり大変喜ばれておるようです。

 今回も環境保護や動物保護、バリアフリーまたその支援のための街頭募金活動について『こども達の夢』が熱く語られましたが、中には日本中のラーメンを食べてみたい等ユニークな意見も出され、それらの要望意見を取りまとめ、令和元年初の"イベント"を成功させようと思っています。毎年夏のイベントは土日の2日間に渡って行って参りましたが、今年は会場(福岡市内の西南学院大学コミュニティーセンター)の都合により8月3日(土)の1日のみの開催となりました。

 甚だ恐縮ですが、今春より誠に分不相応ながら基金の理事長を拝命致しました。
もちろん私のような未熟者、一人では何もできませんが事務局長始めスタッフ全員が『こども達の夢』の実現に全く同じ方向を向いて奮闘しておられるその真摯な姿勢に感服しておる次第です。

 また、イベントに参加したこども達の友情が長く継続しており、まるで"ファミリー"のような繋がりを感じさせられ、このことが活動を継続してゆく何よりのエネルギーとなっております。大変有り難いことに曾てこども会議に参加した当時小学生だったOBならびにOGが今では有能なスタッフとして協力してくれております。

 次の世代を担う彼ら彼女達にこの職を引き継ぐまでの間、微力ながら懸命に務めて参る所存です。
 何卒ご指導ご鞭撻ならびにお力添え賜りますようこの場をお借りし、謹んでお願い申し上げます。

夢みるこども基金理事 長尾 怜美 夢みるこども基金OB・OG会会長 歯科医師 小児歯科歯学博士

 夢に出会った瞬間のことを覚えていますか?小さな心に芽生えたその夢を全力で応援したいーーそんな大人たちの思いからこの基金は生まれました。基金設立からもうすぐ四半世紀が経ちます。この間、たくさんの子どもたちの夢が生まれ、絆が生まれました。私も基金に夢をもらった一人です。

 第一回の作文の部で最優秀賞を頂き、私が作文に託した夢を夏のイベントにて実現して頂いたときの感動は今でも覚えています。胸に秘めた夢が目の前で具現化したことで、「夢は叶うんだ」と夢を追うことに大きく背中を押してもらいました。また、夢を追うたくさんの仲間と同じ時間を共有したことで絆が出き、今でもその交流は続いています。そして、後にこのイベントが全国の歯科医師の皆様の御支援によって支えられていたことを知り感銘を受け、私が歯科医師を目指すきっかけとなりました。歯科医師となった今、この基金の存在意義についてOGという立場だけでなく、歯科医師としての視点から客観的に考えさせられることもあります。ただ一つ言えることは、私を含めた大勢のOBOGは、この基金との出会いを人生の宝物のように大事にしているということです。この出会いから人生が広がった子ども達は本当にたくさんいます。これはやはり長期に渡ってこども基金が子ども達の夢に寄り添い続けた賜物だと思うのです。

 この基金は春に「私がかなえたい夢」の絵・作文の入賞者が集まり、皆で夏のイベントの内容を決めて、夏にイベントを行います。春に初めて会った子どもたちは互いに緊張した面持ちですが、「こども会議」で夏のイベントを決める時は皆キラキラした笑顔でたくさんの提案を出してくれます。「自分の夢が現実になるかも」という期待感で溢れているこどもたちの顔は本当に生き生きとしています。夏のイベントの2日間は仲間と「夢」を作るという貴重な体験をし、素晴らしい絆を生み出します。日本にはたくさんの絵・作文のコンクールがありますが、こうして2回も同じメンバーが同じ場所に集い、互いに作文や絵に描いた夢を語り合うことは他ではない醍醐味でしょう。そしてこの経験がこども達の可能性をもっと広げ、また新たな未来へと進んで行く原動力になっていると実感します。

 夢をもつ子どもにとって、一番嬉しいことは何でしょうか? それはその夢を追うことを全力で応援してくれる存在です。子どもの心に芽生えた夢はどんな小さな夢でも大切に育ててあげて欲しいと思います。夢を応援するということは子どもの自己肯定感を高め、大きな自信に繋がります。もし道に躓いた時が来ても、その夢を応援した存在があったことを思い出して欲しい。将来に悩んだ時、「夢を語っていたあの頃の自分」に会いに基金に立ち寄って欲しいと思います。そしてまた新たな一歩を踏み出せるような、夢みるこども基金はそういう機関でありたいと思っています。いつまでも大人は子どもたちの夢の応援団なのですから。

