「阪神-広島」(30日、甲子園球場)

2019年04月30日 21時19分42秒 | 社会・文化・政治・経済

井川氏&矢野監督 平成タイガースVバッテリー復活 井川氏「何もかもが懐かしい」

プロ野球平成最後の一戦を前に、元阪神・井川慶氏(39)と阪神・矢野燿大監督(50)の平成タイガースを代表するバッテリーが復活した。

笑顔で握手するかつての黄金バッテリー

 試合開始前に行われた「平成最後のファーストピッチセレモニー」で実現。まずは「ピッチャー・井川」のアナウンスで場内から大きな拍手、さらに「キャッチャー・矢野」が告げられるとどよめきが起こった。

リーグ優勝時の背番号「29」タテジマユニホームを着た井川氏は、左腕から矢野監督のミットへ鋭い高めのストレートを投げ込んだ。

 「新球だと滑っちゃうんでね。まあワンバウンドよりはいいでしょ」と苦笑いした井川氏。

「とにかく何もかもが懐かしい。あれだけのファンの前で投げていたんだと、今考えるとホントに幸せだったんだなと思いますね」としみじみ。初登板、初勝利、ノーヒットノーランもこの日と同じ広島戦とあって、「つくづく縁がありますね」と笑みを浮かべた。

 矢野監督を新たに迎えた現チームに、「コーチも含めて、一緒にやっていた方がいる。

時代が変わったなという印象。オールスターまでに5割、できれば貯金をつくっていれば、優勝のチャンスはあるので。去年の最下位から始まったチーム。

一歩一歩やっていく姿を楽しみに見ています」とエールを送った。

 井川氏は星野仙一監督時の2003年に20勝を挙げて18年ぶりのリーグ制覇に貢献。岡田彰布監督時の05年も13勝で2年ぶりのリーグ優勝へ導いた。在籍9年間で通算86勝。

阪神にとっては「平成のエース」だった。矢野監督は正捕手として井川を支えており、03年には最優秀バッテリー賞も獲得。一時代を築いたバッテリーが平成の最後に甲子園で復活した。

 
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その部屋のなかで最も賢い人

2019年04月30日 20時39分13秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
 ―洞察力を鍛えるための社会心理学― 

商品の説明

賢い人とは?
知識や情報を適切に処理できる知的能力を持つだけではなく、なぜ(自分を含めた)人々がそのようにふるまうかを理解できる人であり、さらにその洞察を活かせる人である。
これまでにも、私たちが犯しやすい認知や推論の誤りやバイアスを解説する書籍は多数あった。
本書はそのな中で特に優れた本である。
著者たちがバイアスや誤りを解説するだけでなく、望ましい推論や判断をし、行動する賢い人になる道を示し、明示的に読者に対して「そうなってほしい」というメッセージを発している点であろう。
賢くあることで、自分自身の人生をより幸福なものにし、家族や友人など身近な人々との関係において、職場などの集団において、さらには地球規模(地球温暖化が例としてあげられている)の問題を解決できる―少なくともそんも道筋を見出すことができる―と著者らが述べる。

内容紹介

たった5つの冴えたやり方 私たちは物事を判断するときに、知らず知らずのうちに思考の罠に陥ってしまっている。 どのようにすれば物事を正しく判断できるのだろうか。

社会心理学の第一人者による意思決定の教科書。

内容(「BOOK」データベースより)

人間関係、学力向上、臓器移植、仕事におけるアメとムチ…日常のさまざまな難問を「賢い人」はどのようにしてバイアスにとらわれず、正しく判断しているのだろうか。社会心理学の第一人者による意思決定の教科書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ギロビッチ,トーマス
コーネル大学心理学教授

ロス,リー
スタンフォード大学心理学教授

小野木/明恵
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

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自殺防止へ「ライフリンク」

2019年04月30日 19時57分01秒 | 社会・文化・政治・経済

「生き心地の良い社会」をめざして 


『いのちを守るために、みんなで つながりあっていこう』
『自殺に追い込まれていく いのちを、 みんなでつながりながら守っていこう』
私たちは「ライフリンク」に、そうした決意を込めています。

