AI兵器

2024年11月23日 09時01分41秒 | 沼田利根の言いたい放題

国連 “AI兵器 法的規制を” 自律型致死兵器システムに危機感

AI=人工知能を使って人間の関与なしにみずから判断して攻撃する兵器システムについて、国連のグテーレス事務総長は報告書を発表し、再来年までに禁止や規制に向けた法的拘束力のある文書を締結するよう各国に呼びかけました。

AIを使って兵器が人間の関与なしに標的や方法を判断して攻撃する自律型致死兵器システムは「LAWS」と呼ばれ、戦場で使われれば民間人の犠牲などを深刻化させるおそれがあると指摘されています。

国連のグテーレス事務総長は、国連総会で採択された決議を受けて、各国や人権団体などからの意見をまとめた報告書をこのほど発表し、「機械が自律的に人間を標的にすることは、越えてはならない道徳的一線だ」と強い危機感を示しました。

そのうえで「国際社会がこの問題を防げる時間はなくなりつつある」として、再来年までに人命を奪うものは禁止し、そのほかの自律的なシステムも規制する、法的拘束力のある文書を締結するよう各国に呼びかけました。

ただ各国からの意見では、LAWSの定義が定まっていないという指摘があったほか、攻撃の正確さが高まることなどで巻き添え被害のリスクが減る可能性や、人間の心身の状態が原因で起きるミスも防げるといった利点を主張するものもありました。

日本政府も、法的拘束力よりもすべての関係国の参加を重視すべきだという意見を提出していて、今後、国連総会などの場で、LAWSの規制に向けて各国が一致できるのか注目されます。

 

自律型致死兵器システム(LAWS: Lethal Autonomous Weapons Systems)とは

 LAWSの定義については、国際社会で議論が行われており、まだ定まっていませんが、我が国は、「一度起動すれば、操作者の更なる介入なしに標的を識別し、選択し、殺傷力を持って交戦することができる」という特徴を備えている兵器システムが、現在行われているLAWS議論の主な対象となるものと考えています。

経緯

  • 議論のきっかけ
     2013年、国際NGOが「殺人ロボット阻止キャンペーン」を開始しました。また、国連人権理事会のヘインズ特別報告において「自律型致死性ロボット」に対する国際社会の対処の必要性が指摘されました。
  • 特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)
     2014年から2016年にかけて、特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みにおいてLAWSに関する非公式会合が開催されました。
     2017年からはCCWの枠組みにおいてLAWSに関する政府専門家会合(GGE)が開催されました。
     2019年11月、CCW締約国は、2020年と2021年の2年間にわたってGGEを開催すること、また、11項目から成るLAWSに関する指針(英文)(PDF)別ウィンドウで開くについて一致しました。そして、同指針を含む議論を、規範・運用の枠組みの明確化・検討・発展に関する勧告のための基礎として活用していくこととなりました。また、2023年には、国際人道法の遵守の観点からの禁止・制限の考え方等について記載したLAWS・GGE報告書を採択しました。そうした過去の成果を踏まえつつ、引き続き、CCWの枠組みの下、LAWSに関し、その定義・特徴、人間の関与の在り方、国際人道法上の課題、規制の在り方等について議論が行われています。
  • 国連総会
     2023年12月、オーストリアが、LAWSに関する報告書の作成を国連事務総長に求める決議案を国連総会に提出しました。同決議は、賛成152、反対4、棄権11で採択されました(A/RES/78/241)。
  •  

CCWの議論における主要論点

  • LAWSの特徴・定義
     LAWSの定義及びその特徴の特定。
  • 国際人道法の適用
     国際人道法の遵守を確保するに当たって必要な具体的課題及びその手段の検討、国際人道法以外の国際法等への考慮の在り方。
  • 人間の関与
     人間の関与を及ぼす対象・方法・タイミング等。
  • 責任・説明責任
     人間の責任・説明責任の確保・明確化の方法等。
  • リスク軽減・信頼醸成
     意図しない結果に係るリスクの防止の検討等。
  • 規制の在り方
     LAWSの規範及び運用の枠組みとして取り得る選択肢の検討並びにその成果物((1)法的拘束力のある文書、(2)政治文書、(3)行動規範・成果文書等)の在り方。