 夢みる心は子どもだけのものではありません。夢や希望があるからこそ人は頑張れるのです。明るい未来への希望が私たちを奮い立たせてくれます。私も歯科医師として、子どもの心に向き合って治療をしたいという思いから小児歯科専門医を取得し、新たな夢を追いつつも日々奮闘する毎日です。子どもたちに負けないよう頑張ります。

 この夢みるこども基金を通して、子どもたちが夢を諦めない力を育てて欲しいと願っています。そしてこれからもずっと子どもたちの夢を応援していきたいと思います。全国の歯科医師の皆様を始め、教育関係の皆様、どうぞ基金へのご理解とご協力をよろしくお願い致します。そして是非一度イベントへ足を御運び頂ければ光栄です。

活動内容

夢みるこども基金とは

歯科医院などから提供される歯の金属冠を財源に次世代を担うこどもたちの夢を育み、実現を支援することを目的に1995年に設立されました。
第1回「夢みるこどもキャンペーン」では阪神・淡路大震災で両親を亡くしたこどもたちを熊本県阿蘇に招いて励ましました。その後の「夢みるこどもキャンペーン」を通して、バングラデシュでの「夢みるこども基金学校」の建設と運営、バリアフリーの社会を作ろうシンポジウムの開催、盲導犬の贈呈、「夢みるこども基金の森(佐賀)」の開設などの様々な活動を展開しています 。

夢みるこどもキャンペーン

毎年、秋から冬にかけて全国の小、中学生を対象に「わたしのかなえたい夢」をテーマに作文と絵を募集します。
審査を経て春休みに、上位入賞者が福岡に集い、「こども会議」を開きます。
「こども会議」では、こども達がそれぞれの「夢」を交換した上で、早期に実現したい共通の「夢」を形づくります。
夏休み、全員が一同に再会してその「夢の実現イベント」を開きます。
これらの体験を踏まえ、夢みる子どもたちはその後、各自それぞれの夢を肉づけしていきます。

教職員の皆様へ

作文・絵コンクール、こども会議、夢の実現イベント


夢みる子ども基金を支える会

2019年12月14日 10時47分19秒 | 夢みるこども基金

久しぶりに、夢みるこども基金の事務局長で理事の古市さんから、携帯電話があった。

「お元気ですか?福岡に来る機会はありますか」

「ありませんね。久しぶりに行きたいのですが・・・」

「ちっも、声は全く変わりませんね」と言うが、実は当方、声に響きがなくなった。

彼は元読売新聞の記者で同世代である。

色々と近況などを聴くことができた。

歯科の出版社も同様で、経営は厳しいのが実情。

1月26日、福岡市・西南学院大学コミュニティーセンターでチャリティーコンサートを開催するそうだ。

その益金は基金に寄付されると言う。

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<参考>

ボランティア団体で、こどもの夢応援団『夢みるこども基金』は1995年に開設され、こども達の夢を応援して参りましたが、このキャンペーンはご承知の通り私共歯科医師が診療中に己む無く撤去した金属冠を浄財として展開しております。
25年の長きに渡り活動を継続して参りましたのも、開業医の経営状態が厳しい中、ご協力戴いております諸先生方のご支援の賜物と先ず以て深く感謝申し上げます。

 第1回は阪神淡路大震災で両親を亡くされたこども達を熊本県の阿蘇に招いて(ホームスティ)励ましのイベントを開催致しましたが、その後も第11回に新潟山古志のこども達と福岡西方沖地震で被災された福岡県玄海島の子供達を招いて交流を行いお互いの友情を深め、第17回では宮城県女川町の中学生と教師を招待し『こどもシンポジウム』を開催致しました。

なお、第19回において女川町の中学生が取り組んでいる『いのちの石碑建立プロジェクト』を応援する街頭募金を行うなど、その後も東日本大震災への応援は現在まで続いております。

またバリアフリーの社会をつくるシンポジウムを開催し、その意見を当時の、小泉首相に届ける一方、九州盲導犬協会へ盲導犬を贈呈致しました。

 第14回では地球環境保護をテーマに『環境こどもサミット』を開催し第16回にて佐賀県脊振山系の国有林に念願の『夢みるこども基金の森』を開設致しました。

こども達の"夢"は国内に止まらず、世界のこども達との国際交流を図りバングラデシュからこども達や教師を招き『夢みるこども基金学校』建設資金を贈呈致しました。

この援助は現在も継続しており基金が設立した小学校・中学校そして高校は、現在優秀なこども達が集まる人気の学校となり大変喜ばれておるようです。

 今回も環境保護や動物保護、バリアフリーまたその支援のための街頭募金活動について『こども達の夢』が熱く語られましたが、中には日本中のラーメンを食べてみたい等ユニークな意見も出され、それらの要望意見を取りまとめ、令和元年初の"イベント"を成功させようと思っています。