めざしているのは「生き心地の良い社会」を築き上げること。
誰しもが自殺の脅威にさらされることなく、
自分自身であることに満足しながら生きることのできる社会の実現です。

いま日本で自殺する人の数は年間3万人。未遂者も含めれば一日1000人。
この時代に、この社会で、私たちと同じ空気を吸っているそれだけの数の人たちが、
自ら「いのち」を絶っています。

特別な人たちが、特別な理由で、自殺しているのではありません。
私たちと同じ日常を生きている人たちが、
過労や多重債務、いじめや介護疲れ、差別や社会に対する不信感など
様々な社会問題に追い詰められた末に、
生きる道を閉ざされて、「自殺」で亡くなっているのです。

現代日本社会の自殺の多くは、
社会的な対策があれば「避けることのできる死」です。
その意味で、
自殺対策とは「生きる支援」「いのちへの支援」でもあると言えます。

誰も自殺に追い詰められることのない社会。
自殺で大切な人を亡くした人が安心して悲しむことのできる社会。
それはきっと、自殺とは無関係と思っているひとりひとりにとっても
生きていて心地の良い社会であるはずです。

「生き心地の良い社会」の実現をめざして。
ライフリンクは「つながり」をキーワードにした自殺対策、
「いのちへの支援」に取り組んでいます。

いのちのつながり



今すぐ「助け」が欲しいとき
「借金」に困っているとき
「労災手続き」について知りたいとき
「遺族のつどい」について知りたいとき
世界の自殺対策関連組織
「いじめ」で困っているとき
「職場の悩み」を相談したいとき
「うつ病かも」と思ったら
行政窓口・統計資料など
ライフリンクの仲間たち


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父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない

2019年04月30日 19時08分40秒 | 社会・文化・政治・経済
 
橋本 治 (著)

著者はいわゆる団塊の世代で、読みながら、ああ、団塊だな、としみじみ思う。
私は一世代上の年齢で、なぜかどこかが団塊の世代とは食い違う。
その第一が、社会的関心の強さである。
著者は病床にありながら、安倍政権下で生じたさまざまな「事件」を追う。
それをすでに崩壊した父権制の中に取り残された人たちの行動として解釈する。
その一貫性は見事である。
私はそういうことに関心がない。
団塊以降、普通の人が社会的関心を持つようになった。
それまで政治はエライ人だけが関わったものだった。
セクハラはパワハラの一部だと著者は説く。
問題の解決は、そういう人たちが死に絶えるまで待つしかない。
それが私の結論になるが、著者はそれをどう思うだろうか。
問題は父権制と著者が呼んでいるものの、どこまでがヒト本来の性質にもとも付属するもので、組織の中であれ世界中どこでも同じなのか、どこまでが日本固有の現象なのか、ということであろう。(養老猛司さん評)

商品の説明

内容紹介
「父はえらい、男はえらい。だから説明能力がなくてもいい」というバカげた世界は崩壊している。
しかし、「父権制の亡霊」のようにトランプ大統領が出現、世界は一挙に混沌としてしまった。
日本でもシンクロするように、政治スキャンダル、セクハラ、パワハラが横行する。
男による「論理」が通用しなくなっているにもかかわらず、なぜ「亡霊」がはびこるのか。
「父権制」の成り立ちを歴史的にひもときながら、
組織、女の役割、結婚など、これまで「当たり前」とされてきた在り方が通用しない世界が到来していることを告げる啓蒙の書!

目次
はじめに

【第一章】 世界はゆるやかに混乱して
一. 制度は崩壊しているのに
二. 二〇一七年都議選の背景PART1――「東京」が変わる
三. 二〇一七年都議選の背景PART2――「都市おやじ」の時代
四. 二〇一七年都議選の背景PART3――おやじ達の衣替え
五. 二〇一七年都議選の背景PART5――熟年の家庭内離婚
六. 「国民ファースト」ではなくて、なぜ「日本ファースト」?

