新年、明けましておめでとうございます。
旧年中はこのマイナーブログを訪ねてくださりありがとうございました。今年も、内容は相変わらずのままではあるでしょうが、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
謹賀新年 今年もよろしくお願いいたします
また、恒例の「往く年来る年」の狭間に漂っています。今のこの時間、日本の皆さんは2021年に突入されていますが、アイスランドの私たちはいまだに2020年の大晦日です。
実際には、これは「一日」に関して、毎日繰り返されていることに過ぎないのですが、年越しで大騒ぎとなるこの一日だけは、特別に意識せざるを得なくなります。
さて2020年はチョースピードで疾走していきました。これは老齢の私の口癖だけではなく、世の多くの方も実感されていることだろうと思います。
アイスランドでも日本と同じく、年末には「世界の十重大ニュース2021」とか「今年の年末重大(十大)ニュース」とかをテレビや新聞が扱います。ついでに「マン・オブ・ザ・イヤー」とかも、一般とスポーツ界で選考されているようです。
アイスランドのスポーツ界についてはほとんど何も知らないのでパス。一般の「年男」は普通の人が推薦したりして選出しているようですね。まあ、テレビ局が選出したり、新聞や雑誌も独自にやっているようなので、すべてではないでしょうが。
VisirというネットニュースのMVP 2020は「ヘルスケア従事者」だと発表されました。言わずもがな、の理由です。ひとりだけではなく、みんながヒーロー、ということですが、最近「レスキューチーム全体」とか、団体受賞が多いような気もしますね。
ところで私も「今年の十重大ニュース」についてはちょっと考えてみました。これは二通りの解釈があって、自分が思う世界の、あるいはアイスランドでの十の重大ニュース、ということと、「自分にとっての」十大ニュース、という両者がありえると思います。
どちらにも共通して第一位はC ちゃんだろうと想像します。もっと言えば、世界のどこでも共通してダントツ第一位がCちゃんでしょう。
こういうことって、私が生きてきたうちではなかったことですね。はっきり言って「火星人襲来」に引的するような地球規模の出来事でした... です。まだまだ終わってないし。
Cちゃんのおかげで、教会の集会はソーシャルディスタンス付きの十人まで
それはとにかく、自分の生活を振り返ってみて、今年の重大ニュースは何だろうか?としばし考えてみました。私にとっての「2020年十大ニュース」など、他の誰にとってもニュース価値がないのはわかりきっていますが、そこがマイナーブログの強みで、平気顔で書いてみたいと思います。
ただし少しフィルターをかけます。「Cxxxxxのおかげでああしたこうした」は、なるべく避けることにします。それを入れちゃったら、それしかなくなっちゃいますから。
あと、極めてプライベートなこともなるべく抜きます。他の皆様には面白味ないことは明らかですから。
実は五月に娘に娘が生まれまして、いわゆる「初孫」なのですが、これはもちろんワタシ的ニュースの第一位です。さらに息子が六月に修士の課程をスェーデンで終えて、一人前のアーキテクトとして帰国しましたので、これが第二位になります。
このふたつはチョー家庭内のことなのでパスすべきですが、「私の十大ニュース」としては省くこともできないので、これは一位、二位と始めから宣言しておきます。m(_ _)m
そして、残る八つの私自身の重大ニュースを振り返ってみました。なんだろうか?プライベート過ぎないプライベート、あるいは仕事関連で。何でしょうか?