毎年夏のイベントは土日の2日間に渡って行って参りましたが、今年は会場(福岡市内の西南学院大学コミュニティーセンター)の都合により8月3日(土)の1日のみの開催となりました。

夢みるこども基金理事長 岡部 知剛 おかべ歯科医院院長(歯科放射線専門医)の挨拶の抜粋

 


夢の実現イベント

2019年10月10日 06時17分45秒 | 夢みるこども基金

活動22年、こども達の成長を見届け、活動してまいりました。

毎年イベントはこどもたちから寄せられた作文と絵を基本に、実現しています。
地震などの自然災害地のこどもたちを励ましたり、街頭募金をしたり、日本在住の外国の人たちとの交流、音楽祭り、シンポジウムなどです。「命」と「自然環境」をテーマにしたものが多いです。

 

新時代の基金が目指すもの

新時代の基金が目指すもの

夢みるこども基金の第25回イベントが8月3日、西南学院大学 西南コミュニティーセンターで開かれました。例年夏のイベントは1泊2日の日程で開いて来ましたが、今年は大学側の都合で1日になりました。午後1時10分からのイベント本番の前に竹細工作りとラーメン作り・試食会を入れました。特にラーメンはこどもたちに人気があり、盛り上がりました。
本番のイベントの目玉は25年目を迎えた基金をこどもたちのOB・OGらが総括して「新時代の基金が目指すもの」のテーマで討論するものでした。ステージに上がった代表3人は、初めて参加した時の思い出、基金で学んだことなどを話し、今後、基金がどういう役割を果たした方がいいか-などについて活発な意見を出し合いました。この結果は基金のこれからの運営に生かして行きます。
その他、最優秀作文の朗読、出席した12人のこどもたちの紹介、手話ダンス、福岡黒田藩新影流「柳心会」の演武。盲導犬のトㇾーニングの公開、岡部知剛新理事長の「オペラ」などの発表がありました。岡部理事長は4曲を熱唱しましたが、歌の合い間に自分が勉強や仕事で困難なことにぶつかった時の話をされ、「人生は、すべて愛が基本。愛があれば解決する」とこどもたちに呼びかけました。
もう一つ私たちスタッフをびっくりさせることがありました。盲導犬のトレーニングに同行された訓練士の伊藤優子さん(九州盲導犬協会)が、「基金のあゆみ」のVTRを見て「基金が25年にわたり、毎年様々なイベントを行って来たことを初めて知った。すばらしい活動で、VTRを見ながら体が震えました」と涙をこらえながら話し、会場の人たちも驚いていました。
また、岡部理事長の呼び掛けで20人を超える歯科医師の先生方がご来場頂き、「こどもたちと歯科医師」という二つの主役が揃ったことになりました。

日本とバングラデシュの夢と絆の架け橋

 