【第二章】とんでもなく下らない話
一. 「父権制の顚覆」の由来
二. 『スター・ウォーズ』の謎
三. 父がいないスーパーヒーロー達
四. 父はやたらと死んでしまう
五. スーパーマンはなぜ殺される?
六. そしてワンダーウーマンが現れる

【第三章】 女と論理
一. 大昔の遥かに遠い地球とは別の銀河系では
二. 「論理」にまつわる二つの側面
三. 「当たり前」が大問題になる
四. 学生運動と経営学
五. 再び「当たり前」を問題にする
六. 「女と論理」はどうなったのか?

【第四章】 組織の崩壊
一. 一年前から続く出来事
二. 病む組織、組織を病ませるもの
三. セクハラ君もやって来る
四. セクハラもパワハラだ
五. もう忘れられている一年前のこと

【第五章】 父権性の亡霊
一. 突然話を分かりやすくさせたもの
二. 昔よくいた田舎のおっさん
三. 田舎のオヤジの運命
四. 父親は、豊かになって瓦解して行く
五. オヤジは説明をしない、だから説明能力がない
六. 永田町と日本ボクシング連盟
七. 忖度は誰かがしたのかもしれないが、私が「しろ」と言ったわけではない
八. そんなことはともかく、トランプ大統領と仲がいい安倍総理大臣は外交に強い
九. モラルではなく、説明能力がない

【第六章】 誰も経験したことがない世界
一. 元日本ボクシング連盟終身会長が愛した映画『ゴッドファザー』とその「愛のテーマ」
二. 家族より「個=孤」が美しかった時代
三. 女の居場所
四. それを女が「抑圧」と解釈したら――
五. 「結婚」という最小の社会的単位の持っていた意味
六. 「家」と王国、家長と王様
七. 「家」の持っていた意味
内容(「BOOK」データベースより)
「父はえらい、男はえらい、だから説明能力がなくてもいい」そんなバカげた世界は、とっくの昔に崩壊している!トランプ大統領の出現後、日本の組織でもパワハラ、セクハラが露わになり、官僚や大学のオヤジ体質が暴かれていく。

男たちの「論理」が通用しない時代に、なぜ「父権制の亡霊」がはびこるのか。

都知事選の変遷、ハリウッド映画の分析、学生運動の成り立ちから政治家のスキャンダルまで、あらゆる現象を歴史的にひもときながら、これまでの「当たり前」が失効する世界の到来を説く。ベストセラー『知性の顛覆』に続く、橋本治による最後の指南!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本/治
1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文科卒業後、77年に小説『桃尻娘』で小説現代新人賞佳作を受賞しデビュー。
創作・エッセイに止まらず、博覧強記の知性をもとに評論家としても活躍。
『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、『双調平家物語』で毎日出版文化賞、『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。2019年1月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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ドナルド・キーンのオペラへようこそ!

2019年04月30日 18時08分29秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 われらが人生の歓び

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藁の王

2019年04月30日 17時24分31秒 | 社会・文化・政治・経済
 

小説家としてデビューしたが著書は一冊だけ、しかも絶版。
そんな私が巨大私立大学で創作を教えることになった。
だが自身の執筆は行き詰まり、教え子たちも苦悩し隘路へとはまり込んでいく。
なぜ私たちは小説を志すのか――自身の経験を元に、文学の迷宮、小説の樹海を彷徨う人々を描いた表題作を初めとした渾身の作品集。

「人はなぜ書くのか。書くことと教えるこは、どういうことなのか。それは可能なのか」。
主題が痛々しいほど胸に迫る。
著者は近畿大学で准教授を務めている。
その経験に裏打ちされた表現の数々にリアリティーがあふれている。
「私も実際に講師をすることで、閉じていた作家としての世界に変化がありました」と話す。
体当たりで学生たちと意見を交わす日々が続くなか「自分の小説に他者性を生んだのかもしれない」という。
「私小説ではないが、現実と共通する部分がある」というだけに、手触りがとても生々しい。
「一見閉じた大学や文学の世界を扱いながらも、どこか社会に開かれた作品になったかもしれないと思います」