それがですねえ、ないのですよ、ニュースが。これといったことが、ほとんど何もない一年でした。Cちゃん関連を除いてしまうと、ということです。いかにCちゃんに支配された一年だったかという気もします。
ですが、ここで引き下がっては「負けた」感しか残りませんので、無理やり「2020年私のポジティブ十大ニュース」を捻り出すこととします。
これはプチニュース級?の一枚 「影」の教会
第十位: 長男が十月にアイスランド帰国した後しばらく拙宅に居候中。
プライベート事項ですが、この居候で私のクッキングスキルが復活したのでランク入りです。自分のためには何も作らないワタシですが、息子のためにはまだまだ腕を振るいます。
第九位: 娘の娘の洗礼式。これは七月でした。これもプライベート事項なのですが、なにしろ今年一年を通して、これが唯一他の邦人の皆さんと集団でお目にかかる機会だったので、第九位です。
第八位: 教会会議への難民政策に関する提言の提出。これは一年がかりの作業でした。まだ終わっていません。賛否は今年(2021年)の春まで持ち越し。他の五人の牧師さん達との共同作業でしたが、私が指揮を取ったので「レア」価値が付き第八位。
第七位: トランプgood bye。ノーコメント。もともと選ばれるべきではなかった奴だ。
第六位: ホーム教会の屋根の修復完了。ここ数年間、教会の屋根からの雨漏りがひどくなり、時に聖壇の後ろ側、すなわち牧師サマが立つところにシャワーが降り注ぎました。
修繕には何百万とかかり、資金繰りが難航したのですが、やっとコxx中の夏に改修に着手。たまに目撃することのできる、アイスランド人作業チームの奇跡の真面目な仕事ぶりでクリスマス前に新しい屋根となりました。地味だけど、これは大きいい。
修繕なり、シャワーが止まった新しい屋根
Myndin er eftir Vigdisi V. Palsdottur
第五位: かなりの数の難民がアイスランドで救済さる。Cちゃんの数少ないプラスの影響で、難民申請者の強制送還がストップ。アイスランドで審査がなされ、結果、送還されるはずだった人たちも相当数がここでの滞在許可を受けました。
私の教会グループの中でもこの思わぬ恩恵を被った人たちがいます。全体での数は把握していませんが、これはかなりポジティブな結果です。
第四位: 動画作りと配信のスタート。以前書いたことがありますが、去年の春以降から教会関係の動画作りを企画していました。いろいろYoutubeで勉強したり、機材を自費で買い揃えたりしていたのですが、やはりいざ始める、というのはハードルが高く逡巡。
それが、Cちゃんのおかげで、周囲のみんな中が動画配信を始めたので、ハードルが下がり、三月末から定期的に動画を配信するようになりました。これもCちゃんのプラス効果でしたね。
以来、途中何回かはお休みしていますが、全体としては週一での配信を続けることができています。教会の動画ですから、ビュー数は全然見込めないのですが、これは必ず後で活きてくると確信しています。この点はまたいずれ詳しく。
第三位: 無事故で車を運転中。さらに、特に病気もなく生活中。
第二位、第一位は先に宣言したように、息子の修士終了と娘の娘の誕生でした。
やれやれ、なんとニュース性のない生活。改めて、そう実感せざるを得ないですね。まあ、今年というか昨年というか、2020年は多くの方がニュース性の少ない生活を強いられたのではないか、とも思います。
ああ、そうか。アメリカや香港では大騒ぎがありましたし、世界のみんなが同じ、というわけでもないですよね。
2021年、難しい状況の中でもそれなりに良い年を! と祈ります
それでも、私自身は、この極めてニュース性の乏しいワタシの十大ニュースを見直してみて、気づかさせられる点はあります。Cちゃん禍の中の一年ではあっても、それでもこんなに良いこともあったんだ、ということです。
「無事故」「健康」など、それだけではニュースにはならないことなのでしょうが、ニュースになるならない以上に価値のあることを忘れてはいけないですね。
Cxxxxx禍の中にあって、すべては「気の持ちよう」などというキレイごとを並べるつもりはありません。これはまさしく「わざわい」ですし、特にご親族をなくされた方、後遺症が残っている方、事業が潰れてしまった方、仕事を失った方、さらには限界までの労働を強いられている方も多くあります。
そういう方々には、心よりお見舞いを申し上げますし、社会もそういう方々をサポートするように動くべきだと考えます。
私が思うのは、それでもそこまでの実際の損害は被っていない人たちであっても、「Cxxxxxさえなければ、ああなっていただろうに」「Cxxxxxがなければ、別の結果があったのに」とか考えてしまうのが普通だろうということです。
で、そういう方向に考えが囚われてしまうと、嘆き、不平不満、喪失感だけが先に立ってしまい、他にたくさん残っている良いものまで見えなくなってしまうのではないかと思うのです。
Cちゃん禍の中にあっても、Cちゃん禍にもかかわらず、私たちの生活には良いものも以前と同じく残っているのではないでしょうか?
