レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

コロナ明けのピントの合わない生活

2020-06-14 00:00:00 | 日記
こんにちは。ここのところ、いくつか芸能界で話題がありましたね。ようやくコロナ以外の話題がバラエティに出てきてくれたのでホッとさせられる一面もあります。ああ、それからアメリカの騒乱ニュース以外ということで。

清野菜名さんと生田斗真さんが結婚したということで、おめでとうございます。私、清野菜名さんという方はまったく知らなかったのですが、つい二三週間くらい前に、オペンホウセのCMを目にして「ああこの可愛い女性は誰だろう?」と思いGoogleして見たのでした。わりとよくあるパターン。

で、清野菜名さんという女優さんだと知ったわけです。その途端にこのハッピーウェディング宣言。まあ、お相手が生田斗真さんということで、私としてはファミリーの延長と考えていますので、Welcomeですね。




清野菜名さん、おめでとう! トーマファミリーへようこそ
Myndin er ur News.yahoo.co.jp


その反面で、残念というかあきれたというか、なんですか?あのアンジャッシュの渡部氏(「さん」とは呼べませんね)の行動は?「不倫」「不倫」って次から次へと話題になりますが、今回のは「不倫」の「域」にも達していないのではないか?とまで感じてしまいます。かつてのトランX氏の域には達しているようですが。

世間の同情が奥様の佐々木希さんに向いているようですが、どうなるんでしょうかね?よそ様のご家庭内のお話しですので、干渉したくはありませんが、少なくともこれが希さんのトラウマにならないことを願います。

ピンチヒッターでラジオの代役で登場した「コジマだよー!」の児嶋さんの話しもYoutubeで聞きましたが、泣いてましたよ、彼。児嶋さんにも同情いたします。まさに青天の霹靂でしょうね、相方としては。

渡部氏は「完全自粛」とか言っているようですが、一体復帰できるものかどうか?あそこまで「ゲス」の振る舞いが公になってしまうと、なんというか「一線を越して行っちゃった」感があります。

さて、気がつくと六月も中旬となっていました。私の周囲には同調してくれる人が いく人かいるのですが、コロナ禍の際のStay home 期間のおかげで季節感が狂ってしまい、なんとなくいまだに四月だか五月だかであるかのような気がしてしまっています。

六月というのは、こちらではもう夏休みの入り口です。それまでに労働シーズン(九月から五月まで)の決算をしておかなくてはなりません。

私も大方のことは終えて、季節感の再アジャストを終えていたはずなのですが、周りの人が「来週から夏休みだから」とか言って職場を出ていくのを見て唖然。「休みって、終わったばっかじゃん... 」

いや、コロナ自粛は夏休みじゃないから。

まだピントが合っていない部分が残っているのでした。夏休み気分になれないだけなら罪がないですが、季節感ズレがもとで先週はミニパニックに陥ってしまいました。

6月15日という期日は、私の仕事では重要な意味を持っています。この日が次年の援助金申請の締め切り日なのです。こちらの国民教会には、毎年活動の援助金を支給する基金があります。

私は難民の人たちや移民の人たちとの集会や活動をメインにしているのですが、この人たちの多くは国民教会のメンバーではないために、活動資金というものが固定された予算枠には入っていない、という現実があります。

きちんと定例の予算が付くように努力をしている最中なのですが、過去五年間はこの援助金に助けてもらってきていますし、今年も続けなくてはなりません。ところが、この援助金の申請をコテッと忘れてしまっていたのです。

先週の火曜日、これもコロナで延期になっていたレイキャビク東地区の教会の牧師会がありました。「退屈だなあ...」と眠い目で座っていた私は、地区長の長老牧師さんの「援助金の申請ももすぐ終わるから」という言葉に目がパチクリ。ギョッ!

それまで、まったく一片の意識も頭の中になかったのです。パニクって翌日は朝七時からオフィスに出頭。大急ぎで資料をかき集めて申請の下書きを作りました。

その後、アイスランド語を同僚の牧師さんにチェックしてもらい、二三の事項を確認した後で、金曜日に無事にオンライン申請を済ませることができました。一安心です。




修繕工事が耐えることのないハットゥルグリムス教会 写真は2008年
Myndin er ur Visir.is


えっ?いくら申請したのか?絶対額はそんなに大きな額ではないのですが、個人が申請する範疇では大きめの額になるくらいです。ちなみに、教会堂の建築や修繕に関係する支出用の基金もあるのですが、こちらの方はケタが違います。

あのランドマークになっているハットゥルグリムス教会。年がら年中修繕をしていますが、そのかかりたるやOMGoogle! の世界です。そこまでの価値があるんかいな?と思ってしまう私でした。

建物は教会堂ではあっても、教会そのものではないですからねー。入れ物よりは「中身」にもお金を注いで欲しいのですが...

今回は内容がないブログなので、ちょっとだけ真面目な注釈を付けておきますと、カトリック教会では「教会」というのは建物を含みますす。オーソドクス教会でも同じだと思います。教会堂そのものが「聖なるもの」なのです。

そういう考えから、例えば警察等も教会内への立ち入りを制限されることもあるのです。

対してプロテスタント教会では、教会とは人々の交わりであって、建物は特に一日中「聖なるもの」になるわけではありません。建物までも「聖なるもの」になるのは、そこで礼拝等の集会が持たれている間だけのことになります。

二年ほど前に実際にあったことですが、オランダのあるプロテスタント教会が、強制送還に直面した難民の家族を教会内に匿うために、二十四時間体制で礼拝を続けたそうです。

プロテスタント教会では、建物と敷地は礼拝行為の間だけ「聖なる場所」として、警察が立ち入ることができないため、二十四時間礼拝を続けて家族の連行を防ごうとしたのでした。結果がどうなったかは、残念ながら私は知りません。




視力の回復を祈ります 松本光平選手



最後になりますが、前回お伝えした失明の危機にあるサッカー選手、松本光平さん。

ネットで治療費支援の活動を展開しましたが、無事に目標額を得ることができ、先週の月曜日に日本の病院で手術を受けたそうです。

視力を回復できる可能性は、ほとんどゼロに近いのだそうですが、結果が明らかになるのはまだ一週間あまり先のことだそうです。それまでずっとうつ伏せでいなければならないそうです。なぜかは良くわからないのですが。

自分がそのような状況になったことがないので、想像の域を出ないのですが、とても苦しく、不安な時期であろうと思います。なんとか、この難しい局面を乗り切っていただきたいと願います。

松本光平さんの支援サイトはこちら。

『 失明の危機 』を乗り越えて競技復帰を目指す - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

Home Page: www.toma.is

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