作家デビューは2007年。
以来、翻訳業の傍ら小説の執筆に取り組んできた。
幻想的な前作「鏡のなかのアジア」で芸術選奨新人賞を受賞したことで、これまでの作品にも改めて注目が集まっている。

 
 
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あしかがフラワーパーク『大藤まつり』|2019

2019年04月30日 15時55分17秒 | 社会・文化・政治・経済

2019年4月13日(土)~5月19日(日)7:00~18:00(ライトアップ時は21:00まで)、栃木県足利市のあしかがフラワーパークで『大藤まつり』が行なわれます。

栃木県の天然記念物に指定の樹齢150年、600畳敷きという巨大な藤棚をもつ大藤や、長さ80mの白藤のトンネルなど350本もの藤の花が咲き誇ります。

八重黒龍藤(栃木県指定天然記念物)
世界でも珍しい八重黒龍の藤棚です。




庭木仕立ての白藤
見頃となりました。




うすべに橋



うすべに藤の棚



むらさき藤の棚…見返り美人



むらさき藤のスクリーン



むらさき藤のドーム
シャクナゲの森にございます。



白藤の滝

足利フラワーパーク『大藤まつり』

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こいのぼりの里まつり|2019|館林市

2019年04月30日 15時06分28秒 | 社会・文化・政治・経済

こいのぼりの里まつり

館林さくらとこいのぼりの里まつりちらし(3MB)

 
こいのぼりの里まつり
こいのぼりの里まつり

『館林さくらまつり』も3月下旬〜4月上旬に行なわれ、その時季なら、桜とこいのぼりのコラボも。

とくに桜の木が多い鶴生田川では、夜間のライトアップも行なわれます。

昭和22年から人形店を営む『室田人形店』(館林市台宿町3-20)が毎年、五月人形の販売期間に、店頭に1mほどのロープに豆こいのぼりを吊したのがルーツともいわれるています。
『鯉のぼりまつり』を市制施行50周年を契機に民間の協力を得て『世界一の鯉のぼりの里まつり』にバージョンアップ、ギネス認定の規模まで拡大したもの。
ちなみに「こいのぼり」は日本独自の幟(のぼり)で、Guinness World Recordsに該当する項目がなく、「ウインドソックス」(windsock=風向きを知るための吹き流し)という分野での認定になっています。

 
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日本の底力を見せた時代

2019年04月30日 14時53分26秒 | 社会・文化・政治・経済

1995年の阪神・淡路大震災は、戦後初めて震度7の揺れが大都市を襲った直下型地震だった。
2011年の東日本大震災は、マグニチュード9の巨大地震と巨大な津波に見舞われ<千年に一度>の大災害であった。
災害だけではない。
1998年の金融危機では、大手銀行や証券会社が相次ぎ破綻した。
さらに2008年のリーマンショックは「未曾有の経済危機」と呼ばれた。
平成は暗い時代でもあり、同時にいかなる難局にも屈せず克服しようとする日本の底力を見せた時代でもある。
廃墟の戦後から復興した我が国である。
<日本は暗いままではない>はず。
「令和」の始まりに期待したい。

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知識と知恵を培う

2019年04月30日 14時24分46秒 | 社会・文化・政治・経済

先生は「答える時は、間違える時もある。しかし、質問する時には、間違えることはない」。

良い質問をすると、相手も話やすい。
自然と語らいは弾み、心と心で結ばれる。
質問が大事だ。
学生に遠慮はいらない。
学問に妥協はない。
どんどん先生たちに質問してよいのである。
心して良書を選び、徹底して読破していくことだ。
「知識を持ち、知恵をもった人」こそ幸福な人である。
知識だけでは幸福につながらない。
知識と知恵があってこそ、幸福はある。
知識イコール幸福ではない。
それが分からないところに現代の不幸がある。
「あの人は、いい大学を出たから幸福だ」と錯覚するのは、知識と知恵を混同している証拠だ。