経験的に「新年の誓い」は、私にとってはほとんど何の意味も持てないのですが、2021年は「良いものを見出す。そしてそれを離さない」ことを心がけながら過ごしていきたいと思います。
皆さんにとって、新年が良い方向への向かう日々となることを願っております。今年もよろしくお願いいたします。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
Facebook: Toma Toshiki
旧年中はこのマイナーブログを訪ねてくださりありがとうございました。今年も、内容は相変わらずのままではあるでしょうが、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
謹賀新年 今年もよろしくお願いいたします
また、恒例の「往く年来る年」の狭間に漂っています。今のこの時間、日本の皆さんは2021年に突入されていますが、アイスランドの私たちはいまだに2020年の大晦日です。
実際には、これは「一日」に関して、毎日繰り返されていることに過ぎないのですが、年越しで大騒ぎとなるこの一日だけは、特別に意識せざるを得なくなります。
さて2020年はチョースピードで疾走していきました。これは老齢の私の口癖だけではなく、世の多くの方も実感されていることだろうと思います。
アイスランドでも日本と同じく、年末には「世界の十重大ニュース2021」とか「今年の年末重大(十大)ニュース」とかをテレビや新聞が扱います。ついでに「マン・オブ・ザ・イヤー」とかも、一般とスポーツ界で選考されているようです。
アイスランドのスポーツ界についてはほとんど何も知らないのでパス。一般の「年男」は普通の人が推薦したりして選出しているようですね。まあ、テレビ局が選出したり、新聞や雑誌も独自にやっているようなので、すべてではないでしょうが。
VisirというネットニュースのMVP 2020は「ヘルスケア従事者」だと発表されました。言わずもがな、の理由です。ひとりだけではなく、みんながヒーロー、ということですが、最近「レスキューチーム全体」とか、団体受賞が多いような気もしますね。
ところで私も「今年の十重大ニュース」についてはちょっと考えてみました。これは二通りの解釈があって、自分が思う世界の、あるいはアイスランドでの十の重大ニュース、ということと、「自分にとっての」十大ニュース、という両者がありえると思います。
どちらにも共通して第一位はC ちゃんだろうと想像します。もっと言えば、世界のどこでも共通してダントツ第一位がCちゃんでしょう。
こういうことって、私が生きてきたうちではなかったことですね。はっきり言って「火星人襲来」に引的するような地球規模の出来事でした... です。まだまだ終わってないし。
Cちゃんのおかげで、教会の集会はソーシャルディスタンス付きの十人まで
それはとにかく、自分の生活を振り返ってみて、今年の重大ニュースは何だろうか?としばし考えてみました。私にとっての「2020年十大ニュース」など、他の誰にとってもニュース価値がないのはわかりきっていますが、そこがマイナーブログの強みで、平気顔で書いてみたいと思います。
ただし少しフィルターをかけます。「Cxxxxxのおかげでああしたこうした」は、なるべく避けることにします。それを入れちゃったら、それしかなくなっちゃいますから。
あと、極めてプライベートなこともなるべく抜きます。他の皆様には面白味ないことは明らかですから。
実は五月に娘に娘が生まれまして、いわゆる「初孫」なのですが、これはもちろんワタシ的ニュースの第一位です。さらに息子が六月に修士の課程をスェーデンで終えて、一人前のアーキテクトとして帰国しましたので、これが第二位になります。
このふたつはチョー家庭内のことなのでパスすべきですが、「私の十大ニュース」としては省くこともできないので、これは一位、二位と始めから宣言しておきます。m(_ _)m
そして、残る八つの私自身の重大ニュースを振り返ってみました。なんだろうか?プライベート過ぎないプライベート、あるいは仕事関連で。何でしょうか?