夢を叶えるこどもたち~羽ばたけ未来へ~

第24回

耳の不自由な人のために
聴導犬を育てたい

夢を叶えるこどもたち~羽ばたけ未来へ~

第23回

夢を叶えるこどもたち
~羽ばたけ未来へ~

大地震について学び支え合うち~被災地のこどもたち集結~

第22回

大地震について学び支え合う
~被災地のこどもたち集結~

日本とバングラデシュの夢と絆の架け橋

第21回

日本とバングラデシュの
夢と絆の架け橋


祝成人 夢みるこども基金新たな旅立ち

第20回

祝成人 夢みるこども基金
新たな旅立ち

石碑建立応援プロジェクト

第19回

東日本大震災と絆を強く
~石碑建立応援プロジェクト~

夢と宇宙と森と

第18回

夢と宇宙と森と

東日本大震災と結ぶ絆~こどもシンポジウム~

第17回

東日本大震災と結ぶ絆
~こどもシンポジウム~


「夢みるこども基金の森」開設と「命」をテーマにしたイベント

第16回

「夢みるこども基金の森」開設と
「命」をテーマにしたイベント

第15回

松林の中で環境音楽祭

地球を守るためにこども隊出動

第14回

「地球を守るために
『こども隊』出動」

こども音楽祭

第13回

「夢と希望をメロディーに乗せて
~こども音楽祭~」


人生は笑顔から

第12回

いつか笑いがモノを言う
~人生は笑顔から~

キャンペーンのふる里で新潟・山古志、福岡・玄海島の友と交流

第11回

キャンペーンのふる里で
新潟・山古志、福岡・玄海島の
友と交流

こどもたちが結ぶ10年の夢

第10回

こどもたちが結ぶ10年の夢

日本の心をイラクのこどもたちへ

第9回

日本の心をイラクのこどもたちへ


世界のこどもたちと交流

第8回

世界のこどもたちと交流

バリアフリーの社会を作ろう

第7回

バリアフリーの社会を作ろう

アフリカの大地に根付けこどもたちの願い

第6回

アフリカの大地に根付け
こどもたちの願い

ケーキがつなぐ友情の輪

第5回

ケーキがつなぐ友情の輪


夢の放送局

第4回

夢の放送局

世界のこどもと手をつなごう

第3回

世界のこどもと手をつなごう

阿蘇こどもみどり村

第2回

阿蘇こどもみどり村

阿蘇こども出会いの里

第1回

阿蘇こども出会いの里

 

夢みるこども基金は歯科医師のみなさまのご協力で運営

2019年10月10日 06時14分16秒 | 夢みるこども基金

夢みるこども基金は歯科医師のみなさまのご協力で運営されています。
毎年、「夢みるこどもキャンペーン」を開催して、数あるこどもの「夢」の実現を後押ししてきました。
おかげさまでこれまでに「夢みるこども基金の森」(佐賀)開設、「夢みるこども基金学校」(バングラデシュ)建設、「盲導犬」の贈呈、更には阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害に対する激励と支援、被災したこども達との交流とその継続などを実現することができました。
これらの体験を踏まえ、夢みるこども達はその後、各自それぞれの「夢」を肉づけしています。

治療後の金属冠をお送りください。

「夢みるこどもキャンペーン」は、こどもが主役で躍動します。その応援の源は歯科医師の先生方と患者さんたちです。
夢みるこども基金の主たる財源は、歯科医院様などからご提供していただく金属冠です。
お一人でも多くの先生方に「協力歯科医院」としてご登録いただき、夢みるこども基金をお支え下さいますようお願い申し上げます。

治療後の金属冠をお送りください

金属冠のご提供について

  • 金属冠をお送り頂く際は、木箱の中のポリ容器のみお送り下さい。
    その際、予備の新しいポリ容器を木箱にセットして下さい。
    ※金属は少量でも構いません。
  • 送り状を準備の上、お電話頂ければ、郵便局から集荷に伺います。
  • 毎年10~11月は、金属冠定期回収月間です。
    定期回収月間中に、事務局より金属冠回収のお願いでお電話をしております。
    お忙しい中恐縮ですが、ご対応よろしくお願い致します。

金属冠のご提供について

 

盲導犬の贈呈 夢みるこども基金

2018年09月26日 13時50分21秒 | 夢みるこども基金
社会福祉活動


盲導犬「はっくん3号」

夢みるこども基金が、九州盲導犬協会への盲導犬の寄贈を始めたのは、平成14年の春に開催された「こども会議」で福祉について話し合い、夏のイベントでは「バリアフリーの社会を作ろう」のテーマでシンポジウムを催し、九州盲導犬協会への盲導犬贈呈を決めたことにさかのぼります。
基金は、これまでに3頭の盲導犬を寄贈しています。「はっくん1号」(平成14年に寄贈)と「はっくん2号」(平成19年に寄贈)は引退して「はっくん3号」が福岡市内の河口まき子さんのパートナーとして活躍しています。
なお、「はっくん」は夢みるこども基金のイメージキャラクターです。こどもの「夢」と歯の型から生まれました。盲導犬の愛称もここから名付けられました。
環境保護活動
地球環境の悪化で地球の危機が指摘されています。
基金では地球を守るために様々な活動をしています。平成22年に林野庁から佐賀県脊振山系の国有林5.6ヘクタールを借りて「夢みるこども基金の森」を開設、基金以外のこどもたちも含めて多くの人たちに自然体験を楽しんでもらっています。