知識を持ち、知恵を持った人―この人が、本当の意味の、幸福な人間であることを忘れないでほしい。

 ------------------------------------------------

「学び続ける人、探求し続ける人、成長し続ける人に、行き詰まりはない」
無限の「向上の心」こそ、芸術をはじめ、価値創造の極意。

 

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学問は、幸福の土台

2019年04月30日 14時07分45秒 | 社会・文化・政治・経済

人間教育の根本精神。
「学問を修めない人間が愚かなのではない。学問を修めようと努力しない人間が愚かなのである」
「現状」がどうかではない。「これから」。

そこに「未来」の一切が含まれているといってもいい。

「真実は清らかである。嘘は汚らわしい」
現実の人間社会は、汚らわしい嘘が渦巻いている。
正義のために戦う人生には、卑劣な嫉妬の嘘が襲いかかってくる。
そうした嘘を鋭く見破り、痛烈に打ち破る力が、真の知力であり知性。
いかなる時代状況にあっても、きちんと善悪が分かる。
正邪を言い切る。
この判断基準を明確に持っているいる人が、「学問・教養のある人」と言える。
学問は、暗黒を照らす太陽。
学問は、正義の勝利の力。
学問は、自身の向上と前進の源である。
学問は、幸福の土台である。

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ロボット兵器の問題点

2019年04月30日 13時45分29秒 | 社会・文化・政治・経済

人道的観点や倫理的観点から重大な問題がある。

攻撃を「する側」と「される側」の人間が同じ空間にいない。
<物理的な断絶性>を生じさせる傾向が強い。
さらに、実際の戦闘行為が攻撃を意図した人間と完全に切り離されるという<倫理的な断絶>を招く。
「人間の尊厳」や「生命への権利」などの基本原理に真っ向から反する。

それゆえに<倫理的な断絶性>に目を向けることを忘れてはならない。
兵士が死ぬと遺族から厭戦気分が広がる。
それは国民全体にも拡散していく。
兵器産業はそれでは、困ってしまう。

では、兵士をロボットに置き換えればいいのではないか。
<何とかしなければ>為政者は巧妙に考えたものだ。

そのような発想からロボット兵器は開発されたのであろう。

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心を動かすのは心

2019年04月30日 12時44分17秒 | 社会・文化・政治・経済

人は話してみなければ分からない。
心を動かすのは心。

一対一の真剣な対話が、人生を動かし、社会を大きく変えていく。
 アメリカ・モアハウス大学キング国際チャペルのローレンス・カーター所長がこのほど、書籍『バプテスト牧師の仏法の師匠』を著した。
歴史を変える闘争には、道を切り開く一人と、その志に連なる無数の人たちがいる。


書物を、一頁(ページ)読む度に私は豊かにチェーホフ
良書は心の宝。
チェーホフの言葉

人は話してみなければ分からない。
心を動かすのは心。

一対一の真剣な対話が、人生を動かし、社会を大きく変えていく。
 アメリカ・モアハウス大学キング国際チャペルのローレンス・カーター所長がこのほど、書籍『バプテスト牧師の仏法の師匠』を著した。
歴史を変える闘争には、道を切り開く一人と、その志に連なる無数の人たちがいる。


書物を、一頁(ページ)読む度に私は豊かにチェーホフ
良書は心の宝。
チェーホフの言葉

知識は実践するまで価値がない。

善人は犬の前でも恥ずかしさを感じることがある。

人間は好んで自分の病気を話題にする。彼の生活の中で一番面白くないことなのに。

祝日を待つように、あなたの回復を待ち望んでくれる人がいるなら、病気になるのも悪くはないものだ。

自らそうであると信じるもの - それが自分自身である。

幸福な人間が良い気分でいられるのは、不幸な人々が自己の重荷を黙々と担ってくれているからに過ぎない。

教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがって、常に寛大で柔和で腰が低いものである。

芸術家の役割とは問うことで、答えることではない。

人間に理性と創造力が与えられているのは、自分に与えられたものを増やすためである。

たとえ信仰は持っていなくとも、祈るということはなんとなく気の休まるものである。

結婚生活で一番大切なものは忍耐である。

女が男の友達になる順序は決まっている。まず最初が親友、次が恋人、最後にやっとただの友だちになるということだ。

 Anton Chekhov

アントン・チェーホフ

ロシアを代表する劇作家、小説家。駆け出しの頃はユーモア短編を主に書いていたが、後に文学的な作品の創作に取り組むようになり、「幸福」「芦笛」「ともしび」などの作品が生まれた。また、新たな領域を切り開いた劇作家として「かもめ」「三人姉妹」「ワーニャ伯父さん」などの戯曲を残している。

