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「希望の星」目指す利根輪太郎

2017年02月23日 14時21分44秒 | 未来予測研究会の掲示板
利根輪太郎は初対面の人に「競輪はやりますか?」と常に尋ねている。
だが、大半の人は「やったことはない」と否定的である。
我孫子駅のホームの立ち食いそば屋で隣り合わせたした30代と想われる女性にも聴いてみた。
「あなたは、競輪をやりますか?」唐突に話しかけられ、相手は戸惑いの表情を浮かべ、箸の手が止まった。
当然であろう。
沈黙する相手に「では競馬は?」と聴くと、「彼が好きなので時々ね」と表情がいくらか緩む。
「ちくわ、1本と思ったら、2本なの。1本食べて下さい」と相手は笑顔となった。
「そうですか。喜んでいただきます」と輪太郎は自分の箸でちくわをいただいたのだ。
5年ほど前にも、同じように取手のそば屋で「このエビ、食べてもらえますか」と隣の席のご婦人に声をかけられたことがある。
ご婦人は二人連れで、餅入りの力ソバとミニ天丼を食べていた。
70代と想われたご婦人のテーブルを見て「ずいぶん、食慾のある人だ」と驚いて見ていたが、やはり食べ切れない結果となった。
「住まいは近くですか?」と尋ねた。
「いいえ、龍ヶ崎からです」
「バスで来たのですね」
「いいえ、娘に車で送ってもらいました」
聴けばご婦人は若いころ、取手競輪場で車券を売っていたそうだ。
「お二人で?」
「そうなの」と前の席に座るご婦人が微笑む。
「私は競輪大好き人間ですから、お二人に会ったことがあるでしょうね」
「松戸競輪場と地元の取手競輪場でね、働いていたのよ」
「そうなんですね」輪太郎は二人のご婦人に親しみを感じた。
「私はがんで、もう余命がなくて、昔の友人に会いに来たのよ」と寂しい表情となったのは、輪太郎にエビをくれたご婦人であった。
返す言葉を輪太郎は失った。
「お先に失礼します」と二人が席を立つ。
「お元気で」と言うほかなかった。
輪太郎は2本目の日本酒を飲みながら、スポーツ新聞で競輪の予想を始めた。
後半の3レースで、ご婦人が来ていた黒いセーターの2番を絡ませて車券を買おうと想っていた。
40代の輪太郎は、競輪仲間の「希望の星」になろうとしていた。
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「スポーツパフォーマンスと歯科医学」 医学情報社 発行

2017年02月23日 13時13分46秒 | 医科・歯科・介護
スポーツ歯科プロモーション用冊子(スポーツ選手・スポーツ関係者向け)の第2弾ができました。
東歯大の石上先生、横須賀の杉山先生の編集です。日本歯科医師会の協力を得て、東京オリンピック・パラリンピックを目指す、選手、スポーツ関係者への歯科からのアドバイス、サポートをまとめています。
スポーツ歯科がマウスガードだけではないことがわかります。スポーツ歯科医学研究は、いま日本が世界のトップランナーですので、目からウロコの落ちるようなところがあるかもしれません。
歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の方にも役立つと思います。
紹介ページ http://www.dentaltoday.co.jp/products/detail.php?product_id=74 A5判 24ページ冊子  20冊1組=定価3,000円+税


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科学上の発見は人類の利益のために

2017年02月23日 12時05分13秒 | 社会・文化・政治・経済
核兵器の廃絶や不戦の重要性を内外に訴える

「自分の研究をとおして、人間の苦痛を減らすための何か、世界平和のための何かをずっとやってやっていきたい」
現代化学の父と称されたアメリカの科学者のライナス・ポーリング博士(ノーベル賞・化学・平和賞を受賞)。
「科学上の発見は人類の利益のために用いなければならない」の信念のもと、反核運動のための講演活動を開始。
“人類の脅威”となる核兵器の廃絶や不戦の重要性を内外に訴え、平和への潮流を生み出すために世界的な貢献を果たした。
“核の力よりも、人間精神の力こそ偉大である”との理念を共有し、人類の未来へを展望してきた。
「民衆を苦しめる戦争を防止するのは、私たち一人一人の課題です。ほかのだれの責任でもない。ですから、とりわけ青年に対して、“地上から戦争を追求することを自身の責務とせよ”と呼びかけたいと次世代の人々に期待を寄せた。
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取手・戸頭のカラオケ「エスポアル」

2017年02月23日 11時41分47秒 | 医科・歯科・介護
取手・戸頭のカラオケ「エスポアル」のオーナーの高橋さんは、作曲家・故中山大三郎さんの学生時代の友人であった。
若いころは歌手を目指していたので、抜群の歌唱力であり、来店するお客さんは高橋さんに刺激され、歌が上手い人が多い。
カラオケ大会や歌手を呼んでお客へのサービスにも努めている。
午前11時30分から午後4時30分までの昼のカラオケは1000円で、昼食付き。
ドリンクは無料でお菓子やバナナなども提供している。
ビールは別途料金で500円、日本酒は大きなコップ1杯が400円。
カラオケの点数の一桁にラッキーナンバーが日々設定され、2月22日は2がラッキーナンバーであり、当たると景品がもらえた。
午後5時30分からは、スナックとなる。
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全ての子どもの笑顔輝く世界を築く

2017年02月23日 06時49分55秒 | 社会・文化・政治・経済
全ての大人が当事者の自覚にたち、全ての子どもの笑顔輝く世界を築くことが平和の根本である。
国連の「子ども権利委員会」の委員である大谷美紀子弁護士

児童発達支援、放課後等デイサービス。
自閉症やダウン症など障害の種類はさまざま。
予測できない行動をする子どもたち。
でも「ダメ」や「無理」など、否定的な言葉は絶対に使わないで支援する。
一つ一つの子どもたちの行動には“意味”がある、と捉える。
子どもたちの“心の声”を敏感に感じ、受け止める。

相手を認め、わずかな成長をも褒める。
家でパニック発作を起こす。
そんな保護者の切実な問題にも親身に応じ、看護師を務めた国立療養所の重症心身障害児施設での経験から的確なアドバイスを送る。
澤美智子さん(63)施設「きなせ」鳥取県岩美町
介護士などの資格がある18人のスタッフと、真剣に子どもたちと向き合う日々。
「子どもたちが、かわいくて仕方ない。みんな大切な“家族”なんです」
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一人の人間の内なる変革

2017年02月23日 06時20分14秒 | 社会・文化・政治・経済
「生命」を基準にした時、誰もが一対一で向き合うことができる。
皆がかけがえのない命を持っている。
誰もが幸せになる権利がある。
その前提があってこそ相手を敬うことができる。
喜びも悲しみも真正面から受け止めて、目の前の一人を励ますことができる。

企業の人間化。
つまり人の生命を尊重する企業運営が求められている。
過労死、過労うつなどの深刻な問題は、生命の軽視に他ならない。

働き過ぎは、企業風土の間化に他ならならない。

人は何のために働くのか?
人はなんのために生きるのか?

一人の人間の内なる変革こそ、企業、社会、教育現場、政治、文化の変革の根本、との理念は、非常に重要な視点。
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2月22日(水)のつぶやき

2017年02月23日 02時13分45秒 | 医科・歯科・介護
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