我が国の対応

  • 2019年3月、我が国はCCWに対して作業文書を提出しました。この作業文書は、LAWS・GGEにおいて、人道と安全保障の観点も勘案したバランスの取れた議論を行い、国際社会が将来目指すべき取組の方向性を示すことに貢献すべく提出したものであり、重要な論点である(1)LAWSの定義、(2)致死性、(3)有意な人間の関与、(4)ルールの対象範囲、(5)国際法や倫理との関係、(6)信頼醸成措置についての我が国の考え方を記述しました。
  • 2023年3月、LAWS・GGE議論に貢献するため、国際人道法遵守の観点から兵器システムの禁止制限の考え方を記載した作業文書「国際人道法を基礎とした禁止と制限の方法にかかる自律型兵器システムに関する条項案(Draft articles on autonomous weapon systems – prohibitions and other regulatory measures on the basis of international humanitarian law)」を米英加豪韓と共に提出しました。
  • 2024年5月、LAWSに関する国連総会決議(A/RES/78/241)に基づき、国連からLAWSに関する意見を提出するよう要請がなされたことを踏まえ、我が国の見解をまとめた作業文書(概要(和文)(PDF)別ウィンドウで開く全文(英文)(PDF)別ウィンドウで開く)を提出しました。同作業文書において我が国は、国連事務総長報告書の作成及びCCWの下で行われているLAWS・GGEでの議論に資することを目的に、新興技術の軍事利用及び今後のLAWSに関する議論の在り方に係る我が国の基本的な考え方に加え、主要論点である(1)LAWSの特徴、(2)国際人道法の適用(禁止と制限に係る考え方)、(3)人間の関与の在り方、(4)責任・説明責任、(5)リスク評価と緩和措置、(6)法的審査についての見解を述べています。

我が国の基本的な立場

  • 我が国は、人間の関与が及ばない完全自律型の致死性兵器の開発を行う意図はなく、また、当然のことながら国際法や国内法により使用が認められない装備品の研究開発を行うことはありません。
  • 新興技術の軍事利用については、そのリスクとメリットを十分理解し、人道的考慮と安全保障上の観点を踏まえながら、包括的な検討を行う必要があります。包括的検討に当たり、我が国は、新興技術の軍事利用は、人間中心の原則を維持し、信頼性、予見可能性を確保し、責任ある形で行われることを重視しています。また、国際人道法(IHL)の義務はLAWSを含む全ての兵器システムに適用されるものであり、IHLを遵守する形で使用できない兵器システムは使用してはならず、それ以外の兵器システムについても、IHLの遵守を確保するために必要な制限を行うとの考え方を支持しています。
  • 一方で、人間の関与が確保された自律性を有する兵器システムは、ヒューマンエラーの減少、省力化・省人化といった安全保障上の意義を有するとの考えです。
  • 新興技術の更なる発展を見据え、IHL等の国際法との関係を整理しつつ、LAWSに係る規範・運用の枠組みの明確化に向けて取り組むことは重要です。今後も、我が国は、LAWSに係る国際的なルール作りを通じて国際社会の安定に貢献すべく、主要国を含め、広く国際社会において共通の認識が得られるよう、国際的なルール作りに積極的かつ建設的に参加していく考えです。

力には反作用がある

2024年11月18日 19時41分42秒 | 沼田利根の言いたい放題

物体に力を加えるとき、必ず逆向きの力が現れる。

このとき、一方の力を作用、もう一方の力を反作用という。

2つの物体が互いに及ぼし合う作用と反作用は、同一作用線上にあり、大きさは等しく、互いに逆向きである。

これを作用・反作用の法則という。2台の台車の質量や速さを変えて衝突させる実験を行うと、質量や速さがちがう台車が衝突した場合でも、両者には同じ大きさの力がはたらくことがわかる。

ところで、次期トランプ大統領は、「アメリカ第一主義」を掲げる。

だが、これは、肝心な力の法則を度外視しているのだ。

あくまでも相手国があって、自国があるのだ。

一方的な自国だけの利益など、当然あり得ない。

だから、自国だけのプラスなどの政治施策には無理があるし、むしろ暴論であり、将来の破綻が見えているのである。

アメリカ国民が、トランプ次期大統領を選択したのであるのだから、当然、それなりの<しっぺ返し>も否めないだろう。

 

 

 


外出すると新しい出会いがある

2024年11月12日 09時50分12秒 | 沼田利根の言いたい放題

友人、知人の多くと外出先で出会うことはほとんどない。

子どもたちが小さいころは、イトーヨーカドーなどで出会ったものだ。

そのイトーヨーカドーや東急も取手から撤退してしまった。

利根川の緑地公園やウエルネスプラザなどのイベント、市民会館の催しに姿を見せる友人や知人もほとんどいない。

夫婦で散歩をする人も減少してしまう。

家人は、浅草や亀有、新宿、上野などの歌謡ショーなどへ行っている。

市内のカラオケは3か所。

顔がどんどん広がっていくのだ

遊興費は友人の影響で、20年前に始めた株の運用益のおかげである。

当方は、少しの<おこぼれ>で何とか人並に外出できている。

それにしても、友人知人は趣味というか生活の活動範囲が狭いようだ。

お金を<貯めるばかり>の友人も少なくない。

ちなみに、友人の妹は独身で、看護師を退職したら海外旅行へ行きたいと言っていたが、40代の若さでなくなる。

ほとんど、国内旅行もしなかった、仕事一筋の生活であったのだ。

 


闇バイトにおとり捜査を!