国: ロシア(ロストフ州タガンログ)
生: 1860年1月29日
没: 1904年7月15日(享年44)

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国境なき医師団が訴えるコンゴの性暴力の実態 

2019年04月30日 11時57分29秒 | 社会・文化・政治・経済

 1都市の被害者数2600人に
2019年1月6日(火)J-CASTニュース

国際NGO(非政府組織)「国境なき医師団」は2018年11月2日、アフリカ・コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)のカナンガ市において、2017年5月〜2018年9月に治療した性暴力被害者が2600人に上ったと発表した。

今年10月、コンゴで長年にわたってレイプなどの性被害を受けた女性を無償で治療してきたデニ・ムクウェゲ医師が、ノーベル平和賞を受賞した。紛争が続くコンゴの性暴力の実態とは—。
4人に3人が「被害から1か月後」に受診
カナンガ市があるカサイ地方では、2016年8月から広い範囲で武力衝突が発生している。

国境なき医師団は、2017年5月からカサイ地方での性暴力被害者らに医療援助をしている。

発表資料によると、国境なき医師団が2017年5月以降に治療した2600人のうち、8割が武装した男たちによるレイプ被害を訴えた。被害者には男性32人も含まれていた。
中には、武器を突き付けられ他の人をレイプするよう強要された人もいたという。

また、国境なき医師団で治療を受けた被害者の4人に3人は、被害後1か月以上経ってからの受診だ。多くが「無償で治療を受けられることを知らなかった」「施設までの交通費が出せなかった」といった理由を挙げた。

2017年、コンゴ国内17か所での性暴力被害者の診療件数は、6300件を超える。
法務省が発表した「平成29年(2017年)版犯罪白書」によると、日本の2016年の「強姦」認知件数は989件だ。
国境なき医師団のプロジェクト・コーディネーターを務めるフランシスカ・バプティスタ・
「被害者が子どもであろうと成人であろうと、適切な公共サービスが限られている現状では、被害者の保護と社会経済的な援助が引き続き重要だ」と訴える。

 

 

 

 

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コンゴ紛争下性暴力の闇

2019年04月30日 11時30分44秒 | 社会・文化・政治・経済

5歳にも満たない子どものレイプ被害

忘れられた紛争 ―、傷つく女性たちの声なき声

600万人ーー。これは、「忘れられた紛争」と呼ばれるコンゴ紛争の犠牲者数です。1996年から続くコンゴ紛争は、第二次世界大戦後最大の犠牲者を出しながら、これまで世界からほとんど注目されてきませんでした。

紛争の背景には、私たちが電子機器を通じて日々その恩恵を享受する、レアメタルの利権争いがあります。一部の権力者が莫大な利益を得続けるために、コンゴの状況は意図的に世界から無視されてきたのです。
003年に全土を巻き込む紛争は終結したものの、今も一部地域で断続的に戦闘が続いています。近年、特にカサイ州での争いが過激化し、2017年には140万人が避難を余儀なくされ、深刻な飢餓で3,000人近くが命を落としました。

軍による略奪行為も悪化し、350校の学校を始め、村の施設が大規模に焼き討ちされました。国連職員が殺害されるという痛ましい事件も起きています。コンゴ紛争は、決して「過去」の紛争ではありません。
コンゴに限らず、こうした治安の悪化には、脆弱な立場にある女性の被害が必ず伴います。