それがですねえ、ないのですよ、ニュースが。これといったことが、ほとんど何もない一年でした。Cちゃん関連を除いてしまうと、ということです。いかにCちゃんに支配された一年だったかという気もします。
ですが、ここで引き下がっては「負けた」感しか残りませんので、無理やり「2020年私のポジティブ十大ニュース」を捻り出すこととします。
これはプチニュース級?の一枚 「影」の教会
第十位: 長男が十月にアイスランド帰国した後しばらく拙宅に居候中。
プライベート事項ですが、この居候で私のクッキングスキルが復活したのでランク入りです。自分のためには何も作らないワタシですが、息子のためにはまだまだ腕を振るいます。
第九位: 娘の娘の洗礼式。これは七月でした。これもプライベート事項なのですが、なにしろ今年一年を通して、これが唯一他の邦人の皆さんと集団でお目にかかる機会だったので、第九位です。
第八位: 教会会議への難民政策に関する提言の提出。これは一年がかりの作業でした。まだ終わっていません。賛否は今年(2021年)の春まで持ち越し。他の五人の牧師さん達との共同作業でしたが、私が指揮を取ったので「レア」価値が付き第八位。
第七位: トランプgood bye。ノーコメント。もともと選ばれるべきではなかった奴だ。
第六位: ホーム教会の屋根の修復完了。ここ数年間、教会の屋根からの雨漏りがひどくなり、時に聖壇の後ろ側、すなわち牧師サマが立つところにシャワーが降り注ぎました。
修繕には何百万とかかり、資金繰りが難航したのですが、やっとコxx中の夏に改修に着手。たまに目撃することのできる、アイスランド人作業チームの奇跡の真面目な仕事ぶりでクリスマス前に新しい屋根となりました。地味だけど、これは大きいい。
修繕なり、シャワーが止まった新しい屋根
Myndin er eftir Vigdisi V. Palsdottur
第五位: かなりの数の難民がアイスランドで救済さる。Cちゃんの数少ないプラスの影響で、難民申請者の強制送還がストップ。アイスランドで審査がなされ、結果、送還されるはずだった人たちも相当数がここでの滞在許可を受けました。
私の教会グループの中でもこの思わぬ恩恵を被った人たちがいます。全体での数は把握していませんが、これはかなりポジティブな結果です。
第四位: 動画作りと配信のスタート。以前書いたことがありますが、去年の春以降から教会関係の動画作りを企画していました。いろいろYoutubeで勉強したり、機材を自費で買い揃えたりしていたのですが、やはりいざ始める、というのはハードルが高く逡巡。
それが、Cちゃんのおかげで、周囲のみんな中が動画配信を始めたので、ハードルが下がり、三月末から定期的に動画を配信するようになりました。これもCちゃんのプラス効果でしたね。
以来、途中何回かはお休みしていますが、全体としては週一での配信を続けることができています。教会の動画ですから、ビュー数は全然見込めないのですが、これは必ず後で活きてくると確信しています。この点はまたいずれ詳しく。
第三位: 無事故で車を運転中。さらに、特に病気もなく生活中。
第二位、第一位は先に宣言したように、息子の修士終了と娘の娘の誕生でした。
やれやれ、なんとニュース性のない生活。改めて、そう実感せざるを得ないですね。まあ、今年というか昨年というか、2020年は多くの方がニュース性の少ない生活を強いられたのではないか、とも思います。
ああ、そうか。アメリカや香港では大騒ぎがありましたし、世界のみんなが同じ、というわけでもないですよね。
2021年、難しい状況の中でもそれなりに良い年を! と祈ります
それでも、私自身は、この極めてニュース性の乏しいワタシの十大ニュースを見直してみて、気づかさせられる点はあります。Cちゃん禍の中の一年ではあっても、それでもこんなに良いこともあったんだ、ということです。
「無事故」「健康」など、それだけではニュースにはならないことなのでしょうが、ニュースになるならない以上に価値のあることを忘れてはいけないですね。
Cxxxxx禍の中にあって、すべては「気の持ちよう」などというキレイごとを並べるつもりはありません。これはまさしく「わざわい」ですし、特にご親族をなくされた方、後遺症が残っている方、事業が潰れてしまった方、仕事を失った方、さらには限界までの労働を強いられている方も多くあります。
そういう方々には、心よりお見舞いを申し上げますし、社会もそういう方々をサポートするように動くべきだと考えます。
私が思うのは、それでもそこまでの実際の損害は被っていない人たちであっても、「Cxxxxxさえなければ、ああなっていただろうに」「Cxxxxxがなければ、別の結果があったのに」とか考えてしまうのが普通だろうということです。
で、そういう方向に考えが囚われてしまうと、嘆き、不平不満、喪失感だけが先に立ってしまい、他にたくさん残っている良いものまで見えなくなってしまうのではないかと思うのです。
Cちゃん禍の中にあっても、Cちゃん禍にもかかわらず、私たちの生活には良いものも以前と同じく残っているのではないでしょうか?
経験的に「新年の誓い」は、私にとってはほとんど何の意味も持てないのですが、2021年は「良いものを見出す。そしてそれを離さない」ことを心がけながら過ごしていきたいと思います。
皆さんにとって、新年が良い方向への向かう日々となることを願っております。今年もよろしくお願いいたします。
*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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では、あけましておめでとうございます!^^
私は「ながら族」で、日本の報道バラエティテレビを見ながら簡単な事務をするのですが、確かに毎日同じことを扱っていますね。よく飽きないなあ、と感心ししまったりもします。(*^^*)