2024年10月27日 08時18分52秒 | 沼田利根の言いたい放題

高額バイトに、おとり捜査で、一網打尽にしたらどうか?!

求められる個人情報をあえて、でっち上げる。

闇バイトは、強盗・殺人バイトなのだ。

そもそも、闇バイトの表現が軽すぎるのだ。

 

 


「自らの内面を開発することだ」エマソン

2024年10月26日 10時59分28秒 | 沼田利根の言いたい放題

われわれは不注意と愚かしさから、正しくない道を選んでしなうことが多い。

この現実でいまだかつて誰も歩いたことのない道、心の内なる理想の世界でわれわれが好んで旅する道とそっくり呼応するような道を、われわれは歩きたいと思う。

善い政治の効果は人生をより価値あるものにするが、悪い政治のそれは人生をより価値のないものとする。

今こそ好機を逸すべきではない。

君は現在に生き、あらゆる波に乗って船出し、各瞬間に永遠を見出さねばならない。

ヘンリー・デイビッド・ソロー

ヘンリー・デイヴィッド・ソローHenry David Thoreau1817年7月12日 - 1862年5月6日)は、アメリカ合衆国作家思想家詩人博物学者

来歴・人物

マサチューセッツ州コンコード市出身。ハーバード大学卒業[1] 後、家業の鉛筆製造業、教師測量の仕事などにも従事したが、生涯を通じて定職につかず、やがて学生時代に熟読した『自然』の著者で超絶主義者ラルフ・エマソン[2]らと親交を結んだ。

自費出版した処女作『コンコード川とメリマック川の一週間』(1849年)は、若くしてこの世を去った兄とのボート旅行をまとめた随想で、当時の社会には全く受け入れられなかった。

ウォールデン池畔の森の中に丸太小屋を建て、自給自足の生活を2年2か月間送る。代表作『ウォールデン 森の生活』(1854年)は、その記録をまとめたものであり、その思想は後の時代の詩人や作家に大きな影響を与えた。

28歳、挫折続きだったソローに大きな転機が訪れた。

「自らの内面を開発することだ」とのエマソンの理念を実践に移す。

「ぼくたちは、正直であるというだけでは十分ではない。正直に対処すべき高尚な目的をいだき、それを実行しなければならない」ソロー

「ソローの後世への強い影響力は、彼がその独自の思想と行動によってエマソンを超えて成長したところにある」

どんな偉大な思想家も、また優れた思想・哲学も、それを受け継ぎ、実践する人々がいなければ、やがて歴史の中に埋もれてしまう。

師は、弟子が自身を乗り越えて大きく成長してゆくことを願うものだ。

師の思想を自身の行動によって大きく飛躍させ、発展させてこそ、真の弟子といえる。

 


街の灯り-浜田真理子

2024年10月22日 09時54分18秒 | 沼田利根の言いたい放題

深夜聴くと、耳にじん~とくる歌声であり、繰り返して聴いた。

 

 


人は人 自分は自分

2024年10月21日 04時10分41秒 | 沼田利根の言いたい放題

人には人の生き方、つまり、他人には他人の生活習慣がある。

そこで、自分がその他人の生活習慣に合わせることは、ある意味で大きなストレスにもなるものではないだろうか?

<肝心>なことに、改めて気付かされる。

人のためになることが、自分のためになるとの思い込みは実に<愚かな>ことであったのだ。

相手に、高邁な理念や思想があったわけではない。

その行為や行動は、あくまでも<単なる生活習慣>だった。

思うに、友人の鈴木さんも、その<生活習慣>のために命を縮めたのではないだろうか?!

寒冷期の<早朝散歩>や<ゴルフ>などは、あくまでも他人の<単なる生活習慣>であり、それに<付き合う>こと、つまり自らの意志・行動で<他人の生活習慣に迎合>することは、言うまでもなく<自分を犠牲>にすることに他ならではなかったのでは?