「女性にとって世界最悪の場所」と呼ばれるコンゴでは、女性への暴力がとりわけ悲惨な形で行われてきました。

それは、兵士の性的欲求を満たすのではなく、住民に恐怖心を与え支配するため、コミュニティを破壊するための「兵器」として戦略的に使用されてきたのです。

5歳にも満たない子どものレイプ被害、家族の前での暴行、性器の切断ー。想像を絶するような暴行が行われてきました。
暴力の後に残る、貧困と心の傷ー「私は誰からも必要とされていない」

2018年、コンゴ民主共和国で精力的な医療活動を続けてきたムクウェゲ医師が、ノーベル平和賞を受賞しました。

彼は、戦闘の続くコンゴ東部・南ギブ州ブカヴにおいて、自らの病院を立ち上げ、残酷な性的暴力にあった女性たちへの治療を20年近く続けてきました。テラ・ルネッサンスが支援する女性たちの中にも、ムクウェゲ医師の治療を受けた方は少なくありません。(写真提供:コンゴの性暴力と紛争を考える会)
性的暴力が残すのは、身体的な傷だけではありません。コンゴではレイプにあった女性は家族の「恥」とみなされ、外に出ることもできなくなります。最悪の場合には、家族から追い出され、地域の人からも差別を受け、人とのつながりを全て失ってしまいます。
未だ治安の安定しない地域では、度々発生する武装集団による襲撃によって、住民たちは十分な食料を確保することも困難です。援助物資も満足に届かず、村人同士の相互扶助でなんとか生活をしています。
 
家族からも地域の人からも見放された女性たちは、現金を得られる手段がほとんどないこの地域で、経済的に困難な生活を強いられます。彼女たちの困窮は、性的暴行をうけて出産したその子ども達までもに影響し、食糧不足による栄養失調に苦しむことを意味します。
私は誰からも必要とされていない」。
 
長年、紛争被害にあった人々に寄り添ってきたスタッフが、ある女性から聞いた言葉です。今までの生活も、人とのつながりも、人間としての尊厳も。すべてを失った彼女たちは、いわば「無いものづくし」の状態で、テラ・ルネッサンスの支援施設へやってきます。性的暴力の身体的な傷、差別による精神的な傷、そして後の経済的に厳しい生活の連鎖は、心に消えない傷を残すのです。
身体的・精神的な傷を負い、経済的にも脆弱な状態にある、紛争被害を受けた女性たち。彼女たちが困窮状態を抜け出し、自立した生活を営めるよう、テラ・ルネッサンスは2007年より、コンゴで性的暴力を受けた女性や孤児を対象に、自立支援を行ってきました。
 
収入源となる洋裁の訓練では、技術を身につけた女性たちにミシンの供与するとともに、女性たち同士でグループを結成し、小さな洋裁店を開業するビジネス支援を行っています。
 
また、それらは困窮したメンバーの保険金の支払いやビジネスへの投資金として貸し出しができるよう、女性たちが毎月お金を出し合い、共同貯蓄をして相互に支え合う仕組みを作っています。
訓練を経た女性たちの中には、繁忙期に月40〜50ドルの収入を得る人もいます。決して十分な金額ではありませんが、支援以前には0ドルで生活する女性が大半だった状況を考えると、確実に収入源を増やすことができるようになっています。
 
閑散期には店番の人数を減らし農業に力をいれたり、繁忙期にはグループの仲間みんなで一気に服をつくるなど、農作業と洋裁の仕事を組み合わせ、1年を通じて自立して生活できる女性も出てきました。
また、開業した店は、村人が集まる憩い場にもなっています。
 
「商品を買わないお客さんであっても、自分たちのお店に村人たちが集まって、おしゃべりする場になっていることも嬉しい」と話す女性も。洋裁店は、かつて、性的暴力がきっかけで、家族や親戚、そして地域の方から見放されてしまった女性たちが、他者とのつながりを構築しなおす場所としても機能しているのです。
生きていて良かった。私は、誰かに必要とされている人間だと思えるようになりました。」
 