環境保護活動
夢みるこども基金の森

基金の森は、2010年にできました。
5・6haの森林内は、ほとんど人の手が入らずに、自然のままの植生が残っています。
今では、夏のイベントの目玉の一つです。イベントの前夜祭は必ずここであります。
イベントに参加したこどもたちが、夏休みなどで基金の森へ訪れたという話も、最近はよく聞くようになりました。
森の中で、こどもたちは秘密基地をつくったり、自然観測をしたりします。森にはこどもたちの笑い声が響きます。
森の中でこどもたちが夢中になって楽しんでいる姿をみていると自然に笑顔が広がります。
海外教育支援活動
平成12年にバングラデシュ・カラムディ村に「夢みるこども基金学校」を開設しました。
小学校からスタートしてその後、中学校と高校を増設して現在1,300人を超える児童・生徒が学んでいます。
バングラデシュ国内では学業、スポーツなども有力校に成長し、入学希望者が多いです。

海外教育支援活動
夢みるこども基金学校

基金の資金援助によって建設・開校したバングラデシュ「夢みるこども基金学校」は設立から15年がたちました。
児童、生徒数も増加し、現在1,300人余りのこどもたちが学んでいます。学業成績もすばらしく、スポーツや文化的なコンクール(歌や踊り、弁論大会など)でも多くの賞を獲得しています。
県内だけでなく県外からも注目を浴び、入学希望者が殺到しています。
この学校からバングラデシュの新しい国づくりの人材が生まれることが期待されています。

夢みるこども基金とは

2018年09月26日 13時48分39秒 | 夢みるこども基金
歯科医院などから提供される歯の金属冠を財源に次世代を担うこどもたちの夢を育み、実現を支援することを目的に1995年に設立されました。
第1回「夢みるこどもキャンペーン」では阪神・淡路大震災で両親を亡くしたこどもたちを熊本県阿蘇に招いて励ましました。その後の「夢みるこどもキャンペーン」を通して、バングラデシュでの「夢みるこども基金学校」の建設と運営、バリアフリーの社会を作ろうシンポジウムの開催、盲導犬の贈呈、「夢みるこども基金の森(佐賀)」の開設などの様々な活動を展開しています 。

夢みるこどもキャンペーン

毎年、秋から冬にかけて全国の小、中学生を対象に「わたしのかなえたい夢」をテーマに作文と絵を募集します。
審査を経て春休みに、上位入賞者が福岡に集い、「こども会議」を開きます。
「こども会議」では、こども達がそれぞれの「夢」を交換した上で、早期に実現したい共通の「夢」を形づくります。
夏休み、全員が一同に再会してその「夢の実現イベント」を開きます。
これらの体験を踏まえ、夢みる子どもたちはその後、各自それぞれの夢を肉づけしていきます。

夢や希望があるからこそ人は頑張れる

2018年09月26日 13時47分16秒 | 夢みるこども基金
夢みるこども基金理事 長尾 怜美 夢みるこども基金OB・OG会会長 歯科医師

 『1995年に始まった夢みるこども基金は、皆様方のご支援のおかげで、2015年に20周年を迎えることができました。
この間、たくさんのこどもたちの夢が生まれ、絆が生まれました。私も基金に夢をもらった一人です。

 第一回の作文の部で最優秀賞を頂き、私が作文に託した夢を夏のイベントにて実現して頂いたときの感動は今でも覚えています。
そして、後にこのイベントが全国の歯科医師の皆様の御支援によって支えられていたことを知って感銘を受け、私が歯科医師を目指すきっかけとなりました。

 この基金は春に「私がかなえたい夢」の絵・作文の入賞者が集まり、皆で夏のイベントの内容を決めて、夏にイベントを行います。春に初めて会ったこどもたちは互いに緊張した面持ちですが、「こども会議」で夏のイベントを決める時は皆キラキラした笑顔でたくさんの提案を出してくれます。「自分の夢が現実になるかも」という期待感で溢れているこどもたちの顔は本当に生き生きとしています。そして、帰り際にはすっかり仲良くなったり、また夏での再会を約束し、夏のイベントの2日間は仲間と「夢」を作るというどんなものにも代えがたい貴重な体験をし、強い絆を生み出します。日本にはたくさんの絵・作文のコンクールがありますが、こうして2回も同じメンバーが同じ場所に集い、互いに作文や絵に描いた夢を語り合う---他ではない醍醐味でしょう。そしてこの経験がこども達の可能性をもっと広げ、また新たな未来へと進んで行く原動力になっていると実感します。