なぜ、そのことに、これまで<自分の思い>が、至らなかったのだろうか・・・・

 

 

 


疑わしきは救済

2024年10月20日 06時32分12秒 | 沼田利根の言いたい放題

いまだ届かぬ救いの手

毎日新聞の記事を読み、改めて、国(行政)の対応は理不尽だと、怒りさえ覚えた。

原爆投下による黒い雨の被害者たち。

爆心地から約9㌔西にいた人。

体調不良になり、小学生の時のリンパ節の手術を3回も受けた。

国は1976年に「黒い雨」被害の救護対象区域を決めた。

それは降雨の証言がある地域よりも狭い範囲だった。

このために、救われるべき人々が放置されたのだ。

国(行政)は、なるべく被害者が存在しても金を出したくないのが本音なのだろう。

多く被害者は、明らかに黒い雨で、体内に取り込んだ被爆の結果だった。

だが、国(行政)は、現実に目を背けて、被害者たちの悲惨な現状を、過小評価したのである。

そして、政治家たちも、沈黙したのであろう。

また、国会では、国の線引きに対する<非学的措置>に言及して、論議してきたのだろうか?

目に見えない放射能で人体を蝕むが核兵器に対する<無知な政治家と行政機関・司法>は、改めて糾弾されるべきではないだろうか?!


夢の中の話

2024年10月18日 23時47分30秒 | 沼田利根の言いたい放題

 

 頑張ったが,結局は息切れした.
猛然と先頭を走って,次の走者に楽な位置でバトンタッチしたいと思ったのに!
ささやかなグループであるが,エースの立場で仲間に応えたいと背伸びをする.
平凡な人生の中で,人々は精一杯生きている.
非日常的な世界があるとしたら,それは結局,勝負の世界ではないか!?

 バーチャルの戦争ごっこ,いわゆる,サバイバルゲームでエアーガンを打ち合う.
大人がやることではないはずだが,エアーガンに夢中になる人々がいる.

 居合い抜きで,竹わらを切る.肉と骨を寸断するほどの衝撃が日本刀を降り下ろした腕に伝わるそうだ.人を切って見たくなることはないのか? 
昔,田舎の蔵から一度,江戸時代の日本刀をこっそり持ち出して,竹やぶで竹を切った経験があるだけに,考えるだけで,ぞっとする.

 外国には絶対にない日本刀の凄い切れ味.試し切りを中国国民に行った日本兵士(将校たち)
「うちの会社の創業者は,中国で相当,悪いことをしたらし,B級戦犯で死刑になっても良かった」とある会合でその創業者(MSさん)の部下の1人が言う.その創業者の自慢話は中国の婦女子を犯したことと,人間の試し切り.
 一度,Mさんに名古屋で御馳走になったが,そう言えば,あの人は恐ろしい顔をしていた,と今にして思う.

アメリカの宿業・宿命

2024年10月18日 23時42分51秒 | 沼田利根の言いたい放題

2005年11月04日のコメント

相手の立場に立ち,同苦することは非常にむずかし.だから紛争が絶えないのであるが, 日本の良さが失われ,ますますアメリカ的になっていくことをとても危惧している.
 アメリカは確実に,病んでいる.戦争をどこまでも続けていくアメリカ!
 「それは,アメリカの宿業!!!」
 「どこまで行っても・・・・ おそらく,500年先きでも,戦争をしているであろうアメリカ」
 「何時になったら悪しき,宿命の連鎖を断ち切れるのか!!」
 「破壊(戦争)は一瞬のできごと!」
 「建設(復興)は死闘の大事業!」
 イラクは,100年くらい復興にかかる,と考えてもよい.
 加害者アメリカ人が殆ど理解できないほど,被害者アラブ人の心の傷は想像以上に深いと考えべきではないか. 


米国の核兵器を日米で共同運用する「核共有」を唱えた日本維新

2024年10月16日 20時33分33秒 | 沼田利根の言いたい放題

▼日本維新は、高齢者の医療費負担を現行の1割から3割にお見直すと衆院選で公約に掲げている。

これでは、高齢者は日本維新には投票しだろう。

▼さらに大阪市長が日本の安全保障について、米国の核兵器を日米で共同運用する「核共有を唱えた。

それは「相手が核なら、こちらも核だ」との狂った論理だ。

平和を望む日本国民は日本維新離れするのでは?!

愚かな発言をしたものだ。

 


焼夷弾の被害者たち

2024年10月11日 10時34分53秒 | 沼田利根の言いたい放題

アメリカが1945年日本領土(本土)に焼夷弾を投下。

それは雨あられのごとくに。

日本の指導者、為政者は、消化を優先させ、逃げることを許さなかった。
死んで償えではないが、囚われことを恥として、投身自殺した南の孤島。

戦前の日本を批判する。
現実的な思考やあたりまえというか、常識的な感性に裏打ちされた批判は、
いずれも説得力がある。