自分のつくった服を身に付けたお客さんから「ありがとう」と言われたときの感想を、元訓練生である女性は、このように話してくれました。 身に付けた技術で安定した収入を得て、自立した生活を営む。そして、自分の仕事で誰かを笑顔にする。誰かの役に立てる喜びは、紛争被害にあった人々の、傷ついた心を回復することにもつながっています。

コンゴの女性が自分の “生” を取り戻すため、自立支援を届けたい
ある訓練生は、こう語ってくれました。
 
「妊娠をして、家にいるしかなかったとき、周囲からは差別をされていた頃、私の人生は本当にひどく、辛いものでした。ですが今、私の人生は変わりました。子どもを育てられるようにもなっています。教わったこの技術は、私にとって本当に意味のあるものでした。
私の夢は、この覚えた技術で仕事をして、人生において明日を生き、子どもに教育を受けさせることです。自分の顔も、表情も変わってきています。サポートしてもらった洋裁の技術で、明日にも自分の家が買えると思うくらい前を向いています。本当にありがとうございます。私たちを差別した人もいましたが、その経験さえも、私を前に進めてくれています。」
 
こんな女性のように、過酷な紛争下で、自分の生を否定しなければならなかったひとりの人生があります。一方で、いま彼女は、手に職をつけて自分の力で、生活を、つながりを、尊厳を、自分の人生に取り戻しつつあるのです。

私たちテラ・ルネッサンスは、アフリカで紛争被害にあった一人ひとりが、自分の生をもう一度肯定できるように、彼女たちの自立を、日本からご支援いただく皆さまと一緒に、支えたいと考えています。
今なお紛争に苦しむのは、コンゴだけではありません。私たちが活動する、ウガンダや、ウガンダ北部に逃れた南スーダン難民など。紛争で家を追われ、家族を失い、体や心に深い傷を負った方が多くいます。

現在、テラ・ルネッサンスは、これらの地域で、紛争の被害を受けた方々が自立するのための活動を続けています。しかしながら、コンゴ、ウガンダ、南スーダン難民をはじめとするアフリカの支援事業(特に以下のプロジェクト)の実現のため、1,500万円の活動資金が不足しています。
事 業
紛争の影響を受けた最脆弱層女性に対するレジリエンス向上プロジェクト/コンゴ
対 象
紛争被害を受けた女性と少女280名(寡婦、避難民、孤児、高齢者、性暴力被害者など)
支 援 果物の加工(ジュース作り)、石鹸作り、洋裁などの技術支援。その後、習得技術を使って安定的に衣食住を満たすだけの収入を得られる状態になるまでを支援
一昨年、同地(カサイ地域)で紛争が勃発し、1000人以上が死亡、100万人以上が避難民となり、現地住民たちは人道的な危機に直面しています。特に紛争の影響を受けた女性の被害は深刻で、性的暴力を受けたり、夫を紛争で亡くすなどして、人間としての最低限の生活が破壊された状況にあります。

同プロジェクトでは、こうした最も脆弱な女性や少女(19%が未成年)を対象としていますが、そのうちの90%以上(260名)は、この紛争により夫や子どもなど家族を亡くしています。また、ほぼ全員が仕事もなく、収入がゼロで、衣食住さえ満たせない状況にあります。それらを鑑み、短期集中型の職業訓練を実施し、こうした女性たちがグループビジネスで最低限の収入を得て、生活を維持できる状態を目指しています。

具体的には、地元でも需要がある石鹸やパイナップルジュースを生産するための技術訓練や製品化のための技術支援を行い、その習得技術を使って、グループ毎に小規模ビジネスを運用する体制を作っていきます。最終的には、紛争や貧困、女性への暴力、政情不安など様々なリスクを抱えながらも、彼女たち自身の力で、困難に適応していく能力(レジリエンス)を高めていきたいと考えています。

※なお、このプロジェクトは、現在、当会が国連開発計画(UNDP)の実施パートナーとして行なっている事業を補完するためのプロジェクトです。


事 業
紛争被害者エンパワーメントプロジェクト/コンゴ
対 象
性暴力の被害にあった女性など、紛争被害者 200名
支 援 自給食糧の生産や、洋裁などを通じた自立支援を届けます

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