 今年は阿蘇を震源地とする熊本大地震が起きました。
こども基金の第一回イベントは阿蘇で開催されて、私たちにとって阿蘇は心の故郷ともいうべき大切な場所です。ショックを受けている最中、すぐさま連絡が入りました。第一回イベントで出会い、一緒に阿蘇にホームスティをした阪神・淡路大震災の遺児の方からでした。九州地方に住む私たちへの気遣いと、阿蘇でホームスティをしたご家族の安否を気遣う連絡でした。遺児の方が「私たちも21年前、温かく迎え入れてもらった。自分にできることをしたい」とおっしゃってくれました。その後、阿蘇のご家族とも無事連絡が取れ、互いに物資支援などを行いました。他の基金のOB・OGからも連絡が来るなど、基金が生み出した人とのつながりの温かさや有り難みを感じました。復興にはまだまだ時間がかかりますが、またあの素晴らしい阿蘇の地を取り戻せるよう私たちも全力で支援していきたいと思っています。

 夢みる心はこどもだけのものではありません。夢や希望があるからこそ人は頑張れるのです。
震災からも這い上がれるのです。明るい未来への希望が私たちを奮い立たせてくれます。
私も歯科医師として自分の新たな夢の実現のため精進する毎日です。今は歯科を通じてこどもたちの夢を応援したいという気持ちから小児歯科専門医を目指して奮闘しています。
夢みるこども基金は20年という節目を迎え、新たなスタートをきりました。

 この夢みるこども基金を通して、こどもたちが夢を諦めない力を育てて欲しいと願っています。
そしてこれからもずっとこどもたちの夢を応援していきたいと思います。全国の歯科医師の皆様を始め、教育関係の皆様など基金へのご理解とご協力をよろしくお願い致します。そして是非一度イベントへ足を御運び頂ければ光栄です。

歯の治療の際に取り外された金属冠を再生

2018年09月26日 13時45分37秒 | 夢みるこども基金
夢みるこども基金理事長 八尋 晋策 元読売新聞西部本社論説委員 経済部長

子どもの夢を応援して下さい!

 『夢みるこども基金』は、こどもたちに夢を見る事の楽しさと、それが実現した時の喜びを味わってもらうためのボランティア団体です。

 1995年(平成7年)に福岡市に事務局を置き、歯科医師を中心に多くの人たちの賛同を得てスタートし、今年で22年になります。
こどもたちの夢は無限で、そして様々です。基金が毎年実施している「私のかなえたい夢」と題する作文・絵の募集には全国の小、中学校から多い年は4,000点を超える募集があります。
これらの夢を形にして夏休みにイベントを実施しています。毎年、趣向を変えて国内ばかりではなく、海外も視野に入れて取り組んで参りました。
第1回目は阪神淡路大震災の翌年でしたので、震災で両親を亡くしたこどもたちを熊本県阿蘇高原に招いて交流、励ましました。

 2回目以降は、バングラデシュに学校(初めは小学校だけでスタートし、のちに中学、高校も増設)を建てたり、盲導犬を贈呈したり、佐賀県・背振山系に国有林を借りて「夢みるこども基金の森」を開設したり、さらには東日本大震災被災地のこどもたちを支援したりしてきました。

 このキャンペーンの財源は、歯科医院や歯科大学などから提供される、歯の治療の際に取り外された金属冠を再生したものです。
歯科医師のご協力がなければ基金は成り立ちません。基金設立時から毎年欠かさず、金属冠を送って頂く方が多数いらっしゃいます。
こどもたちはそのような方々に見守られてキャンペーンの中で成長し、現在、社会の第一線で活躍している人が増えてきました。
基金の運営・管理に当たる理事会メンバーも16人中4人がそうした"元夢みるこどもたち"です。
この基金の最終目標である「こどもたちのための、こどもたちによる基金」に向けて発展して行くために皆様の一層のご協力をお願い致します

夢みるこども基金だより№23号

2018年09月26日 07時41分53秒 | 夢みるこども基金
☆夢みるこども基金事務局よりお知らせです☆
 夢みるこども基金だより№23号を平成30年9月14日付で発行しました。
今年の夏のイベント「耳の不自由な人のために聴導犬を育てたい」などを中心に、今年の活動状況をまとめています。
 多くの方々のご協力を得て、これからもこども達の夢のキャンペーンを広げていきたいと思います。
 基金だよりをご希望の方は、基金事務局へご連絡ください。